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音楽・小説・その他、思いついたことをだらだらと綴る
アールグレイの気まぐれ日記

だんだん!

2007-06-27 | ライブ
L’Arc~en~Ciel
Are you ready? 2007 またハートに火をつけろ!
6月27日 島根県民会館大ホール


ラルクさんたちが島根に来るのは初めてです。
わが身を振り返ってみても、地元でありながらこのホールでのライブ参戦は実に2年ぶり。
ライブ以外では何度か来ているとはいえ、久々のホーム(?)が初参戦のライブということでドキドキ、少し緊張気味です。
仕事の都合で、会場に着いたのは開演時間の18:30ギリギリ。
開演に先立つアナウンスから聴きたかったのだけど間に合わず、2階7列目の自分の席について携帯電話の電源を落とす時がまさに開演時間。
腕時計をしてなかったから正確にはわからないけれど、5分ぐらい押してスタート。

今回は、あらかじめいろいろと検索してセットリストを調べて挑みました。
何も知らず、初めて聴いた感動やその時に感じたことを大事にしたい気持ちもあったのですが
もしかしたら最初で最後のラルクのライブになるかもしれないので、より楽しみたいなぁと、わかる曲は耳馴染みしておきたいと思ったからです。
でも半分近くが音源化されてないということで、ある意味、初聴の楽しみもあるわけですが。
ともあれ、セットリストは順番的に行けばあっちで来るんだろうなと、なんとなくの流れも把握してのライブです。

ということで、以下は初ラルクの感想と、なんとなくのMCです。ネタバレあり。
MCは本当におぼろげにしかわからないので、間違っていても怒らないで頂きたい…
ステージセットやセットリストは、他の方のレポをご参照ください。
では。

映像があって、幕の振り落としから『SEVENTH HEAVEN』。
この曲は、最初テレビで聴いた時はピンと来なかったけど、聴けば聴くほどハマっていった曲で、オープニングにぴったりだと思います。
続く『Killing Me』も出だしのユッキーのドラムからぐっときて、テンションあがります。
この曲だったか、hydeさん、コーラスのためにマイク前にいるteっちゃんの側に行ってマイク向けてました。
あと、ギターソロでソファーに寝そべるhydeさん。足を組んで、組みかえる姿がまた素敵です。

で、最初のMCが入るまでのオープニングの3曲で思ったことが、今回のライブの感想の9割を占めるかもしれません。
それは以下の二つ。
 ・ステージセットや照明、すげー!!
 ・hydeさん、めっちゃかわいいー!!!
もう、この照明は凄すぎる。こんなのをホールでやっちゃうってのがまたスゴイやねー。
そりゃ、チケット代も高くなるわ(苦笑)
…というのを頭の片隅で思いながら、目はもうhydeさんに釘付けですよ。
リズムの取り方がステップ踏むのがもう、いちいちカワイイです。
いい大人つかまえて「カワイイ」って言うのもどうかと思うけど、その表現が一番しっくりハマるから仕方がない。
テレビとかの勝手な印象だと、右手にマイク持って、左手は空のマイクスタンドに手をかけて歌うイメージが強かったので、マイクスタンド使わないんだぁというのがちょっと意外でした。

hydeMC
「島根ー!〔客:きゃー〕 はじめまして、L’Arc~en~Cielです〔客:きゃー〕 …はじめまして。ラルクアンシエルです」←なぜ2回言う?(笑)
「島根…島の根…根っこ生えてるの?」←そんなにノリが悪かった?って咄嗟に思ったけど、そんな意味ではないよね?
「だんだん(方言で“ありがとう”の意)〔客:だんだん!〕 発音違うの? だんだん? あぁ、だんだんね。これってみんなも使うの? 東京じゃ通じないよ。知ってるか」←“だんだん”なんて、今や高齢者ぐらいしか使わないんじゃないだろうか。

続く3曲は、新曲。
どの曲だったか…緑のレーザーがセンターに下りて、鳥かごの中にいるかのように、レーザーで取り囲まれるhydeさん。円状に広がっていくのがすごく綺麗で、この演出に鳥肌立ちました。
あと、雪の曲で、ステージ後ろの幕がちょっと開いて、映像が映るのを見て、あぁやっぱり…
映像、半分以上見えねぇ!?
ステージ奥に映像が出るので、2階席からだとたぶん半分見えてないんですよね。下手よりの席だったから、スピーカーで左端の方も見えなかったし。
CMでも、当然のように字幕が見えなかったので、構造上仕方ないとわかってはいても、やっぱりがっかりですよ。

