泣いた
2005-07-15 | 本
●亡国のイージス● 福井晴敏
講談社 1999.8
海上自衛隊のイージス艦「いそかぜ」が占拠された。
北朝鮮の工作員は、わずかな量で東京を壊滅させる特殊兵器「GUSOH」を
弾頭に装備したミサイルの照準を東京首都圏内に設定、
要求が拒絶されればミサイルを発射させるという。
先任伍長の仙石は「いそかぜ」を取り戻すべく一度は離れた艦へと引き返す。
特殊兵器の「解毒剤」をもって艦を撃沈させるタイムリミットは刻々と迫り…
ネタバレになるかもしれないのであまり詳しいあらすじが書けないのだが…
一種のテロ・戦争モノで、人がバタバタと死んでいくんだけど、
そんな中でも、傷つき迷い悩み後悔し…それでも前を向いている登場人物に
じんわりとした温もりを感じる。
終盤の宮津と如月のやりとりや、
宮津の朦朧とした意識が見せる息子の言葉に号泣してしまった。
読み始めてからもうすぐ映画が公開されることを知りキャストを見たが…
うーん。宮津の寺尾聰あたりはイメージ通りだったがあとは全く違ったな。
まぁ小説と映画は別物だけど
これで映画を見て、今度はそのキャストのイメージでもう一度読みたいかも。
映画館ってあまり好きじゃないけどこれはぜひ見たい。
講談社 1999.8
海上自衛隊のイージス艦「いそかぜ」が占拠された。
北朝鮮の工作員は、わずかな量で東京を壊滅させる特殊兵器「GUSOH」を
弾頭に装備したミサイルの照準を東京首都圏内に設定、
要求が拒絶されればミサイルを発射させるという。
先任伍長の仙石は「いそかぜ」を取り戻すべく一度は離れた艦へと引き返す。
特殊兵器の「解毒剤」をもって艦を撃沈させるタイムリミットは刻々と迫り…
ネタバレになるかもしれないのであまり詳しいあらすじが書けないのだが…
一種のテロ・戦争モノで、人がバタバタと死んでいくんだけど、
そんな中でも、傷つき迷い悩み後悔し…それでも前を向いている登場人物に
じんわりとした温もりを感じる。
終盤の宮津と如月のやりとりや、
宮津の朦朧とした意識が見せる息子の言葉に号泣してしまった。
読み始めてからもうすぐ映画が公開されることを知りキャストを見たが…
うーん。宮津の寺尾聰あたりはイメージ通りだったがあとは全く違ったな。
まぁ小説と映画は別物だけど
これで映画を見て、今度はそのキャストのイメージでもう一度読みたいかも。
映画館ってあまり好きじゃないけどこれはぜひ見たい。