フライレア属 士童
Frailea castanea
土曜日にお邪魔したサボテン。多肉生産者さんの温室訪問記を続けます。
こちらは、大型のビニールハウス10棟以上で、手広く園芸市場向けに大量生産されています。
訪れた時も、各温室に分かれて出荷作業に大わらわの状態でした。
断りを入れ、勝手に見学させてもらいましたが、広すぎて、すべての温室を見て回るにことはできませんでした。
こちらでは、ご主人の目利きで、これといった種類に的を絞り、大量に栽培されていますが、圧倒的に多肉に重点を置いておられるようでした。
画像の士童は数少ない商品化途中のサボテンの一つです。
プセウドリトス属 スファエリクム
Pseudolithos sphaericum synonym of Pseudolithos migiurtinus
温室に入って最初に目にしたのが、このガガイモの綿毛。
他にもＶ字型の果実があちこちにあり、既に綿毛を付けているものもいくつか。
これを実生した養生苗が沢山並んでいました。
これが市場に出回ったら、ずいぶん値段が下がるでしょう。
プセウドリトス属 クビフォルミス
Pseudolithos cubiformis
同じプセウドリトスの立方体（cube-form)。
こちらはまだ商品化には至っていない模様。
アドロミスクス属 ハリー
Adromischus marianiae 'Hallii' Avios Mts.
数ある温室の中には、おもに増殖の元手になる植物の温室もある。
その中には、マニアの目を惹くものも置いてあって、まるで探検気分で楽しませてもらえた。
これは、葉挿しが難しいアビオス・マウンテンと呼ばれるハリー。
カランコエ属 雷鳥
Kalanchoe gastonis-bonnieri
花茎の伸びた雷鳥の横には、すでに枯れた株とその不定芽が無数に転がっている。
これは商品化できそうなのだが。
トケイソウ科 アデニア属 グラウカ
Adenia glauca
通路脇のグラウカ。
塊茎の直径は約３０センチ、ほかにも棚下には眉刷毛オモトの地植え開花株がびっしり。
