カクタス・へんてこりーな

奇妙なサボテンにまつわるあれやこれやを、あるいは我が家の周りの自然についてとりとめもなく

南米産シリンドロプンチアの謎

2015-10-30 17:06:26 | 小型うちわ

シリンドロプンチア属 トゥニカータ

Cylindropuntia tunicata KK1504 Churin,1800m Peru

 

 

左ブックマークのブログThe Cactus Trip Diaries の今月28日の記事を見ていて、長年の疑問に答えが出ました。

画像の個体はメサ・ガーデンよりのもので、フィールドナンバーによればペルー産とあります。本来は北米原産の種類なのに、なぜ南米にも分布しているのかが、疑問でした。

記事によれば、チリへは硝酸塩の採掘労働者の食料として、メキシコより1850頭の牛がメキシコより連れてこられ、その体にくっついていたものが野生化したとあります。

このペルー産のトゥニカータも同じような経緯で入ってきたのでしょう。


新着メセン

2015-10-28 17:48:34 | メセン

マルロチステラ属 ウニオンダレンシス

Marlothistella uniondalensis

 

今年の秋播きメセンの中にもあるのですが、ヤフオクで買ってしまいました。

ヘレロア属と同じように、作りこむと塊根が出来てくる。

西ケープ州産。


秋播きメセンのその後

2015-10-24 15:31:26 | 実生

ストエベリア属 ミクロペターラ

Stoeberia micropetala synonym of Stoeberia beetzii

 

昨年、発芽はしたものの、その後の管理が悪くてだめにしてしまい、今年再度実生したもの。

昨年は、どんな姿に育つのか不明でしたが、M. beetziiのシノニムであることが判明。

葡萄のような丸い葉の草メセンでした。

http://www.ispotnature.org/node/599475?nav=search

 


続・温室訪問 7

2015-10-19 21:02:41 | フライレア

フライレア属 士童

Frailea castanea

 

土曜日にお邪魔したサボテン。多肉生産者さんの温室訪問記を続けます。

こちらは、大型のビニールハウス10棟以上で、手広く園芸市場向けに大量生産されています。

訪れた時も、各温室に分かれて出荷作業に大わらわの状態でした。

断りを入れ、勝手に見学させてもらいましたが、広すぎて、すべての温室を見て回るにことはできませんでした。

こちらでは、ご主人の目利きで、これといった種類に的を絞り、大量に栽培されていますが、圧倒的に多肉に重点を置いておられるようでした。

画像の士童は数少ない商品化途中のサボテンの一つです。