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音楽・小説・その他、思いついたことをだらだらと綴る
アールグレイの気まぐれ日記

SNATCH

2009-07-27 | 
●スナッチ●  西澤保彦
光文社  2008.10

昭和52年1月16日、結婚の挨拶をするために、ぼく・奈路充生は生駒美和子と高知市で待ち合わせをしていた。
親戚の不幸で来れなくなった美和子の代理として来た楡咲純花と、昔よく往き来した街を歩いている時、突然町じゅうが真っ暗になり、銀色の“雨”に呑み込まれる。
失った意識が戻ったとき、ぼくは平成20年、53歳の自分の中にいた・・・


著者お得意のSFミステリです。
連続?殺人事件が起こる後半からは、続きが気になってあっという間に読み終わりました。
伏線がいろいろ活きているところはさすがです。
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