唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

愛されるために、ここにいる

2008年06月08日 | 好きな映画・良かった映画
愛されるために、ここにいる

エスピーオー

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いきなり乾杯のシーンで不器用さが出てて面白かったです。

ダンスを始めてから、彼女との接近の仕方がなんかいいのです。おそるおそる・・でも、抑えきれない感情・・・って感じが。
それで、最初見たときはなんかいやなおじさんだったのが、いつの間にか、かっこよく見えてきて。女の人は、なんというか・・・タイプです。首が細くて長い。あのいやらしいおじさんでなくとも、一緒に踊りたいと思います。

ああ・・・そんなに顔を近づけて踊っていいの?俺もやろうかな?なんて思ったりもしましたが、相手はそんな人だけではないですからね。でも、そういう基本ステップが重なり合って、あれだけ情熱的な踊りになるのですね。あの舞台の技術的な情熱の表現もいいけど、愛し合ってる同士のお互いを求め合う情熱もいいです。

一番泣けたのは、子どもに怒鳴られた後のお父さんの悲しそうな顔です。

愛されたい人にお勧めです。

俺もこんな風に愛されたいし、愛したいです。

不器用・・そう、不器用なんですね。不器用だけど、美しいのです。

婚約者はかわいそうだけどね。自分の不安で、彼女のことをほったらかしにした罰です。そういう性格なんだろうけどなあ・・・彼女も、今頃気づくなよ!という感じもちょっとしますが・・・・

電撃的に瞬間で燃え上がる恋のほうが恐い気がします。こんなはずじゃなかった・・・なんてなったらどうするんだろう・・