フライレア属 士童
Frailea castanea
土曜日にお邪魔したサボテン。多肉生産者さんの温室訪問記を続けます。
こちらは、大型のビニールハウス10棟以上で、手広く園芸市場向けに大量生産されています。
訪れた時も、各温室に分かれて出荷作業に大わらわの状態でした。
断りを入れ、勝手に見学させてもらいましたが、広すぎて、すべての温室を見て回るにことはできませんでした。
こちらでは、ご主人の目利きで、これといった種類に的を絞り、大量に栽培されていますが、圧倒的に多肉に重点を置いておられるようでした。
画像の士童は数少ない商品化途中のサボテンの一つです。
フライレア属 カナウパリ
Frailea canaupari
ひさしぶりにフライレアの登場です。
２０１２年実生組の中の健康優良児。
開花せずに結実しまいがちなフライレアですが、猛暑になって咲きました。
フライレア属 sp. n. HU793a
Frailea sp. n.HU793a :Itaqui, Rio grande do Sul, Brazil
フライレアは３種です。
これはまだ名無しですが、フィールドナンバーは付いています。
産地はブラジル、リオ・グランジ・ド・スウ州のイタキというところです。
フライレア属 クルビスピナ
Frailea pygmaea v. curvispina FS004
ピグマエア変種のクルビスピナ。
フライレア属 アンゲレシアエ
Frailea angelesiae P390
４時過ぎに帰宅すると、しぼんだ花を発見。
アンゲレシアエという種名はどこのデータベースを当たっても見当たりません。
左ブックマーク欄のFrailea-Hidden TreasuresにはF. angelensisと F. angelesiiが載っていますが、このどちらかと見て間違い無さそうです。
フライレア属 ピラレトラ
Frailea cataphracta v. piraretra
これは私の買物ではなく、海道さんから購入を依頼されたもの。
天恵丸の変種です。
ケーレス社の種子からの実生でしょう。
フライレア属 豹の子
Frailea pygmaea
フライレア属は開花しなくても自家受粉してしまいますが、暑くしてやると開花してくれます。
フライレア属 マトアナ ＨＵ 192
Frailes matoana HU 192
ケーレス社の輸入種子実生３年生のマトアナです。
フィールドナンバーによれば、ブラシルのマットグロッソ・ド・スウ州出身。
きくぞうさんへのお返しにしようと思います。
きくぞうさんからの荷物に入っていたのは、昨年実生組のフライレアの子苗が２０種、すべて輸入種子からの実生のようです。殆んど国内には出回っていない種類ばかりでした。
私もフライレアの輸入種子を実生したことがありますが、殆んど発芽しませんでした。
これほど発芽させるには、きくぞうさんは一体何種類の種を播いたのでしょうか。
まだマッチの頭くらいの大きさですので、実生小苗を育てるのが下手な私の元で、どれ位生き延びるでしょうか。
きくぞうさん、どうもありがとうございます。
お返しは、もう少し暖かくなってからになります。
