休日帰省する長男は、「棘が刺さる」など文句を言いますが…。
今朝、ヘリテージが花を咲かせていました。春ほどには香りませんが、ほのかにさわやかに香ります。
最近朝起きるのが辛い。
もともと低血圧気味ではありますが、それでも辛いという感覚はなくちゃんと起きていました。薬のせいかなあ。
誕生日でもなんでもないが、“HAPPY BIRTHDAY GIRL”(by GLAY)を聞きながら気合を入れて起きる。
夕べ夜のうちの雨が降ったようで、あたりはしっとり濡れていた。水遣りの必要はなかったが、軒下の鉢植えにだけ水をやる。
ふと見ると朝顔が一輪だけ咲いていた。昨日蕾ができていたようには見えなかったのですが・・・。夕暮れ時、茜雲に染まった西の空と対照的な、夜闇が迫った東の空のような紫の花。
たった一輪の開花が妙に嬉しい。
春から育てているトマトも色づいてきた。実はコチラは2番果。
バラはすっかり盛りの季節を終えました。ポツリポツリと二番花を咲かせている株、ようやく一番花を咲かせ始めた株、とさまざまですが、さざめきの季節は過ぎ、賑わいの消えた庭も、6月の雨にしっとりと緑を湿らせて・・・
ムラサキシキブの木陰で、ひっそりとアスチルベが咲き始めました。
去年植えたことをすっかり忘れていたニゲルも、背丈を延ばし、少々風変わりな花姿を表しています。
今日は久しぶりに青い空が広がりました。梅雨の時期とは思えないくらい、どこまでも澄んだ青空でした。
夜になると、月がぼうっと霞んでいたので、このお天気は長くは持たないのかもしれません。
写真は今月咲いた(咲いている)花たちから。
クレマチスの“ロゼア”(写真左)、“プリンセス・ダイアナ”(右上)。ダイアナはそろそろ花が終わりましたので、今日、地面から2節を残し、ばっさり剪定しました。中庭のアーチに絡めていたのですが、アーチが少々寂しくなった感じ。かえってすっきりしたのかな。
右中央はカンパニュラ。
右下は、昨秋バラクラで買ってきたダリア。小ぶりのダリアを連れ帰ったのですが、花が咲いてくれて嬉しい。
梅雨入りしていきなり中休み。今日はとてもよいお天気でした。アーチに絡めたつるバラは、今年は花を咲かせる気配はなく、ひたすら上へ上へと伸びています。その葉たちが作る木漏れ日が、なんとも心地よい。
ルージュ・ピエールの花首を切りました。蕾が開くのにやきもきしましたが、開きだすと花もちがよくて、随分長いこと楽しませてもらいました。他のバラたちのように、花びらを散らせたりはあまりしませんが、そろそろ終わり。たわわなままの花首をいくつもばっさりと。ルージュ・ピエールの「花葬」です。
こちらは最近咲き始めたバラ。
ともに河合伸志さん作出です。河合さんのバラは日本的な趣があって、好きな品種が多いのですが、FLの“涼”は、他のつるバラとの生存競争に敗れ、養生中。昨年植えた“禅”も、今期は花が望めそうにありません。
“伽羅奢”も“伸”も、ともにつるバラ。小花が可愛い品種です。
“伽羅奢”は言うまでもなく、細川忠興の正室ガラシャ夫人からの命名。たおやかな感じの花ですが、意外に耐病性のある品種なんです。
ガラシャ夫人と言うと、悲劇の女性の代名詞のように語られますが、私は決してそうは思いません。確かに命を全うすることなく、絶たざるを得なかったことは、悲劇的なことではあるのですけれど。
そもそも、ガラシャ夫人のように、命を絶たざるを得なかった人々に対して、「悲劇」の一言で片付けてしまうのは、命のともし火の消えるまで生き抜いた彼らに対する冒涜ではないかと思うのです。
最終的に「死」という選択肢を選んだのは彼女自身であり、その決断は見事としか言いようがなく、本当に頭が下がる思いです。おそらく彼女に死という選択肢を結果として選ばせることになってしまった石田三成自身も、頭を垂れて彼女の死を悼んだことでしょう。(三成はそういう男なのです。)
ガラシャ夫人の最期で思い出すのは、『黄金の日々』。何十年も前の大河ドラマですが、島田陽子さんが演じていました。
ガラシャ夫人はキリシタンなので、自害することができません。家臣に、薙刀で自分を刺すよう命じます。ところが家臣は躊躇して、なかなか実行に移せない。ガラシャは鹿の絵の描かれたふすまを隔てて座り、「私ではなく、その鹿を射よ。」と家臣に言い、最期の時を迎えました。
ドラマとはいえ、最期のときを迎えるにあたって、彼女の凛とした態度に、子供心に鳥肌が立つ思いで見ていたのを覚えています。(振り返ると、昔はいい大河をやっていましたね。)