余談ですが、この大ホールは、ピンスポットの照明部屋が2階席のすぐ後ろにあるので、センター付近の後ろから3列ぐらいは客を入れずにシートをかけてました(その席で客が立つとピンスポにかぶってしまうので、最初から入れないという対応でしょう)
これもホールを作る時に何とかならなかったものかと、いつも思います(設計上、どうしようもないことだったんだろうけど)

『Caress of Venus』に続いた2曲はすごく好きなカンジの曲です。
音源でしっかり聴きたい。

kenMC
「○○やってる?〔客:??〕 通販。〔客:あぁー〕 やってる?」←最初“ツアー”って聞こえたので、何のことやら、ぽかーんとしてしまいましたよ(苦笑)
「ビリーやってる人?〔客:ハーイと手を挙げて返事する人がちらほら〕 俺もやってる(腕をぐるぐる回したり上手袖に向かってキックしたり)部屋のいろんなものに当たって困る。どんだけ広い部屋でせんといけんのかってね」
「でも、ビリーはよくよそ見する。『ハイやって』言うからやってるのに、シェリーの方見てなんかしてる間にこっちは4セット(?)とか終わって、まだするの?みたいな」
「アレで痩せた人?〔客:何人か返事〕 知り合いは逆に太ったって。105kg(?)の人がやったんだけど筋肉ついて逆に体重増えたって言ってた」
「宍道湖が(会場の)そばにあるでしょ? シジミを取っていってください」
やっぱり島根はネタがないんだな、話題のダイエットエクササイズの話を延々として、取ってつけたように地元ネタがちょこんと入って曲フリしてました(苦笑)

『REVELATION』はCDで聴いた時から好きで自分勝手にノっていたのが、ライブでどんなノリになるんだろうかと楽しみにしていましたが、ライブで聴いても…というか、ライブだともっと楽しいです。この曲ホントに好きー。

P’UNK~EN~CIEL
teっちゃんはバナナ型(?)水鉄砲を持って登場。
『HONEY』ユッキーのカウント前で水を飲みにいく(?)teっちゃん。
3回目の時はブレイクしてすぐに下手のユッキーに向かってぺたんと正座してて、かわいかったです。
カウントもらった後、入れなかったみたいで上手のhydeさんを見て笑って。ちょっと間があって「運命が~」と入ってました。
ここの2曲で、ユッキーとhydeさんが、ベースやギター弾きながら頭振ってるのを見て
あぁやっぱりこういうノリ好きだなーと思いました。『HONEY』のサビのリズムは早すぎるけど。

P’UNKからラルクへの映像。
実際には「島根○km」って標識はないけれど、ああやって見るとやっぱりちょっとテンション上がります。
他には【石見神楽】(島根県西部の伝統芸能)と【出雲大社】(縁結びの神様、神々が集う社)が出てました。
そういえば、ご当地シエルちゃん。
なんだろうと思って一覧表を見ましたが、頭の部分がちょっと黒っぽいタマネギみたいになっている…
多分、唯一思い浮かぶ特産物のシジミなんだろうな。シジミ以外思いつかんし。
(追記:他の方のブログを見てまわっていたら、どうやらこれはイチジクなんですね。イチジクが特産の地域も確かにありますが、うーん…微妙)
は~しかし!
田舎だ田舎だと思っていたけど、こうやって見ると、ホントに見事に何もないんだな(苦笑)

hydeMC
「アツイね。ライブハウスみたいにアツイです」
「どんだけ触るんだ。触るならおひねりをここに」←ちらっとベスト?をめくって。
「島根は何もないようなところだけど“ぼくの夏休み”(ゲームソフト)みたいな風景があって、田舎はいいよね。東京なんか、今年40℃行くんじゃないかと思ってウンザリするんだけど。トシ取ってくると田舎がいいなぁと思うね。大事にした方がいいよ」
「島根ははじめて来たけど、アットホームな感じだね。また来たいと思います」
「最後の曲です。愛を込めて…『瞳の住人』」
ええーっ!? 『叙情詩』じゃないんだ!?
イヤ、いいんですけど。ちょっと驚きました。
最後は、バナナを投げるteっちゃん。最初に2本、ウサギの耳みたいにして登場。投げ終わると袖に戻って、かごを持って出て何本か投げました。最後の1本は2階席まで届いてた。
終演は20:30頃。きっかり2時間ってところでしょうか。
地元なので、知り合いに見つかるのがイヤでそそくさと帰りましたが、ライブの前後に余裕を持って、もっと余韻に浸りたかったなぁ。


