もう限界

アウストロシリンドロプンチア属　珊瑚樹
Austrocylindropuntia salmiana



Ｏｐｕｎｔｉａ－Ｏの利野塚さんから頂いた珊瑚樹がどんどん成長し、今年は沢山蕾をつけました。
株も大きくなって、もう２．５号鉢では頭でっかちになり、花の後で植え替えをしようと思います。

武蔵野の仲間 6

テフロカクタス属　武蔵野
Tephrocactus articulatus


テフロカクタスには大雑把に６種類ありますが、その中では武蔵野あるいは長刺武蔵野が一番知られている種類でしょう。
今日、紹介する６種はすべて学名にarticulatus が付いているものです。
多分産地ごとの違いが、このようないろいろな名前（学名、和名を問わず）に現れているのだろうと思います。
テフロは茎節が簡単に外れてしまうことと、花がなかなか咲かないこともあり、移入されたもののクローンが広がり、それぞれに名前が付けられたのではないかと推察しています。
改めてフィールドナンバーのあるものと比較してみれば、それぞれの出所が判るのではないかと思いますが、それもなかなか大変そうです。

画像の武蔵野と長刺武蔵野の違いは単に刺の長さの違いのように思われます。

武蔵野の仲間 5

テフロカクタス属　長刺武蔵野
Tephrocactus articulatus f.diadematus



テフロの中では最もポピュラーな種類です。
この個体は比較的、刺がしろいタイプです。

武蔵野仲間 5

テフロカクタス属　昼のミサ
Tephrocactus articulatus f.papyracanthus
 


武蔵野より一節が大きく、刺は広く大きな種類です。
テフロには他にも夜のミサという種類がありますが、ミサという言葉はどこから来たのか謎です。

武蔵野の仲間 4

テフロカクタス属　松笠団扇
Tephrocactus articulatus var. inermis



昔から名前の知られている、刺のないアルティクラトゥスの変種です。
下のアソアタリクニタとは同じように、刺がないのですが、一節の大きさと刺座の様子が違います。

武蔵野の仲間 3

テフロカクタス属　アソアタリクニタ


アソアタリクニタという名前で買ったものですが、アルティクラトゥスの刺無変種だろうと思われる個体です。
どこからこんな名前が出てきたのか不思議です。

武蔵野の仲間 2

テフロカクタス属　アルティクラトゥスＤＪＦ323
Tephrocactus articulatus ＤＪＦ323


Ｓさんから頂いた黒い刺のアルティクラトゥスです。
アルティクラトゥスの和名は武蔵野ですが、国内で昔から知られている武蔵野とは全く異なる風貌の個体です。
ＤＪＦ323というフィールドナンバーの個体群の特徴を表わしています。

武蔵野の仲間

テフロカクタス属　黒太刀
Tephrocactus platyacanthus var. deflexispinus



刀のようなよじれの無い、幾分黒味がかった刺の黒太刀です。
platyacanthusとなっていますが、私個人的にはアルティクラトゥスの変種だろうと思っています。

大蒼角殿の小花

ボウィエア属　大蒼角殿
Bowiea volubilis


梅雨時らしいはっきりしない天気ですが、この玉葱の葉は元気に茂り、気がつかないような小さな花もつけています。

笑いつながり

パキポデューム属　えびす笑い
Pachypodium brevicaule


下の布袋さまに続き、今日は恵比須さまの登場です。
七福神のうち、二福が揃いました。サボテン・多肉には、他に福禄寿とかがあったと思いますが、すべてそろえるのは無理なようです。