Prototype

音楽・小説・その他、思いついたことをだらだらと綴る
アールグレイの気まぐれ日記

ネガとポジ

2007-07-01 | 音楽
6月27日発売のPlastic Treeのアルバム「ネガとポジ」を、やっとまともに聴くことが出来ました。
ここ数日、じっくり聴こうとヘッドホンして、横になって音と歌詞を追っていると、気がついたら再生が終わってて。
『スピカ』から先を聴いた記憶が全くないという…(睡眠学習にはなってるかも)

【純文学がロックする】というコピーにとても期待しながら開封したのは木曜日。
すぐにざっと歌詞カードを見て、フォントの大きさとか太さとか、視覚に訴えてくるカンジが「あぁこれこれ」と、ものすごくグッときた。
最初にプラのアルバム「Parede」を買って見た時の衝撃を思い出します。
こういうところ、好きだなぁ。

6月20日のFC集会で全曲通して聴いていただけあって、その時の景色が思い出されます。
もの覚えの悪い自分にしては、曲調とか結構憶えてるもんだなぁ、と(細かい違いはわからないけど)
『不純物』や『エレジー』は、FC集会で聴いたときは印象的なフレーズがあるなぁと思うだけでわりと引っ掛かりがなかったんだけど(ライブの最初の方だったから探り探りの気持ちが働いていたのかも)
こうやって聴くと、その印象的だったフレーズが心地よいです。

アルバム全体を通して、どこかで聴いたフレーズだったり、イメージとしてかぶる曲もあったりするんだけど、なんとなく耳に残る部分も多くて。
FC集会で丸ごと聴いたっていうのも大きいんだろうな。
曲調として一発で「これもうすっごく好き!」と思う曲こそなかったものの、どれもこれも、好きなポイントがちゃんとあります。

単純だから、曲調に流されてしまうけど、繰り返される言葉とか、重ねられる想いとか
なんだかとても切ないなぁとも思います。
『アンドロメタモルフォーゼ』のサビ前、「未来まで~」の2行は『真っ赤な糸』に通じるものを感じて、ちょっと、通常盤の方も聴いてみたくなりました。


ライブでまた聴くのが楽しみなんだけど、明後日・3日のレコ発ライブには行けないので、9月8日の日本武道館までに聴く機会があるんだろうか…それが少し気になります。
コメント