影響力

初の震災関連倒産＝福岡のイベント会社(時事通信) - goo ニュース

最初に記事の輪郭に触れたのはツイッターででしたが、しっかりと記事を見てびっくり。イベンターさんではないですか。
切ない、と思ったと同時に、怖くなりました。
やっぱり、地震による直接の影響はなくとも、こうやってまわりまわって、じわじわと影響が出てくるんだな・・・


地震発生からもうすぐ２週間。
節電もイベント自粛も、それ自体は悪いことではないとは思います。
でも。
やっぱり、何でもかんでも自粛モードに入るのはどうなんだろう…って思ってしまいます。

ライブ一つとっても、アーティストをはじめ、イベンター、会場、ライブ制作サイド等々、詳しくは知らないけれど関わる人はたくさんいて。
ライブもイベントも、延期するにしても中止するにしても予定通り行うにしても、それはもう、ものすごいエネルギーで決めていると思うんですよね。
だから、それぞれの決定にどうこう言えることでもないってわかってはいるけれど…
少なくとも、「節電が必要だから」「こういう情勢だから」って、ライブとか娯楽施設とかを槍玉に挙げて欲しくないなー、とは思う。
その人たちはそれを仕事として生きているんだから。

改めて。
“普通”の生活を送れる人は、罪悪感や後ろめたさを持たずに、きちんと日常生活を営むことも大事なことだと思います。

舞田ひとみ14歳、放課後ときどき探偵

●舞田ひとみ14歳、放課後ときどき探偵●　　歌野晶午
光文社　　２０１０．１０

ゲームとダンスが大好きで、勉強と父親は嫌いな生意気盛りの中学二年生・舞田ひとみ。
ひとみが小学校時代の同級生・高梨愛美璃と再会したのは、愛美璃が友人たちと、募金詐欺を繰り返す胡散臭い女を尾行していた時だった。
数日後、女は死体で発見されて…
「舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵」に続くシリーズ第２弾。全部で６つの連作短編集。


本作の視点は、ひとみの小学校時代の同級生で、私立女子中学校の森海学園に通う高梨愛美璃（エミリー）。
時代がかったお嬢様のようにしゃべる織本凪沙と、髪が長く見た目は男っぽくないのに自分を「オレ」と言う萩原夏鈴と３人で居るところに、探偵としてゲスト登場する形のひとみ。
カバー裏の“著者のことば”で「キャラクターの変化を描いてみたい」との思いでたちあげたシリーズらしいですが、前作からのひとみの変化もさることながら、この本の中でもエミリーの変化が見られます。
次は17歳のひとみに会えるようですが、どんな風になっているのでしょうね。

ツイッター

１週間ぐらい前からツイッターを覗き始めました。きっかけは杉本善徳さん。
アメブロ更新率がちょっと下がって（今現在は）ツイッターがメインになっているということで、それなら、と。
ツイッターは、仕組みがよくわからないので（もはやついていけない・苦笑）自分がすることはないし、そこまで追いきれないよーと思っていたから、好きなアーティストの方々が始められても完全スルーしていました。
でも、善徳さんが今そこがメインなら、善徳さんの言葉は追っていたいので。

いま覗かせてもらっているのは、善徳さんと、よくブログを覗かせてもらっている方。
最初は“好きな人がフォローやリツイートする人”に興味があって、そこからあっちこっち飛んで見させていただいていたんだけど…キリがないですねぇ（苦笑）
一応キリト氏（Ａｎｇｅｌｏ）と竜太朗さん（Ｐｌａｓｔｉｃ Ｔｒｅｅ）のも探し当てたけど…まめに覗くかはわからないなーというカンジですかねー。

善徳さんライブ

本日は杉本善徳＠上野でしたが、17日に３月中の公演延期が発表されたので、すぐさま宿泊施設と飛行機をキャンセルし、今は家におります。
ＪＡＬはこの地震の影響で、羽田空港をはじめ、成田・青森・三沢・秋田・山形・仙台・花巻・新潟・松本空港の国内発着便に関して、手数料なしで払い戻しをしています。（対象期間等、詳しくはＪＡＬサイトでご確認ください）

善徳さんのライブ延期が発表される前、ツイッターで、公演がどうなるのかに触れた方がおられて。
「わがままですが、地方から行く身としては（延期かどうか）早くわかった方がありがたい」というような発言に、善徳さんは「ワガママじゃない。ファンとして当然の権利と思う」って返してくださったんですね。
とても嬉しかったです。
それどころじゃないって方が大勢いて、おそらく関係各者と連絡を取り合って協議している最中、こういうことを改めて聞くのが憚れる雰囲気ってあったと思うんです。
でも、ワガママじゃない、当然の権利ってきっぱり言ってくれたこと。
あぁやっぱり善徳さん好きだなー、としみじみいたしました。
ライブはいつが振替になるか今のところ未定ですが、中止になることなく、ちゃんと会えるといいな。

原子力発電所

連日、福島第１原発のニュースを目にしますが、地元にも島根原発があります。
家は20km圏内。今回の福島原発事故で言えば、退避指示の範囲。
20kmって言ったら住んでいる松江市がほぼ入り、屋内退避対象の30kmまで拡大すると鳥取県境港市はすっぽりおさまり、出雲市や鳥取県米子市の一部もかかり、出雲空港や米子空港も含まれてしまいます。
「いざ退避」となったら、どこにどうやって避難するんだろう…
それ以前に…という言葉が適切かどうかはわかりませんが、島根県庁も松江市役所も10km圏内にあるんですよね。
島根原発の事故訓練もしているはずですが、ここまで広範囲の想定はされているのかどうか…
今回のような事故が起こったら、県や市は、どこで災害本部をたてるんだろう・・・

こういう事故が起こると、原発の是非が問われるとは思うんですが、自分自身は勉強不足なので、そこにはあえて触れません。
島根原発の定年間近の技術者の方が福島へ応援に行った、と新聞記事で読みました。
福島で現場で作業にあたっている方々や屋内退避されている方々のご無事と、風評被害にさらされないことを、心から祈っております。
そして、他の原発各所は、今回の事故を教訓に、更なる安全対策に乗り出していただきたいものです。