生きる

一度しかない大切な人生!
自然の中に身をゆだねて、めぐり合ったもの達と、毎日を静かに、楽しく過ごしたい!

波よ波よ  7

2018-04-23 17:14:24 | あの空に太陽を 68

ボクシルは今の紡績工場が嫌でたまらないのですが、母親がうるさく仕方なく勤めていました。ある日遅刻したボクシルを班長の男がやってきて激しく叱ります。益々嫌になるボクシル。その班長が隣に座っている女工(兄ジョンフンの恋人、スニョン)の体を触ったりなでたりセクハラをする班長をみて、思わず立ち上がったボクシル、班長を殴り飛ばします。そして結局この会社も嫌で出ていくボクシル。

ベトナム工場に就職1年で自ら志願したギョンホ、工場が爆撃を受けたと言う誤報で両親は一人息子の安否を気が狂ったように心配していました。ボクシルも恋人ギョンホが心配でたまらなかったのです。

さてあの金塊を子分に盗ませて、今ではテグク建設の社長に収まり左うちわの一家、娘ミジンは勉強嫌いで頭も悪く、大学受験する気は全くなく、ミラノの服飾学校に留学させてほしいと母に頼み込んでいました。そこを出れば嫁に欲しいと言う男はわんさかいると母をだまして。それを夫に頼み込んだ妻は一喝されてしまいます。家庭教師をつけて受験させろと。

図書館前で恋人、ジョンフンを待つスニョン。お昼のお弁当を作って持ってきてあげたのです。喜んで食べるジョンフン。

彼女が編んだマフラーが、先日ジョンフンが女性(ミジン)とぶつかって毛糸が解けてしまったのを直していると、叔母(キャバレーに勤めている)があんな男に貢がなくたっていくらでもよい男はいるとジョンフンとの交際を反対します。ミジンは、私は親のない孤児で、小学校しか出てないないとぽそりと言います。

キンパを売っている母オクブン、いつものように役所帰りの町会長が残りを全部買ってくれます。喜ぶオクブン。

家に帰るとギョンホがベトナム工場で爆撃に会い、消息不明だと大騒ぎしていました。

翌日心配したボクシルはギョンホが務めているテグク建設会社の前で待っていました。突然声をかけられて振り返ると、ギョンホでした。工場が爆撃を受けたと言うのは誤報で、元気に帰国したのです。抱き合って喜びあうボクシルとギョンホです。

ギョンホは入社1年で係長に昇進したのでした。

ボクシルはどうしても歌手になることをあきらめられず、芸能プロダクションの前でどうしたものか考えうろうろしていると、そこへ配達かなんかの男性がやって来ます(本当はここの会社の社長だったのですが)。ボクシルはそうとは知らず、自分がうろうろしているのを怒られるのかと勘違いして、たかが配達人がなんだと喧嘩をしてしまったのです。