オプンチア属 ガラパゴス団扇
Opuntia galapageia
メサ・ガーデンとケーレスから相次いでメールを受け取りました。
メールは両社のカタログからのガラパゴス団扇と溶岩サボテンの種子の購買者全員に送られたとのことです。
内容はガラパゴス由来のサボテンの種子の購買者からボランティアを募るというものです。
ボランティアの趣旨は、最近のエルニーニョ頻発が原因の多雨により立ち腐れするサボテンが目立ち、このままではゾウガメの食糧維持にも懸念があるため、必要な絶対数確保に向け、エクアドル政府が進めているサボテンUターンプロジェクトの賛同者に対して、実生に成功したサボテンの里帰りを促すというものです。
ボランティア参加者には、特典として現在島外への持ち出しが厳重に禁止されているサボテンの種子が譲られます。種子にはフィールドナンバーに匹敵する各島のデータとともにCITESも付けられています。
うちにもnoriaさんから頂いたガラパゴス団扇がありますので、ロンサム・ジョージの餌になる機会を与えてやることにします。
追記
ガラパゴスへの団扇サボテンのに輸出に関して環境庁に問い合わせたら、現在、外務省との協議中であるが、エクアドル政府の強い要望もあることから、特例措置としてCITESの発行も含め簡単に輸出できるようになる見通しとのこと。ただし、島のサボテンに病虫害を持ち込まないよう一定の隔離栽培は必要。それも根のある部分を除外した茎節だけを送ることになるので、比較的短期間で済む模様。
再記
今年の4月バカのウソは如何でしたか。
同じ内容をfacebookのOpuntiads Group にも投稿しましたが、信じてしまった人もいたようでした。
ただし、エルニーニョによるサボテンの立ち腐れのくだりは本当のことです。