“伽羅奢”から、とんだ脱線になってしまいましたが、どうしても名前の由来の人やものを思わずにはいられません。
さて、タイトルの「たまには歴史の話でも・・・」はガラシャ夫人のことを意図していたのではなく、夕べの「歴史秘話ヒストリア」(NHK)のことを少々・・・。
幕末の尾張藩主徳川義勝のお話でした。彼は、高須藩から尾張藩に「望まれて」やってきて尾張藩主になった人物。幕末の高須藩というと、もしかして・・・と思ったら、やはり容保さんのお兄さんでした。
彼はまた、写真が趣味だったようで、名古屋城や自分の部屋の様子など、いろいろなものを写真に撮って残しています。中でも、砲撃でぼこぼこになった会津若松城の写真は、生涯大切にしていたといいます。敵味方で戦っているとはいえ、実の弟が藩主を務める会津若松城が、見るも無残な姿になってしまっているのを見るのは、本当に耐え難いことだったに違いありません。
義勝の弟には、一橋家に行った茂栄、容保、定敬と、徳川一門に養子に入った者たちがいて、「高須四兄弟」などと称されるようですが、明治になって、兄弟が、銀座で会したのだそうです。そのときに撮った写真も番組の中で紹介されましたが、それぞれの立場で幕末の激動を生きぬかねばならなかった彼らを思うに、なんだかほっとするようなエピソードです。
そして、米沢の上杉博物館に注文していた↓が届きました。
昨年1年間に渡って「天地人博」の一環として展示した文化財をまとめた図録。
かなり見ごたえがあります。
直江さん、やはり好きです^^;
先週の金曜日、遊さんのお宅におじゃましました。
玄関では、真っ盛りのバラたちがお出迎え。
庭植えにしたバラたちも見せていただきました。トレリスに這わせたピエール ドゥ ロンサールが印象的でした。
手作りのシフォンケーキと、可愛いお土産までいただいてしまって、感謝、感謝です。
ありがとうございました♪
我が家のピエールも、先週末あたりから、ぼちぼち咲き始めました。一輪だけでも豪華ですが、今年は去年より花数も微妙に増えて、なんだか嬉しい。
こちらは小花のバラたち。
イエスタデーは、去年可児のバラ園で購入したもの。バレリーナと何かの交配種らしいです。去年見たときは、花色も、随分バレリーナに似ている気がしましたが、バレリーナより紫がかっているように思います。(写真では同じような色になっていますけど)
スイート チャリオットは、ミニバラですが香がとてもいい。右上のキングローズに花形がなんとなく似ている。小さな虫が、盛んに蜜を吸いに来ていました。
ジューンベリーも色づき始めました。今朝、木の近くまで行くと、鳥(スズメより大きかったので、ヒヨドリか何かでしょうか・・・)がばたばたと、慌てたように飛び立っていきました。もしかしてジューンベリーの実を狙っている・・・?
今日6月8日はTERUさんの誕生日。
Happy Birthday!
ゴールデンウィーク期間中は随分暖かくて、このまま暖かくなるものと思いきや、寒さが逆戻り。5月の後半は、すっきりしない肌寒いお天気が続いていました。
6月になって、ようやく日の光が戻ってきました。この暖かさはほんもの、でしょうね。
暖かく、お天気も良いので、外に出るのが気持ちいい。更に、玄関を出ると、バラの芳香が漂って、いつまでも外に出ていたくなるのです。
道行く人が「きれいですね」と、声をかけてくださるのも嬉しい。
さて、ここ2,3日で咲き始めたバラたちです。
“ブルー・フォー・ユー”は、色味が“ラプソディー・イン・ブルー”によく似ています。二つ並べたら、兄弟みたいな色合い。“ブルー・フォー・ユー”の方が、フリフリしていますが。
“サマースノー”は一昨年、ニュードーンといっしょに、遊さんの所からいただいたもの。中庭に植えていますが、よく茂ったにもかかわらず、昨年はとうとう花をつけませんでした。今年、我が家に来て始めて開花しました。ちょっと暗めの中庭ですが、この子のおかげで少し明るくなったようです。
“フェリシア”も中庭のちょうど真ん中に植えています。香がとてもいい。
“レーヌ・ド・ビオレッツ” 去年一番槍を取ったバラですが、今年は他に先を越されました。
“アイスバーグ”は去年まで地植えにしていたのですが、どうも生長が思わしくないので冬に鉢に植え替えました。CLのアイスバーグではないはずですが、ひょろひょろと茎が長く伸びてしまっています。それでも花は清楚で可愛い。
