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ピュイ&キュイの徒然

ポーセリン・ペインティングや美術館・お寺巡り・バードウォッチングのことなどの覚書です

東大寺・桜・さくら・サクラ・・deerちゃん

2011-04-09 08:25:11 | 奈良公園
氷室神社のしだれ桜
公園内で一番早く満開になります・・昨日からの雨で散りそうです・・




お寺のようにも見えますが、実はキリスト教の教会なのです
右奥に見えるのが興福寺の南円堂

ガイドブックに載らないけど、とても奈良らしい風景の一つだと
思います




桜に囲まれる大仏殿




東京国立博物館に貸し出されていた八角灯篭が戻ってきてます
創建当時からこの場所にあるのですが、この50年でかなり劣化が
目立ってきたそうです
私たちの便利な生活の影響なのだと・・・




早々に鹿の子模様の夏毛に着替えてる小鹿ちゃん
小さくてかわいいので観光客囲まれてます

鎖かみかみdeerちゃん
なぜか南大門近くで度々見かけます



自粛ムードでもっと閑散としているかと思いましたが、予想外に
賑わっている奈良でした
個人旅行の外国の方は沢山見かけましたが、団体さんは見かけません
京都も空いているそうですので、今年はゆっくりお花見出来そうですね


アトリエ・ラ・ヴィータ

雪の奈良公園

2011-02-14 11:21:07 | 奈良公園
興福寺・五重塔



春日大社



お水取りが行なわれる、二月堂



毎年2月11日は、京田辺市から「お水取り」に使う竹が送られる「竹送り」の日です
途中までトラックで運ばれ、約4キロの道のりを大八車に乗せたり、担いだりされるそうです。

3月2日には福井県小浜市で「お水送り」の神事が行なわれます
福井県から送られた水は10日掛かって二月堂にある「若狭の井戸」に届くとか。。
「お水取り」は何度か見物した事がありますが、「お水送り」も見てみたいです



こんな日なので興福寺・国宝館は空いているに違いない!と思いましたが
観光バスが続々と来ていて、相変わらず混雑していました。
阿修羅人気のお陰ですね


アトリエ・ラ・ヴィータ

雪の鹿寄せ

2011-02-14 10:45:09 | 奈良公園
建国記念日の朝、目覚めると雪景色。
こんな日に家に居るのはもったいない!!と奈良公園に出掛けました

まずは、3月10日まで行なわれている「鹿寄せ」現物



きっとこんな日は誰も来ないよね、と思っていたのですが続々と観光客が集まり始め・・
鹿達もわかっているのでしょう。集まり始めます。



10時になると、鹿愛護会のお兄さんがナチュラルホルンを吹きます。
曲はベートーヴェンの田園・・・らしいのですが・・・違う様な??



ホルンの音を合図に森の中から鹿が勢い良く駆けてきます
普段、草を食べて、のんびりしてる姿しか見かけないので
「やっぱり野生動物」なんだと実感。



あっという間に、70~80頭が集まって来て
ご褒美のドングリを貰います
お客さんの中にドングリを持参している方も多く、鹿達は大喜び♪
集まって来るのは主に仔鹿を連れた母鹿が多くて、可愛いです。



雪で草が隠れてしまってるので、必死で木の葉を食べてます
奈良公園に通って何十年?も経ちますが・・・・後ろ足で立った鹿を見たのは
初めてです。



この後、春日大社、東大寺、興福寺などを周り雪景色を堪能いたしました
途中、お腹を空かせた鹿の為に、鹿せんべいを何度も買い、その度、鹿に襲われ・・・
散々な目に・・・
どんな風に襲われるかというと・・・
後ろの鹿に服を引っ張られ、バッグの中に顔を突っ込まれ、頭突きされ、足を踏まれ・・
鹿せんべいを隠してないか?と服の中にまで顔を突っ込まれたり・・・
靴も服もドロドロになります・・・鹿が猛獣でなくて良かった・・・
いつもこんな調子なので、汚れても良い服で出かけます。


アトリエ・ラ・ヴィータ

神主さんと一緒にお参り

2010-11-11 14:46:22 | 奈良公園
春日大社で行なわれている「神主さんと一緒にお参り」に参加してきました
集合は、ニノ鳥居に平日1時半です
近鉄奈良駅から奈良公園をひたすら歩いて(約30分)集合場所に到着。
(すでに疲れてます・・・)
お話の上手な神主さんの案内で境内を歩いて行きます
一年に何度も来ている場所ですが、改めて神主さんから説明を受けると
知らない事ばかり。
建物、伝統行事、鹿、植物のこと・・
神主さんならではの説明に参加者一同うなづくばかり・・・
約1時間、あっという間に過ぎてしまいました
(この日の参加者は約60名。毎日大盛況だそうです)

  

ここでは手水も鹿。
春日大社は奈良時代に平城京の守護と国民の繁栄を祈願する為に創建され
藤原氏の氏神を祀っています。

 

苔むした灯籠が厳かな雰囲気を醸し出してます

  

約1200頭の鹿達は「御神鹿」として大切にされてます
今年の春、産まれた仔鹿はまだお母さんのお乳をねだってますね。
・・・すっかり冬毛に変わっている事に気が付きました

   

約1カ月前の写真ですが、まだ夏毛の鹿の子模様が残ってます
私を見て舌をペロ~って出してくれました。
(鹿せんべいを、おねだりですね)



神主さんから鹿の頭数の数え方を伺いました。
これも経験を積むと、それぞれの鹿の違いがわかるようになるそうです
人間が好きな鹿、嫌いな鹿。興福寺が好きな鹿、春日大社が好きな鹿、
東大寺が好きな鹿・・・特徴有るそうなんです!驚きます。

今年は平城京に都が遷都して1300年のお祝いの年。
そのお陰で今まで無かった催しや祭事も多く県民には嬉しい年になりました

この日は正倉院展の最終日。もう一度、琵琶が見たくて、帰りに博物館へ。
最終日の午後は予想通り空いていました。
琵琶の華麗な装飾を堪能できて満足。
また次にお目にかかれるのはいつでしょうか?


