無風老人の日記

価値観が多様化し、自分の価値判断を見失った人たちへ
正しい判断や行動をするための「ものの見方・考え方」を身につけよう。

政府マスコミの国民操縦の現状・・・その5

2014年04月30日 | Weblog
あなたは庶民を弾圧し大企業を優遇し儲けさせている今の政府マスコミの喧伝にまだ気が付かないのか!

あなたは輸出大企業が円安の為替差益で儲かった、物価が上がってデフレから脱却できる、株価が上がった、だから景気は良くなり自分たちの生活は良くなる・楽になると今だに思っているのか!

確かに円安の為替差益でトヨタ等自動車産業やIT関連企業や商社等は史上空前の為替差益による純利益を計上している。

だから安倍政権の力で景気は良くなったと政府マスコミは毎日の様に自慢してPRしている。

それによって庶民も好景気を期待している。

だが日本の産業の90%近くを占める中小零細企業や庶民は円安によるガソリン・電気料金等のコストUpで社員の賃金アップどころではない。

庶民は今、給料は上がらないで物価が上がり消費税は上がり、年金受給者の年金は削られ、現役労働者・高齢者の年金負担は増え支給額は削られ、医療費自己負担は増え、と踏んだり蹴ったり状態なのである。

それなのにあなたは「欲しがりません勝つまでは」「ぜいたくは敵だ」と考え、政府マスコミが言うようにもう少し痛みを分けあって我慢すれば景気が良くなったことが実感できる=あなたの生活が楽になる豊かになる、と今でも思って信じているのですか。

今の日本の政治は日刊ゲンダイが何回も書いている通り、「他の欧米諸国の様な民主主義国では大規模なデモが沸き起こり、とっくに国民の反乱が起こっている」状態なのです。

あなたは年に1500万円以上の収入があり、蓄えもあり、円満退職して高額の退職金をもらい奥さんと一緒に年金をもらっているので、消費税が10%になろうが年金が減額されようが(年金などもらわなくとも)老後の生活に何ら支障がないのでしょうが、今の政治の政策に対しもっと庶民目線・国民目線で批判してもらいたいと思います。

ナチス・ドイツ時代の牧師さんの様にならないで下さい。

ナチスは共産主義者・社会主義者を弾圧してきた。

でも私は共産主義者・社会主義者でなかったので何の行動も起こさなかった。

ナチスはユダヤ人を迫害してきた。

でも私はユダヤ人ではなかったので私には関係ないと思っていた。

さらにナチスは学生・報道機関等に弾圧を加えてきたが、私はそれでも行動しなかった。

そして最後にナチスは教会を弾圧してきた。私は牧師なので抵抗し立ち上がったが、その時は遅かった。すべてが遅すぎたのだ。


多分に私の創作がありますが悪しからず。


あなたは今だに「1億総中流階級」の幻想を抱いたままなのでしょうが、次の様な人のことまで考えを張り巡らせて下さい。


①終身雇用制で1つの会社で頑張っていたが、その会社が倒産してしまった。

②自営業を営んでいたが病気で倒れ、その医療費(手術・リハビリ)で国民年金も払えなくなり、頼る親族もいない。
 体が不自由になったため就職口もない。

③私の様に女房がガンに罹り、何とか助からないかと、どんな胡散臭い民間療法も探し出して試してみたため、毎月自分の給料の3倍ほどの金額が出て行き、結果として今の日本の家庭の3分の1以上を占める貯蓄ゼロ家庭の仲間入りをしてしまった例もある。

あなたも「自分は努力した勝ち組だから、他の日本国民(負け組)の事は関係ないや」と思っていたら上の牧師さんのように今にとんでもないことになるよ。

今日は安倍政権が推し進める「集団的自衛権の行使容認」について書こうとして雑談になってしまったが、ショートコメントで行きたい。

今日はここまで、またね。





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