子どもたちのやる気を引き出すときに
長坂がよくつかう指示
「○○より、□□しなさい。」
(例)音読や少林寺拳法の気合
「先生より大きな声を出しなさい。」(これはかなり声が小さいときに有効。)
「隣の人より大きな声(気合)を出しなさい。」(これは、まあまあ出ているがもっと出させたいとき。)
「一番遠い人より大きな声を出しなさい。」(これで、子どもたちなら「うるさい」ぐらいの声を出すでしょう。ただし、先生より⇒隣の人より⇒一番遠い人より
の順番を経ていくことが肝です。
特に、効果があるのが、
「隣の人より」という指示です。
これを「他人と比べることはいけない」という思想にすりかえないでくださいね。(笑) あくまで指導技術の一つです。
例 組演武などで
「相手よりも強く攻撃しなさい。」
「相手よりも早く(速く)動きなさい。」
例 団体演武
「誰よりも早く(速く)動きなさい。」
これで、全員の動きが上がる。
意識が変わるからです。
ただし、「早く(速く)・・」の指示は、使い方によっては、
「雑」な動きになってしうまこともあります。
長坂は臨機応変に使います。