アトリエ・ラ・ヴィータ



盆藤展 2010

2010-05-02 00:31:49 | 奈良公園
ゴールデンウィークの初日、奈良公園にある国際奈良学セミナーハウスの 旧世尊院で開催中の
「盆藤展」に行ってきました。
会場の世尊院は興福寺の子院だったそうです。その為、藤の花とはぴったりの場所。

  
入り口には竹と組み合わせた藤の花。良い香りに誘われてミツバチが。


会場に入ると、突然、別世界が広がります

   
お花のシャワーみたい。


圧巻はこの盆藤。金屏風の前に置かれたこの作品はまるで琳派の絵を見ているようです
天井まで届きそうな藤の花。言葉も出ません。(白、薄紫、ピンクと三種類の寄せ植え)

鉢、鉢を置く高卓(たかじょく)、花台と藤との調和、また盆藤を置く部屋との演出・・どれを
見ても主催者のご苦労と想いが伝わってきます

興福寺は藤原氏の氏寺。その藤原氏の象徴は藤の花。藤原氏ゆかりの場所で
夢の様な時間を過ごせて久しぶりに感動しました
また、主宰の方のお話も聞く事ができ、展示してある鉢の倍の鉢を世話されてるそうです
その中で、状態の良い鉢を選んで展示して下さってます(今回は約35鉢の展示)
(5月3日まで開催)


興福寺・南円堂前の八重咲きの藤
阿修羅は相変わらずの人気で入場待ちの列ができています。(約30分待ち)

夢の様な世界を堪能した後は「遣唐使展」へ。
その後は平城京・・・大変、ハードな一日でした。。。

アトリエ・ラ・ヴィータ

鹿とおみくじ

2008-01-13 00:36:40 | 奈良公園
初詣に行った春日大社で、「鹿みくじ」を初めて買ってみました
(おみくじなので「引く」ですネ)
それぞれ、顔の表情が違うんですよ!・・ちなみに「吉」でした


   東大寺大仏殿近くに居た、鹿の親子    

この日、見た鹿の中ではこの仔が一番小さく、人気者でした
母鹿は悠然とエサ(鹿せんべい)を食べています・・・・
仔鹿はひたすらお乳を飲んでる・・・・周囲にはたくさんの人が往来してるのに。
これでも野生で天然記念物なんですよ。
野生動物と人間がうまく共存できてる良い例だと思います
民家の庭の植木や野菜を食べたりもするそうなんですが、何しろ
「神様のお使い鹿(神鹿)」なので誰も何も言えません!!
お腹の大きな雌鹿も居て、春にはかわいい仔鹿が産まれるのですね
その頃にはこの仔鹿はおっぱい卒業かな?

アトリエ・ラ・ヴィータ

平城京 大極殿(だいごくでん)復元事業見学会

2007-11-03 22:36:48 | 奈良公園
2010年、飛鳥藤原京から平城京に遷都されて1300年の記念の年を迎えます。その記念事業の一つ、平城京大極殿正殿(だいごくでんせいでん)を復元する為の工事が行われていて今日はその見学会に行ってきました


大極殿正殿の屋根(建物は高さ27メートル・間口は44メートルあります)

大極殿は、天皇の即位式や元日の朝賀など大切な国家儀式に使われた、一番重要な建物です
(大極の意味は宇宙の中心となる星・・北極星・・のこと)当時はここが日本の中心だったという事ですね。
瓦が途中まで葺かれている現場は、檜の清々しい香りで満たされていてとても心地よい気分でした
現代の技術を駆使しても復元に5年の年月が必要です。
見学会の度、奈良時代にこんな優れた土木技術があったのかと、ただ驚ろくばかりです

この大極殿のすぐ西には広い葦原があり、その年に産まれたツバメの幼鳥がねぐらにしています。
(最盛期には3~4万羽ものツバメ達で賑やかなんです~~毎年観察に来てます!!)
宇宙の中心から越冬地に向かうわけですから、春にはまたここに帰って来るよね!と送り出しています。。。
奈良時代の人達もきっとここでツバメと仲良く暮らしていたのでしょうね・・・当時は電線、無かったのにどこに止まっていたのでしょう?ツバメたち。。。


アトリエ・ラ・ヴィータ(磁器上絵付け教室)はこちらから

公園デビュー

2007-10-02 11:33:12 | 奈良公園
春に産まれた仔鹿は奈良公園内にある鹿苑で育ち、7月頃公園デビューの日を迎えます。写真は国立博物館前の芝生の上で。
カメラを向けると私の方を見てくれました~
雄鹿の角はこの時期はまだ、スェードのような短い産毛が生えていて
触らせてもらうと・・・なんと、暖かいのです!
普通は冬を迎える頃、自然に抜け落ちるのですが、奈良では「鹿の角切り」
が年中行事として、秋に行われます
捕まえられて暴れる鹿、春日大社の神職に方に触られると大人しくなるとか。
こんなに人に慣れていても「神のお使い鹿」なのですね。
・・・そんなわけで私も今日、ブログデビューです・・・