カクタス・へんてこりーな

奇妙なサボテンにまつわるあれやこれやを、あるいは我が家の周りの自然についてとりとめもなく

クルミの実

2007-06-20 21:44:34 | あれこれ
家の胡桃(正確にはオニグルミ)が今年も実を付けました。娘たちが子供のころ、一緒に行った市内の公園で実を拾ってきて播いたものが、今では樹高10mくらいになって、毎年3000個くらい収穫できます。野生なので”菓子くるみ”とちがって殻は固く実も小さいですが、味はよくてサラダにふりかけたり、パンやおかしを焼くときに入れたりと重宝していました。ところが植えた場所が当方の敷地ではなく、我が家の隣の排水路の土手だったものですから、排水路整備のため切られてしまうことになりました。これが決まったのは昨年でしたが、夏に毛虫に葉を食べつくされ、9月には丸裸になってしまいました。もうこれで死んでしまうのかと思いましたが、秋にもう一度葉を出しなおしました。しかし上半分は枯れたままでした。そんな訳だろうと思いますが、今年は例年の1割くらいしか実は付いてません。この胡桃の命はあと1年足らずですが、幸い実や芽を出した苗をもらってくださる方がいて、遺伝子は残してやれそうです。

この記事をご覧の方の中にご希望の方がいらっしゃれば、差し上げたいと思います。ただし、大きくして実を食べるには生育条件をご理解ください。胡桃は湿気の多い土壌を好みます。山道を走っていても、川岸に生えているのが多いです。知り合いが乾いたところに移植しましたが、根付きませんでした。

誰か、むらってやっとくれん! (三河弁で”もらってやって下さい”の意)