無風老人の日記

価値観が多様化し、自分の価値判断を見失った人たちへ
正しい判断や行動をするための「ものの見方・考え方」を身につけよう。

悪の巨大コンプレックス…マスメディア編1

2009年11月05日 | Weblog
テレビ・ラジオ・新聞をみていると、やはり日本を支配している悪の巨大組織“悪徳ペンタゴン”のなかで現在、一番日本国民に害を及ぼしているのは、その一角である『電』=マスメディアであることを痛感する。

日本を支配してきた既得権益コンチェルン=利権複合体(甘い汁を吸い合う連中)の一角を占めるマスメディアが歪んだ情報を垂れ流している。

そのことを、みんなに(日本国民に)「そうだな。変だな。おかしいな。」と分かってもらいたくて、マスメディアの歪んだ報道振りを、少し、サワリだけ幾つか書いてみる。詳しくはタイトルを別にして書いていく。

■マスメディアは「麻生政権は14.7兆円の補正予算を成立させました。この財源は3.5兆円の特別国債発行等で賄われます」と何の問題も無いかのごとく、つい最近報道していた。
鳩山政権になったら「特別国債」が「赤字国債」という表現に変わり「赤字国債を発行する気だ!」「公約違反だ!」「将来に(子供に)ツケを回すのか!」と野党・自民党の言い分をそのまま報道し民主党政権を責め立てている。
自民党政権が800兆円を超える負債を作り、44兆円もの赤字国債を発行してきたというのに、利権複合体の一角、マスメディアは沈黙を守ってきたのである。

■「財源」も同じ、自民党政権の時には少しも報道しなかった「財源問題」。
これは選挙前、自民党政権が野党民主党批判に使ったものである。それをそのまま引き摺って報道。

■「日米同盟」も全く同様。
選挙前、利権複合体の一角、自民党が民主党の弱いところを責めようと使ったものを、選挙後も♪それが大事♪と新政府の一番重要な政策課題だとして、民主党の対応を批判的に報道。

一週間ほど前、夕刊フジは、普天間基地問題を「民主党 迷走」「オバマ来日中止」と一面に大見出しを付けて販売していた。
私は「ホウッ!」と思って買ってみたら、中止の「止」の最後に小さく「も」が付いていた。

国会では、野党・自民党が「普天間問題での閣僚不一致や結論の先送りで、日米関係にひずみが生じ、オバマ大統領の来日中止も懸念される」と政府(民主党)を追求していたが、日本国の国会議員として、全く日本の事を考えていない発言であり、マスメディアも国民に「民主党・鳩山政権はマズイことをやっているのではないか」と思わせようとしている。これは「三人言いて虎をなす」の類の国民洗脳である。
あなたは民主党がオバマ大統領来日前に「普天間移設」の結論を出さなければ、オバマ大統領の来日中止も有り得る、と思いますか?
あり得ません、と私は断言します。
ただ、あるとしたら、日本のマスメディアと自民党の喧騒のせいです。
本当にマスメディア・自民党のどちらも国賊ものです。

例えば、日本とアメリカで不平等条約が結ばれていたとします。
日本の政権が交代し、新政府はこの不平等条約を何とか、日本に有利な(対等な)条約に改正したいと交渉に臨みました。アメリカはその交渉事に対し、日本の国内情報を聴取・調査して集めます。(営業の常識・交渉事の常識・外交の常識です)
どの程度強気に出ていいものか、日本国民の反感を買って、日本全国民に反米感情をもたれてはマズイからです。
日本国民の圧倒的支持を受けて誕生した新政権ですから、その新政府の要求に対する扱いは少しは慎重になります。ところが、日本のマスメディアや野党が「対等な日米関係を」といっている政府を批判しているのです。今まで通りアメリカに隷従しろ、しないと「日米同盟にひびが入る」と国民は新政府のこの交渉に不安を抱いている、と分かったのです。
NHKのアナウンサーの質問で確信が持てたのです。
「ああ、今度の新政府の要請は、日本国民の総意ではない。国民からかけ離れて、新政権が勝手に要求しているんだ」と日本のマスメディアや野党・自民党の国会質疑で交渉相手(アメリカ)に知らせてしまったのです。
アメリカは「これならいくらでも強く出られる」と思ってしまったのです。
自分に有利な契約を相手国民が熱望してもいないのに、不利な条件に変えるバカはいません。
「前の政府と契約し、もう決まっていることだ。それを早く実行しろ!」と日本の新政府に迫れるのです。

今までの日本政府(自民党政権)は、海外から「外交三流国」とも「外交四流国」とも酷評されてきました。
日本は外交をしてこなかった、アメリカの言う通りに動いていた、のです。
少しは、鳩山政権になって外交が芽生えるか=日本国のアイデンティティが世界に認識してもらえるかも、と思っていた私は、その足を引張り続ける、自民党やマスメディアに「愛国心の無い非国民」と言いたくなる。
(M:この言葉はあまり使いたくないが…)

小出しにしながら、書いていく。今日はここまで、またね。

追伸:妻に先立たれてから、何もする気が起きない。生活の為働いてはいるが、今の会社を良くしよう・会社の為に、とか、休みにどこかへ行こうとか、美味いものを食べに行こうとかいう気にならない。
唯一、テレビや新聞やラジオを見聞きして、憤慨する事、そしてこの日記にそれを書きなぐって鬱憤を発散することが“生きがい”(残り少ない余生の生き方)のようになってしまった。他のことには気力が湧かない。

だらだらと綴っているが、読まれる方、そんな日記ですので、アシカラズ。


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2 コメント

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え…… (アラカド)
2009-11-10 08:45:23
なんか、まだこんな事言っている人がいるのか、といった印象ですが……。

>自民党政権が800兆円を超える負債を作り、44兆円もの赤字国債を発行してきたというのに

誰かの負債は誰かの資産。
簿記をはじめとする貸し借りの世界では当たり前の事ですよね。
では、日本政府の負債は誰の資産でしょうか?
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同感です (sakuradorf)
2009-12-14 00:18:58
記者クラブ制度廃止しようとしたら31新聞中賛成したのはたった1紙で残りの30社は反対したそうです。
この制度は半世紀にも続いたので政権交代によっても何ら変わりえないほど自民党政権と強いきずなで結ばれていたことがつくづくわかります。
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