生きる

一度しかない大切な人生!
自然の中に身をゆだねて、めぐり合ったもの達と、毎日を静かに、楽しく過ごしたい!

波よ波よ   24

2018-05-16 16:15:26 | あの空に太陽を 68

連絡が取れなくて心配で来たとスニョン。帰ろうとするスニョンの手を引き出ていくジョンフン。その時反対側からやって来たミジン。ギョンホの家の方に入っていきます。素敵な服を着たお嬢様に驚くギョンホの母、聞けば息子が務めている会社の社長令嬢とか、ギョンホが紹介したジョンフンを訪ねてきたことがわかり、ギョンホが家庭教師をやればよかったのにと腹の中で思います。

ジョンフンの家に入ったミジン、誰かいないか声を掛けますが、おばあさんが寝ているだけで誰もいなかったのです。必死にコーヒーでもいかがと誘うギョンホの母マルスンですが、誘いには乗らず、仕方なく持って来た土産を置いて帰るミジン。あまりに貧しい家なのでびっくりします。

家に帰って父にこの話をします。やはりそうかと心の中で思う父。

ジョンフンはスニョンに自分が越北者の息子であるが故に司法試験合格も取り消されたこと。大企業は勿論、公務員にもなれないと話します。驚くスニョンです。

家に帰ったジョンフンは祖母と母に当たります。自分は越北者の子故、大企業は勿論、公務員にもなれない。どうして父のことを黙っていたのか?スニョンはなんでだめなのか?当たり散らします。名もない企業に出した就職願いも越北者の子故、採用されなかった!そしてその晩は発熱して寝込んでしまったのです。翌朝ジョンフンはどこかへ出かけていきました。

ボクシルはもともとわがままな娘でした。子供のころから父に甘やかされ育ったのです。大人になってもその性格は変わっていませんでした。芸能会社に歌手として採用してくれと頼んだのに、まず掃除から始めろと言われ頭にきて社長のサンピルに、自分は歌手志望できたのだ。掃除をしに来たのではないと文句を言います。

サンピルはこれは歌手志望の誰もが初めにやることだ!それが嫌なら来なくてよい!もう一度考えて明日出直せと言ったのでした。助手のジュンギはボクシルに、あんたは受験料も払ってない、と言われます。

翌日ボクシルは社長サンピルの申し出に従い掃除から始めます。

ギョンホの母は貯めたお金で新しい家を見つけようと思っていたのです。ギョンホの嫁をもらうのにもこんな汚い家では恥ずかしいと大家のキム氏の前で言います。嫌な顔をするキム氏。

実は息子がベトナムで稼いだ大金を布団の中に隠しておいたのです。その金を見つけた夫ハン氏、楽団を新しく作るべきか悩んでいました。見つかったときの妻マルスンが怖かったのです。

家の前で会ったジョンテとギョンホ、ギョンホはジョンフンは司法試験取り消しになった理由を聞きますが、よく知らないと答えます。父が越北者でことは言いませんでした。

ジョンフンは小さな会社に志願しますが、そこでも越北者の息子であるがゆえに採用は断られます。

もうどうしようもないジョンフン、発熱の体をおして飯場でセメント運びを始めます。監督が初めてやるジョンフンを気遣って無理するなと言ってくれました。それでも頑張っているジョンフン。その時重いセメンを背負ったままジョンフンは階段から滑り落ちてしまったのです。