イノは密かに帳簿など探って調べ、自分の父の副社長がヨンテク側についた工場の工場長を買収して、製品に異物を混入したことを突き止めます。それも父がエシムに自分側の人間だと証拠を見せろと言われ保身のためにしたことでした。
イノはその工場長に合って帳簿を突きつけ白状させます。もっと違う会社で高給で働きたかったからとの理由を言うのを全て密かに録音しておきました。父にその録音を聞かせエシム側から離れ真っ当に生きろと諭しますが駄目でした。イノはその帳簿と録音テープをヨニの会社の例の技術やに見せますが、イノの父が関係しているのに君の父を裏切れないと断るのでした。
その償いでしょうかイノの父はそっと会社を興す金をイノに渡します。イノはその資金を技術やに渡します。名前を秘して。
喜ぶヨンテクやヨニたちです。牛乳配達員たちに化粧品も宣伝売買してもらう事で段々営業も軌道に乗って来ました。
母ミョンジュは祖母がエシムの家に行ったことで何かあるとうすうす感じていたのでした。勿論実はヨニがエシムの実の娘で、ウナが自分の実の娘であることなど想像さえしていませんでした。
ヨニの弟、ジョンフンが司法試験に合格したお祝いでヨンテクや技師たちをヨニの家に招待します。
会社も軌道にのり良い事が続き皆賑やかに食事を楽しんでいました。ヨニはドンス兄さんがいたらどんなに良かったかと涙ぐんでいました。と電話がイラクの大使館からあり、出たヨニにあの懐かしいドンスのなまりのある声がしたのです!
ドンスは生きていたのでした。ヨニの驚きと喜びは筆舌に尽くしがたいものだったでありましょう!