Prototype

音楽・小説・その他、思いついたことをだらだらと綴る
アールグレイの気まぐれ日記

新譜

2006-02-22 | 音楽
SOPHIAの今日発売のシングル。今回も全く視聴しないでCD買って初聴き。
『エンドロール』はそのタイトルから勝手にミディアムバラードをイメージしていたので
流れてきたアップテンポの曲に少し戸惑ったものの
イントロのサックスやサビのメロにすぐぐっときた。
あぁこの曲は好きだ。
11年目でまた新たな景色を見せてくれるんだろうなぁと期待できる曲だ。

『brother&sister』は疾走感が気持ちいい。
と思ったらタイムが3分18秒だ。納得。
でもいま一つピンと来ないんだよなぁ…
インストで聴いたら各パートのからみ具合がよりはっきりと分かって面白かったので
(ボーカルが悪いと言っているわけではない)
ライブで聴いたらまた印象も変わるかもしれないな。
来月はアルバムも発売されるし、5月のライブがますます楽しみだ。
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旅は、お話

2006-02-21 | 
●まひるの月を追いかけて● 恩田陸
文藝春秋  2003.9

恋人の研吾と連絡が取れなくなったと言ってきた、たった二回しか会ったことのない女と
研吾を探すために奈良へ行く。
彼が辿る予定だったコースを追ううちに明らかになっていく事実…


二転三転する話や謎も読んでいてドキドキするが
それよりも旅のコースとなっている奈良の空気感がとても良くて
今すぐにでも旅に出たくなる物語。
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オリンピック

2006-02-20 | 日記
リアルタイムで見て寝不足になっている知り合いもいるが
私は夏季も冬季もほとんど見ない。
その結果すらどうでもいいというか…あまり関心が持てない。
そんな自分が今回思わず見てしまう競技がある。
それがカーリング。
夜中見る番組がなくなってたまたま変えたチャンネルでやっていたというだけで
放送予定をチェックしてまでは見ていないのだけれど。
細かい戦略はいろいろあると思うが
ルールが簡単でわかりやすいのでなんとなく見てしまうんだな。

それにしても日本は未だにメダルがないんだってね。
あまり関心がない自分なのでメダルが何個取れたかはどうでもいいのだが
新聞の記事でもテレビのコメンテーターや街頭インタビューの一般人も
メダルがなくて残念、頑張れ、と口々に言っている。

ちょっと待て!
みんな頑張ってるっつーの!

私は「日本のため」にオリンピックに出ている訳じゃないと思っている。
選手はもしかしたら「日本のため」を意識しているかもしれないが
やっぱり「自分自身のため」にメダルを目指しているんじゃないのかなぁ。
日本のためにメダルを目指せというのなら
もっと国が援助をすべきだ。
いや、詳しいことは知らないよ。
お金もそれなりに出ているかもしれない。
北海道のある町ではスキーのジャンプ台を町営で設置しているという。
苦しい財政ながらも若手育成のためにやっている。
でも企業は業績悪化のためどんどん切り捨てて廃部にしている。
遠征や合宿は自己負担だったり、夏季の練習場がなかったり。
そんなんで4年に一度無責任に日本のために頑張れなんて言っていいのか!?
それを言うならもっと国が投資をすべきでしょう。
冬季だけに限らず全てのスポーツにあてはまることだけど。

…ということがどうしても頭をよぎってしまうので
なんとなくオリンピックに関心が持てないのかもしれない。

…なんてごたくを並べたが
純粋にスポーツとして楽しく見れないところをみると
単にスポーツ観戦に興味が持てないだけか(苦笑)
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お金が一気に

2006-02-18 | 日記
今日はいくつかの振込に行ってきた。
WaiveのラストライブDVD(FC限定販売のもの)
Plastic TreeのFC更新
SOPHIAのライブ
その他通販支払い…
2万5千円近くがあっという間に飛んで行ってしまった。とほほだよ。


SOPHIAのライブは結局広島公演を申し込み。
もはやこれはおなじみの悩みになりつつあるのだが
仕事を休まなければならない平日の広島公演と
交通費はかかるけど日曜の大阪公演、どちらに行こうかと少し迷う。
SOPHIAのFCはもう随分前にやめてしまったし
夢番地がイベンターでない大阪のチケット確保は出来ないかもしれない…
広島なら確実にチケットが取れる、ということで広島を申し込むことにした。
あとはその日、仕事が無事に休めるといいのだけれど…

しかし、今回のツアーはやっぱりいま出ている所だけなんだろうか。
前回の10周年記念ツアーで空席がある会場があったことを踏まえて
ツアー日程を全部一度に公表しないのかなぁ…とも思ったけど
(その方がチケットが売れるような気がしたので)
わりとポイントを押さえたちりばめ方をしているし、やっぱりこれまでなのかな。
山陰にも来てくれよーとも思ったけど
前回の空席の多さを思い出したらあまり強くは言えないかなぁ…なんて。
でも待ってますから。鳥取でもいいので山陰にいつかまた。
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俺たちの役割

2006-02-17 | 
●隠蔽捜査● 今野敏
新潮社  2005.9

警察庁に勤めるエリート官僚の竜崎。
暴力団員殺人事件とさいたま市で起こった殺人事件に共通するのは、過去のある事件の加害者だった。
犯人は過去の事件の関係者か? 
同期の警視庁刑事部長の伊丹が指揮を取って捜査が進むなか、
竜崎は息子がヘロインを使用している現場に遭遇してしまう…


家庭は妻に任せて国のことばかりを考えている
典型的なエリート官僚の竜崎の思考についていけず嫌気すら感じたが、
だんだん真っ当な人に見えてきたから不思議だ。
キャリアとかエリートとか、意識一つで良くも悪くもなりえるということか。
キャリア同士はライバルなのかもしれないけれど、そんなことは二の次にして
横のつながりを密にすればもっといい方に変わっていくかもしれない。
それは国のトップレベルの省庁でも末端の役所や小さな会社でも同じだと思うが。
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