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音楽・小説・その他、思いついたことをだらだらと綴る
アールグレイの気まぐれ日記

今日があってよかった

2010-07-04 | ライブ
Waive  GIGS『CASE OF WAVES』
7月4日 大阪BIG CAT


なんか、自分の感情をどう書き残していいのかわからない、不思議な時間でした。
感極まる瞬間もあったし、もちろん楽しいっていうのもあったし・・・
んー、とりあえず、つらつらと自分用メモとして残そうと思います。
MCなんかは、うろ覚えなので他所をあたってください(苦笑)


580番台で入場。上手に行きたかったけど下手の方が空いてるかなーということで、下手へ。
入った当初、周りはわりと空いていたけど、後になってどんどん前に行く人がいて…もう開演間近という時にそこそこのスペースに割り込んできた人がいてびっくりしました。前に行くと思って軽くよけて場所空けたのに、そこにとどまって自分だけ広めの場所確保!?
他にもちらほら「ええー!?」と思うことがあって、はじまる前からちょっといらっとしていたけど、客電下りたら移動が始まったので、自分としてはそこそこな位置確保。
15分ぐらい押しでスタート。定時で始まらないなんて所まで当時をなぞらないでいただきたい(苦笑)

4年7ヵ月ぶりぐらいのWaiveのライブ。
メンバーが出てきて『TRUE×××』がはじまった時、そのブランクは一切感じなかった。
久しぶりのメンバーに感極まるでもなく(苦笑)むしろそれが当然でもあるような、淡々とした気持ちでメンバーが出てくるのを見てたような気がします。

でも、数曲聴いただけでも、田澤さんは声量も増して声のハリやツヤなんかもしっかり備わっているのを感じたし、善徳さんも歌上手くなってるし…あぁ、やっぱりそれなりの時間は経ってるんだなぁって実感。
善徳さんのソロライブは1度しか行けていないけれど、それなのに、ギタリストとして上手にいる姿に違和感を感じる瞬間もあったり…
でも、あ~やっぱり田澤さんの声に善徳さんのコーラスがめちゃくちゃ好きだなぁって思ったり…

最初に涙腺を刺激されたのは『春色』から『銀河鉄道』にかけてでした。
『春色』は、CDを買ったときの情景や思いがフラッシュバックして。続く『銀河鉄道』もイントロのニノカタさんのギターからしてグッと来てました。
どちらの曲も、CDでは別にそこまで泣けるというわけでもないのに…ライブではダメでしたねぇ。
後半でも泣ける曲があったけど…それは忘れてしまいました(苦笑)ベタな曲ではなかった気がします。善徳さんのコーラスにグッときたような…(忘れてたら世話ないが…)

セットリスト的に秀逸だったのは、やっぱりラストとアンコール。
全部の照明がついた『いつか』で本編を締めて。アンコールはないと思っていたけど、やってくれる雰囲気なので期待していたら、やっぱり『HEART.』で。
自分の中で、こういう流れしかないって思っていたから、同じ気持ちなんだなって、ちょっとうるっと来ました。

『HEART.』は最初に聴いた時からすごく好きな曲だったんだけど、解散が決まって発売されたアルバムの曲だったからあまりライブで聴けなかったんですよね。
だから、単純に聴けて嬉しかったっていうのもあるけど…解散公演で、メンバーがステージから去った後に『HEAET.』が流れてみんなで合唱したっていう思い入れのほうが強いかもしれません。あそこで『HEAET.』を流したのが誰の采配だったか機転だったかは知らないけれど。

曲的には『spanner』とか『C.』とか『いつか』とか、『君と微笑おう』とかも…切なくなったり圧倒されたり、胸が苦しくなる瞬間もあったりしたんですけどね・・・なんか全部、今日の最後の『HEAET.』に気持ちを持っていかれた気分です。
自分の中で何かが繋がって、集約されて、昇華された瞬間だったと思います。


