それでも青い日に 129 最終回

エシムは20年の刑になりました。マンスやウナの犯行も全て自分一人でやったと言って。

ヨニも度々実母エシムの面会に刑務所を訪れています。

イノはドンスを呼び出して中東行きを止めてヨニの面倒を見てやってくれ。自分の父を殺した娘とは結婚できないし、母だって殺人者の娘を嫁には出来ない。自分は母たちとアメリカに行く。写真の勉強をするから。と言って去って行きました。

さて10年後　マンス夫妻には女の子と男の子が出来、二人でクッパヤを切り盛りしています。

アンスンの息子はヨニの同居人で会社の同僚のヨンジュンと結婚し、大きなおなかを抱えて今から産院に入院です。

そしてウナは医者の許可がおり父ヨンテクと二人でピクニックに行った時に、ヨンテクが席を外したすきに海に行ってイノの幻影を見て海へと入って行ってしまいます。

さて祖母とミョンジュは昔の家に戻って暮らしています。

今日はヨニたちが来ることになっています。今か今かと待つ祖母。そこへドンスとヨニは息子を連れてやって来ます。二人は結婚していたのです。

義弟の漫画家となったヨンフン、漫画が発行されたのを見るドンス。其の題名は「それでも青い日に」。ヨニをモデルに書いたと言います。

裏庭ではウナがジャガイモを焼いています。やって来たヨニとにこやかに挨拶するウナですが、明らかに神経を病んでいて昔のウナではありませんでした。口の周りに焼けこげたジャガイモの黒い炭をいっぱいくっつけてにこにこしながら食べるウナでした。

イノは写真家として成功し、帰国の展覧会を催していました。

今は全て落ち着いて平穏な生活を送っている一同です。

心温まる物語でした。

長い事お付き合い下さった皆様有難うございました。

ヨニ　ソン・ハユン

ドンス　キム・ミンス

ウナ　チョン・イヨン

イノ　イ・ヘウ

エシム　ユン・ヘヨン

それでも青い日に 128

マンスは病院に運ばれ手術を受けます。幸い手術は成功しますが、神経を切断されているので後遺症が出るだろうと言われてしまいます。

ドンスは最後にエシムとヨニを合わせます。田舎の一軒家に隠れているエシムはヨニに手料理をご馳走して、昔可愛がってあげなかった罪を詫びます。涙を流しながら母の手料理を食べるヨニ。その夜は同じ布団で寝る親子。

翌日社長ヨンテクからヨニに電話がありエシムが自首したことを知り駆けつけるヨニ。警察の車に乗り込むエシム。ヨニはこの時初めてオンマーと叫んで車の後を追います。涙でぐしゃぐしゃのヨニでした。

いよいよ明日で最終回となります。

それでも青い日に 127

ウナがエシムの実娘でないことを聞いたマンス夫妻驚きます。エシムの家を去ったマンスはアンスンの店の奥で寝泊まりしていたのでした。姉を心配したマンス夫妻、エシムの家を訪れます。そこにはすっかり弱り果て、失望に打ちひしがれた姉エシムが臥せっていました。食事を運んで姉を労わる弟マンス。幼い頃両親を亡くした自分を親代わりになって育ててくれた姉、その姉の今の姿にマンスは心の中で泣いていました。

エシムはヨニの家に行き、跪いて謝りますが冷たくあしらわれます。

会社のヨンテクにも謝りに行きますが自業自得だと軽くあしらわれます。

イノの家にも行きますが、イノの母に頬を殴られ、自分の夫を殺した本人を許せるはずがない。帰れと言って娘に外へ放り投げられます。その姿を外の塀の陰で見ているウナ。黙ってそこを立ち去ります。イノがエシムとヤーサンの話しているテープを探していると聞いて、自分の子分のヤーサンにそのテープを持っている別のヤーサンを殺させそのテープを手に入れますが、そのヤーサン、刺された腹を抑えてエシムが自分を殺すように使いをよこしたのだと思いエシムの自宅へ押しかけます。ナイフを持ってエシムを刺そうとするヤーサン。そのときエシムの前に立ちはだかったのはマンスでした。マンスは腹をブスリと刺されて倒れます。悲鳴を上げて駆け寄るエシムとマンスの奥さん。

それでも青い日に 126

エシムが悩んでいる様子にウナは変だと気付きますがまだ原因はわかりませんでした。

ただイノを恋い慕うウナは実母ミョンジュに合ってヨニをイノから遠ざけるよう頼みます。あまりの熱心さに驚く実母でした。

ある日イノをつけていたウナは自分が使っているヤーさんの事務所に入って行くイノをを見て不審に思います。彼が帰った後ヤーさんに合って、イノにエシムの罪を暴く手伝いをしてくれと頼まれたことを聞き出し、毒の入ったジュースを飲ませて殺します。そのあとにヤーさんの所にエシムがやって来ます。そして傍にウナが持っていた写真の現像液の瓶を見つけウナの犯行だと気付きました。ハンカチでウナの指紋を拭き自分の指紋をつけるエシム。娘の罪をしょったのです。

検察に出向いたエシムは裏帳簿は自分が書かせたもので、中にあるマンスのやった犯罪も自分がすべて一人でやったと証言します。

そしてエシムのジュジュ化粧品会社も潰れてしまい、全て元のヨンテクのものに戻ります。

ドンスはヨニの母と祖母に自分がエシムにヨニが実の娘だと話した事を打ち分けました。

マンス夫妻はウナが実はミョンジュの実子でヨニがエシムの娘であること分かり驚くのでした。

それでも青い日に 124, 125

マンスの奥さんは流産してしまいます。悲しむマンス。エシムはヤーサンを使ってイノを殺すように命令します。

イノはエシムの弟マンスが酒場の女を売買していた事実を探り当てていたのです。

ヨニは相変わらず実母のエシムの薬品垂れ流し事件を暴くために奔走していました。其の事実をエシムに訴えに行ったヨニをエシムは押し倒し首に怪我をします。それを知ったドンスはエシムの元へ行き、ヨニがエシムの実の娘だと言います。エシムが取り替えた赤子をアンソンがまた取り替えたのだと。仰天して青ざめるエシムです。

エシムはすっかりまいってしまい会社も休んでしまいます。そこへ裁判所からの召喚の封書が届きました。青ざめ呆然とするエシム。

ドンスはイノを呼び出し、自分は中東で仕事をすることにした。ヨニを頼むと言います。驚くイノ。