島根はホントに田舎で、交通の便も悪いんですよ。
新幹線は当然通ってないし、JRを使うなら岡山から特急で2時間半。
ライブ後は、JRで岡山に出ることも出来ず、夜行バスで大阪・京都・福岡便が乗れるぐらい。あとはホテルに泊まるしかないという不便さ(自家用車なら脱出できるけど)
前の会場・愛媛からだと、メンバーさんたちどうやって来たんだろう、よく来てくれたよーって思います。
本当にありがたいです。
多分、初めての土地で(熱心なファンが遠征して来ていて完全なアウェーではないとしても)
探り探り、普段のライブが出来なかったんじゃないかなーと思うけれど
hydeさんが言った「また来たいと思う」って言葉が、リップサービスだとわかっていても、そう言ってくれたことが嬉しいです。

個人的に残念だったのは、あぁやっぱりこっちのセットリストだったか、と。
『自由への招待』はすごく聴きたかったのだけど、それ以上に『Lies and Truth』が聴きたかったんです。
すごく好きだった頃の、思い入れの強い曲だったので、聴けなかったのがとても残念で(まぁ仕方ないんですけど)
あと、正直、客の喋りかけが・・・
hydeさんも「何言ってるのかわからん」みたいな返しをしていて、自分としてもhydeさんが何言ってるのか聞き取りにくくなってイラッときたり(苦笑)
これって島根特有のものだと思っているんだけど、他の会場でもこんなカンジなのかな? それとも、客層なのかな?
ある程度は微笑ましく聞こえるけど、限度を越えると迷惑に思う人もいるってことをチラッと心に留めておいて欲しいです。

ライブ自体はとても楽しかったです。あっという間の2時間だった。
これでまた近いうちにライブに行ければ、あぁやっぱりラルクっていいな、好きだなって、ハートに火もつくんだろうけど
今ツアー、ファンクラブでもチケット取れなかった会場があるんだったら、この程度の自分が行けるライブなんてこの先ないような気もして(苦笑)
「最初で最後になるかもしれない」と上に書いたのはそういうことです。
ライブは楽しかったから、チャンスがあれば是非また行きたいけれど。

とにもかくにも、島根に来てくれて、本当にありがとうございました。
だんだん!
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2 コメント

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Unknown (S)
2007-06-29 23:00:08
こんにちは。初めまして。
いきなりの書き込みすみません。

一昨日のライヴで、鬱陶しい喋りかけをしてしまった者です。
せっかくの楽しいライヴを台無しにしてしまい、本当にすみませんでした。
この場をかりてお詫びいたします。
これからは気をつけます。

本当にすみませんでした。
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こんにちは (アールグレイ)
2007-06-30 20:44:16
Sさんも島根ライブに行っておられたのですね。
もうこちらのブログを見ることもないかもしれませんが・・・

喋りかけることすべてを「ダメ」と言っているわけではない、ということはご理解いただきたいと思います。
程度問題ですよね。
ある程度なら、ステージ上のメンバーと客席のファンの距離が縮まると思うのです。
地元ネタを振って、そこから話を膨らましてもらえると、地元民としては嬉しいですしね。

でも、それぞれが次々と問いかけたり声掛けたりすると、メンバーが話せないじゃないですか。
ファンとしても、他のファンの声援が聞きたいわけじゃなくて、メンバーのMCが聞きたいですよね。
ちなみに、声を掛けるならタイミングよく! が私のモットーです(笑)

喋りかけていた人はたくさんいて、どれがSさんだったのかはわかりませんが
いまさらながら、「鬱陶しい」という言葉はきつすぎたと思ったので、少し言葉を変えました。
こちらこそ、Sさんの楽しかった思いに水を差してしまって申し訳ありませんでした。
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