MCは、善徳さんが面白かったですねー。順番はバラバラなんですけど。
・「私事ですが、しゃっくりが止まらなくて」下手でニノカタさんが『銀河鉄道』のイントロ弾いてる時もひっくひっくなってて、こんなんでコーラスしていいものか、と。
・客は、半分敵で半分味方だと思っている。(まぁ、解散してから各々のファンも付いてるでしょうしね)
・物販買ってねって話では「あと何があったかなー」(客:時計!)「時計? ・・・時計!?」腕時計を想像していた様子。
・Waiveはステージの上も下もケンカのバンドなので、邪魔だなぁと思ったら肘入れたり髪引っ張ったりして。時計なんかはスライド式ですちゃっと飛び出るので殴りやすいし。物販の傘なんかそれこそ刺しやすいので「刺せ刺せー」
・パンフレットが一番売れているのか? 「あれも角硬いからな」←やっぱり物販使って殴るんですか?(笑)
・と言っておいて「次の曲はバラードです(苦笑)」
・再演をするにあたって、東京とか大阪とか大都市を避けて「ええーそんなとこで!?」ってところでやろうと思った、とか。「広島ナミキジャンクションとか」←って、ナミキでやって欲しい! 絶対行きますよ!
・善徳さんは行ったことのないところが多くて、四国もないんだとか。「鳥取とか島根とかもなくて。どっちかにライブハウスあるやん?」(客:両方あるよ)「いや、両方あるけどさ。ほら、Wyse(解散)の月森の元カノの○○さんがブッキングマネージャーしてる・・・」実名言っちゃったー(笑)田澤さん爆笑。どこだったんだろう? 上手にいたら、片っ端から言ってあげたのにー、残念!
・下手のニノカタさんに「にのっちは結構行ってるやろ? ミラージュ(Waiveの前に所属していたバンド)で」ニノカタさんは松山サロンキティとか徳島、和歌山のライブハウスとかすらすら言ってました。
・『C.』の後に、「とてもいい曲にいい歌詞ですね。誰が作ったのか、惜しい人を亡くしました」

MCではないけれど、田澤さんが話している後ろで、善徳さんがニノカタさんに手を振ってて。応えてるニノカタさんに萌え。
あと、ニノカタさんの笑顔でジャンプとか。にこにこ~って相変わらずかわいすぎるv
高井さんも、手拍子煽ったり、歌詞を口ずさんだり。
『ガーリッシュマインド』で善徳さんダイブ。ニノカタさんが善徳さんのギターを持ったけど、戻ってきた善徳さんに取り返されてた(笑)


あとは・・・
田澤さんが“解散の引き金を引いた本人”ということをはっきり言ったこと。
それを明言したことは大きかったと思う。ライブの空気をかえたんじゃないかな・・・比較対象がないから、あくまでそう思うだけなんだけど。
それを言えるだけの時間が必要だったんだなぁと思うと、やっぱり善徳さんじゃないけど「今日があってよかった」ってそう思える。
善徳さんの、今日を最後に二度と会わない人がいると思うって言っておいて、さらっと「俺は死ぬまで一緒にいたいと思っているけど」と言ってくれたことも、「愛してくれて、愛させてくれて、ありがとう」も「今日があってよかった」も、泣けるほど嬉しい言葉でした。

さぁ、次はいよいよ終焉の地・AXですね。
楽しみですよ。すべてを塗りかえて、越えられると信じてますから。


●セットリスト●
01.TRUE×××  02.バニラ  03.わがままロミオ  04.Baby,I LOVE YOU.  05.Lost in MUSIC.
06.春色  07.銀河鉄道   08.AGIAN「noir」GENERATION  09.Just like me  10.ドミソファイター
11.そっと…  12.spanner  13.君と微笑おう  14.Dear…  15.ペーパードレスレディ  16.Will
17.C.  18.あの花が咲く頃に  19.PEACE?  20.FAKE  21.assorted lovephobia  
22.Sad.  23.ネガポジ(Negative&Positive)  24.ガーリッシュマインド
25.いつか
【EN】 HEART.
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