ヨニの母は再び昏睡状態に陥ります。腎臓移植しか今はもう施す手立てがありませんでした。皆が唯一の適合者ウナに提供を頼みますが拒否。ウナはヨニにイノから裏帳簿を渡すように言え、返せば自分の腎臓を提供すると言いますが、イノの父が必死に守ったものを渡すようには言えず黙っていました。ウナはその帳簿を得る事でイノとの関係を保っておきたかったのです。
ヨニの会社で使っている化粧品の材料に発がん性があるとわかり、新聞にビーナスの名入りででかでかと書かれます。勿論エシムが新聞社を金で買収していたのですが。
母の状態は刻一刻と悪化、腎臓移植が急がれました。
ドンスに中東の王子から依頼があり、ぜひ中東で大々的に事業を展開するから来てくれと懇願されます。
考えに考えた末、ドンスはイノを呼んで、自分は中東へ行くからヨニを頼むと言います。理由を聞かれたドンスはヨニを諦めるのは辛いけれども、彼女が母の回復を願って泣く姿に自分の辛さよりヨニの辛さの方がどれだけ重いか考えた。頼むからウナに裏帳簿を渡し、腎臓を提供するよう言ってくれと頼むのでした。