●星降り山荘の殺人● 倉知淳
講談社NOVELS 1996.9
交通も遮断され電話も通じていない雪に閉ざされた山荘。
集まっていたのはUFO研究家や小説家などの癖のある人物達。
そこで殺人事件が起こる。犯人は誰なのか。
携帯電話が今ほど普及していない時の話なので
登場人物は携帯を持っていない人もいるしポケベルを持ってる人もいる。
今の感覚で読むと少し変かもしれないが
山で電波の状態が悪くて携帯電話が通じないということもあるので話に無理は感じない。
基本に忠実な純粋な犯人探し(フーダニット)ということで
誰が犯人かを当ててやろうと注意して読んでいたのだが
読みの浅い自分には当てられず、あぁそうか!? としてやられてしまった。
でも、なるほど! という爽快感はあったのでそれで充分。
センテンスの最初に「まず本編の主人公が登場」「重要な伏線が張られている」など
注意書きのような文があるのでミステリ初心者向けで読みやすい。
ミステリ好きには犯人がわかった! というカタルシスが味わえることでしょう。
講談社NOVELS 1996.9
交通も遮断され電話も通じていない雪に閉ざされた山荘。
集まっていたのはUFO研究家や小説家などの癖のある人物達。
そこで殺人事件が起こる。犯人は誰なのか。
携帯電話が今ほど普及していない時の話なので
登場人物は携帯を持っていない人もいるしポケベルを持ってる人もいる。
今の感覚で読むと少し変かもしれないが
山で電波の状態が悪くて携帯電話が通じないということもあるので話に無理は感じない。
基本に忠実な純粋な犯人探し(フーダニット)ということで
誰が犯人かを当ててやろうと注意して読んでいたのだが
読みの浅い自分には当てられず、あぁそうか!? としてやられてしまった。
でも、なるほど! という爽快感はあったのでそれで充分。
センテンスの最初に「まず本編の主人公が登場」「重要な伏線が張られている」など
注意書きのような文があるのでミステリ初心者向けで読みやすい。
ミステリ好きには犯人がわかった! というカタルシスが味わえることでしょう。