クラッスラ属 舞乙女
Crassula 'Baby's Necklace'
昨年入手した舞乙女。
いまいち名前が判別できませんでしたが、花が咲いてやっとハイブリッドのベイビーズ・ネックレスであることが判りました。
国内では、舞乙女、数珠星、珠々姫など似通ったものが学名を含めてゴッチャになって流通しています。
画像のものは、花茎が伸びていて、かつ枝分かれしているので、判断の決め手になりました。
クラッスラ属 小夜衣
Crassula tecta
昨日、京都サボテンクラブ主催の日本サボテン大会を見てきました。
昨年と大差ない内容でしたが、西日本最大の大会とあって、それなりの賑わいでした。
セリは、前日に某園で外国人を多数集めて別の集まりがあったので、1時間ほどで終わってしまいました。
品評会は相変わらず、珍しいものというより、古典園芸的には評価される物ばかりでした。
そんな中でも私が興味を持ったものをいくつか紹介します。
小夜衣の群生株、シミ一つもない見事な株ですが、選外。
今夏、雨に当てて腐らせてしまった経験上、これまでに作り上げる技術と情熱は如何ばかりかと推測されます。
クラッスラ属 フラギリス
Crassula expansa ssp. fragilis
昨年、クッラスラに興味を持ち始め、色々集め始めてから約1年が経ちました。
はやり、冬型のものは夏越しが難しく、ずいぶん腐ったり干からびたりしてしまいました。
このフラギリスは夏型でしたので、生き延びています。
クラッスラ属 ナミベンシス
Crassula elegans ssp. namibensis
これはナミビアから北ケープ州にかけて分布する冬型クラッスラですが、下のプベッセンスと同じ雨のかからない軒下に置いて、夏越しをしたものです。
ホッテントッタという名で購入。
クラッスラ属 プベッセンス
Crassula pubescens ssp. pubescens
これは夏季降雨地帯産ですが、夏の水遣り時に、頭から灌水すると葉がばらばらになると聞いていて、軒下の比較的雨のかからないところに置いておき、秋を迎えることが出来ました。
もう一株は、雨ざらしにしてあったので、消えてしまいました。
クラッスラ属 ウォーターメイエリ
Crassula atropurprea var. watermeyeri
夏型でも、油断して雨の当たる日陰に置いておいたら、徒長してこんな無残な姿に那てしまいました。
クラッスラ属 ストレイ
Crassula streyi
南アでも夏季降雨地帯のインド洋沿岸に自生するストレイは、大西洋沿岸のクラッスラとは同じ仲間とは思えないくらいの姿です。
日本のこの季節が好きらしく、活き活きとしています。