私は酒場の女じゃない!必死に言うボクシル。しかし客の男はしつこくボクシルの体を触って連れ戻そうとします。サンピルはボクシルの腕をとって、この女は酒場の女ではない!手を放せ!と言ってボクシルを助けてくれたのでした。それでもボクシルはろくに例も言わずその場を走去っていきました。きまり悪かったのでしょう。家に帰って一人泣くボクシル。
その日兄ジョンフンがスニョンを紹介するために家に連れてきたことを翌朝母から聞いたボクシル。祖母が反対していると聞き、私も学校を出てない工員だ。スニョンとなんら違わないと祖母に対する反感をあらわにしました。母はスニョンが露天に毎日あんまんを買いに来てくれる子だと知っていましたし、こんな子がお嫁さんになってくれたらよいといつも思っていたのです。
しかし祖母は昔名家だった自分の家を守ってくれる両家の子女をジョンフンの嫁にと思っていたのでした。
ギョンホはボクシルが歌手デビューしたとチュンジャから聞いていました。それでどこの舞台に立ったのかボクシルに聞きますが、全く答えないボクシル。そうでしょう!酒場の酒席で歌ったなんて言えるはずもなかったのですから。
翌日あの社長に払った金を返してもらおうと、いつも合う喫茶店に行きますが、全く姿を現さない社長、ボクシルはやっと騙されたことに気づいたのでした。
さて家庭教師のジョンフンが司法試験に受かった事を知ったミジンの態度が急に変わったのです。勉強をし始め、ジョンフンの言うことも聞くようになったのでした。教えた後すぐ帰ろうとするジョンフンに会社から帰った父社長は、合格祝いをするから夕食を食べて行けと言います。サンピルも一緒に食事をする一家。君のような優秀な息子が跡継ぎに欲しかったと言う社長。サンピルの顔が曇ります。
次男ジョンテは小水を集めて売る商売のもうけも大したことがないと考えていました。キャバレー社長は喧嘩の強いジョンテを何とかして仲間に入れたかったのですが、ジョンテはそんな商売はごめんだと再三の申し出も断り逃げ回っていました。
いよいよ芸能会社ラッキー企画がベトナムに慰問の歌手を連れて出かける日が近づいていました。
社長はオ・セラのことを気にかけていたのです。