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音楽・小説・その他、思いついたことをだらだらと綴る
アールグレイの気まぐれ日記

ベストアルバムの位置付け

2005-10-03 | 音楽
所詮ベストアルバムなんてビギナーへの入門編でしかないんだね。

先ほどSOPHIAの10周年記念ベストアルバム「10th ANNIVERSARY BEST」の収録曲が発表された。
…がっかり。
正直言って期待はずれ。
「ファンが選ぶベストアルバムを作る」ということでネット投票していたが
『紅色の涙』は? 『float』は? 『GJ escAPE』は?
いや、上に挙げたのは個人的に好きな曲というだけで
今回のアルバムに収録できる順位まで届かなかったのかもしれないけど
少なくとも『nothing』はいつもわりと上位にいたはずだ。
一人一日3曲分、全部『nothing』に投票していた人がいたから上位にいたのか?
だから外されたのか?
それともこのベストの後に別のベストを出すってか?(それはない)
あの投票はなんだったんだ? と思わせるぐらいならないほうがマシだ。
これでは「ファンが選ぶ」という言葉にも投票にも意味を見出せない。

シングル曲や前回のベストに入っている曲が多いのも気になる。
「レコード会社の垣根を越えた秀逸な選曲」とオフィシャルHPにはあったが
ファンにとってそんなことはどうでもいいことで、それよりはむしろ
前回のベストに入っていない曲であるほうがよっぽど嬉しいはずだ。
結局一般に受けるような無難な選曲でないとベストアルバムではないというカンジ。
(そりゃそうだ。そうでなくては売れない)
斬新さがなくてつまらない。
「えっこの曲が?」という別の意味での驚きはあったが(苦笑)

…期待してたんだよなぁ。
それだけにこの落胆ぶりは言葉では言い表せないほどだよ…
結局このベストアルバムのコンセプトがどこにあったかだよね。
「ファンが選ぶ」ところに重点をおいた選曲にするのか
「10年間の軌跡」を見せるような選曲にするのか。
どうにもどっちつかずで中途半端になってしまった感は否めない。
だからこれだけの不満が出てしまうんだと思うよ。

初回限定盤には三都物語の京都ライブのDVDがつく(5曲ではあるが)
きっとみんなそのために3500円を出すんだろうね。私もだよ。
次はカップリング曲集を出そうよ。
そしたら特典なんかついてなくても即買いするから。
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