イングリッシュ・ローズの“ヘリテージ”。まだ一番花ですが、かなり背丈が伸びています。花が終わったら、少し丈を短くしてもいいかも・・・。香がとてもいい。
“淡雪” 小花のシュラブ系のバラ。一重咲きなので、他のバラから見たら見劣りがするかもしれませんが、凛とした、他のバラにはない趣があります。
バラ以外の花たちも、新たに開花しています。
スイートピーのマツカナ、ラシラスは、昨秋、トリステスの球根といっしょに遊さんから種をいただいてまいておいたもの。シックでちょっと不思議な色合いの花。
スイートピーの和名は「麝香連理草(じゃこうれんりそう)」というのだそう。「連理」というのは「長恨歌」に出てくる「地に在りては 願わくば 連理の枝と為(な)らんことを」の「連理」ですね。夫婦仲のよいことを、二つの枝がくっついていっしょになっている枝にたとえていった言葉です。スイートピーの花弁、ぴったりと寄り添うようについているからなのでしょう。そして香がいいから「麝香」。「スイートピー」というと、お洒落で可愛い印象ですが、和名でいうと、なんとも風雅な花に思えてくるから不思議です。
鉢植えの昼咲き月見草も咲き始めました。
今年どのバラよりも早く蕾をつけていたルージュ・ピエール・ド・ロンサール(レッド・エデン)。多分この子が一番に咲くのだろうな、と思っていたところ、なかなか蕾が開かない。鉢植えにしているのですが、蕾は結構持っていて、濃く色づいていたにもかかわらず。
今朝、ようやくそのうちの1,2輪が蕾をほころばせ始めていました。じらすだけじらして、という感じです。
この、ルージュ・ピエール・ド・ロンサール、うちでの呼び名は「赤ピエール」。もっともピエール・ド・ロンサールの枝代わりとかではなく、まったく別品種だということです。
今日は雨降り。その雨の中、けなげにも咲き始めたバラたち。
メアリーちゃん、ジュリエちゃん、ラプちゃんです。
小止みになった折を見計らって、写真撮影。
ラプちゃんは雨に打たれて花首が枝垂れていました。せっかくの麗しきかんばせ、支柱を立てて支えてあげました。
ここ数日の暖かさに誘われるように、我が家のバラたちも、開花を始めました。
今年、一番槍を取ったのは、“カプチーノ”↓
一昨日(金曜日)に開花しました。
花が開くにつれて、花弁が反ったようになってくるので、あまり可愛くないのですが、咲き始めはしっとりとしています。これ以上開かないで~、と言いたくなります。(でも、今朝見たら、すでに反り始めていたので、早々に剪定してしまいました。)
今日、開花したバラたち。
“マーガレットメリル”、“つるブルームーン”、それに“てまり”。
メリルは昨年の誕生日に夫がプレゼントしてくれたもの。最初、中庭の真ん中に植えていたのですが、今は鉢に植えています。写真では淡いアプリコットカラーに見えますが、実際には上品なアイボリー。
ブルームーンはアーチの上にぽん、ぽんと花をいただいています。
てまりは昨秋、購入したもの。
小山内健さんがプロデュースした、フローリスト&ガーデナーズ ローズ。フローリスト&ガーデナーズ ローズ(FGローズ)というのは、切花でも庭植えでも楽しめるバラだそう。
なんとも愛らしいピンクの花を咲かせました。
そしてこちら・・・
“新座者”のじろーです。
正式名は“バロン ジロー ドゥ ラン”という名のオールドローズ。
「(フランスの)アン地方のジロー男爵」という意味だそうで、フランスの七月王政下で閣僚として活躍した人物の名にちなんでいるのだそうです。(七月革命ってなんだっけ・・・?としばしネット検索をしてみたりもする・・・。)日本で言う岩倉具視的な・・・?(ちがうか・・)
白の覆輪がちょっと個性的。
深みのある赤紫の色味が好みで、ずっと気になっていたバラ。
このバラを植える前、“香澄”を植えていたのですが、最近元気がなく、養生のため鉢に植え替えました。で、ぽっかり空いた跡地に何を植えようかと、先日Y園芸に行って購入。すっかり大人のつるバラで、夫が壁面に誘引してくれました。
実際には、この子が最初に我が家で咲いたバラ。ですが、買った時にすでに蕾をたくさん持っていたので、「一番槍」の数には入れません。
実名は「ジロー男爵」ですが、私的には「JIRO」です^^;
夫はこの週末、会社の旅行で家人は帰って来られず、初々しいこの子達の姿が見られなくて、ひどく残念がっています。写メを送って開花情報を知らせてますが、こればかりは毎日見ている者の役得でしょう。