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音楽・小説・その他、思いついたことをだらだらと綴る
アールグレイの気まぐれ日記

披露宴に思うこと

2005-10-30 | 日記
昨日はとてもいい時間を過ごすことが出来たが、ちょっと気になる点もあった。
それは、食事が最後まで取れなかったこと。
時間が押してしまったのか給仕の仕方が悪かったのか、
最後、食べている暇がなかったのがもったいない。
おおかた披露宴ってそういうものなんだろうけど
出されたものがそのままの形でゴミ箱行きになってしまうかと思うと切ない。
…意地汚いといわれようと、もったいないものはもったいないんだい!

あと、あれだ。今回は持っていかなかったけど、カメラ。
デジカメ持ってないし、フィルム式もゴツイのしかないし
それならみんな持って来るだろうからと思いきってやめたんだけど
持って行けばよかったなぁ、でもなくてもよかったなぁという両方の思いが残った。
披露宴では「カメラをお持ちの方はどうぞ前へ」というシャッターチャンスが何度かある。
その時にカメラを持っていると新郎新婦の近くへ行けるのでいいなと思った。
でも、ほとんどみんなカメラを持っているので、前へ行く人が多く
後ろに座っている家族・親戚には何をやっているのかさっぱり見えなかっただろう。
披露宴ってそういうものなんだろうけど(二度目)
それもなんか淋しいな。
拍手する場面でもシャッターを押すことばかりじゃ淋しいし
ファインダーごしでしか見ないのももったいないと思う。
撮る所とお祝いする所のメリハリはつけるべきじゃないかなぁ…なんて。
まぁカメラを持たない自分は人一倍気持ちを込めて拍手したからそれでいいんだけどさ。
自分もカメラはすごく好きでよく撮ったから、こういう時に撮る人の気持ちはよくわかる。
何年か前なら確実に真っ先に一番いいポジションでカメラを構えていただろう(笑)
でも、携帯電話にカメラが普通についている今、
みんながみんなカメラマンという現状になんだか少し食傷気味。
記録に残す(残る)ことに執着がなくなったから余計に興が醒めてしまったんだろうけど。
今は、俄かカメラマンだろうとなんだろうと
撮影ならどこへ行っても何をしても許されるわけじゃないぞと言いたい。
ファインダーの向こうばかりじゃなく、まわりもちゃんと見て欲しい。
きっと冷めた目で見ている人や迷惑に思っている人が後ろにいるはずだ。
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