あるサイトで、少林寺拳法の少年部指導の話題が展開されていました。
みんなで意見を出し合い、智恵を共有することは本当にいいことだと思います。
その中で
「練習中に、おなかが痛いとかしんどいとか言って練習を休もうとする(練習中に横で休むということ)拳士にどう対応するか?」
という話題がありました。
子どもたちは、練習を休みたいときにそんなことを言う場合はあります。それは仮病かもしれません。
また、一人がそう言い出すと、「ぼくも」「わたしも」となることも多いでしょう。
トイレなどもそうですね。
そのサイトに長坂が書き込むことはできませんが、ここで私見を述べてみます。
①まず「しんどい」といった場合、長坂はそれをまず信じます。仮病と決め付けて対応することは絶対に避けます。
②そして、実際に休ませます。それが「さぼる口実」だとしても休ませます。
ただし、うちではそんなことにはなりません。次のことからです。
①子どもたちが「やすみたい」「さぼりたい」と思うような練習をしない。
楽しい練習と厳しくやる練習をうまく織り交ぜたりします。
また、しんどい練習でも「楽しい」と思えるような仕掛けもできます。
②それで「やすめる」「さぼれる」という雰囲気や道場の空気を作らない。
これは、ぴりぴりしているということでもありません。
子どもたちにとってほどよい加減ということでしょうか。
また、うそはつかない、うそはつけないという雰囲気でもあります。
しかし、たまにはそのようなケースはいまもあります。
そのようなときは、基本的に、やすませておいて、さりげなくもどってきたくなるような練習を入れたりします
そのときに、「罰」としてその楽しい練習(たとえば鬼ごっこなど)には混ぜないという方もあるようですが、長坂は気にせず入れます。ただし、
「もう、治ったんやね?」
と釘は刺します。
また、明らかにさぼろうとしているときなどがあれば、
「もう、少ししたら休憩になるけど、しんどかったら休憩時間も遊んだらあかんで。」
と言います。そうすると、
「うーん、もういけそう。」
とか言います。
「じゃあ、あと少しがんばろか!」
反対に、それでも
「やすむ」
という場合もあります。その場合は本当にしんどいということも考えられます。
身体はしんどくなくても、精神的にしんどいいうことは大人だけでなく、子どもにもありますね。
家や学校でなにかあったなども含めて。(特に家庭的に不安定な子は、情緒不安定になることが多いので、フォローは必要です。)
以上は子どもたちへの対応です。
たまたま、今日は中学生以上には次のように言いました。
「勉強や部活でしんどかったら、稽古に来るな。休めばいい。ただし、来た以上は、しんどくても、しんどい顔をしたり態度をしたりするな。しんどいなら休めばいい。来たなら、しんどくても一生懸命にやろう。」
一般でこのような指導ができるのも、少年部の間に
「少林寺拳法がすき!」
という状態になっているからです。
ご閲覧ありがとうございました。
みんなで意見を出し合い、智恵を共有することは本当にいいことだと思います。
その中で
「練習中に、おなかが痛いとかしんどいとか言って練習を休もうとする(練習中に横で休むということ)拳士にどう対応するか?」
という話題がありました。
子どもたちは、練習を休みたいときにそんなことを言う場合はあります。それは仮病かもしれません。
また、一人がそう言い出すと、「ぼくも」「わたしも」となることも多いでしょう。
トイレなどもそうですね。
そのサイトに長坂が書き込むことはできませんが、ここで私見を述べてみます。
①まず「しんどい」といった場合、長坂はそれをまず信じます。仮病と決め付けて対応することは絶対に避けます。
②そして、実際に休ませます。それが「さぼる口実」だとしても休ませます。
ただし、うちではそんなことにはなりません。次のことからです。
①子どもたちが「やすみたい」「さぼりたい」と思うような練習をしない。
楽しい練習と厳しくやる練習をうまく織り交ぜたりします。
また、しんどい練習でも「楽しい」と思えるような仕掛けもできます。
②それで「やすめる」「さぼれる」という雰囲気や道場の空気を作らない。
これは、ぴりぴりしているということでもありません。
子どもたちにとってほどよい加減ということでしょうか。
また、うそはつかない、うそはつけないという雰囲気でもあります。
しかし、たまにはそのようなケースはいまもあります。
そのようなときは、基本的に、やすませておいて、さりげなくもどってきたくなるような練習を入れたりします
そのときに、「罰」としてその楽しい練習(たとえば鬼ごっこなど)には混ぜないという方もあるようですが、長坂は気にせず入れます。ただし、
「もう、治ったんやね?」
と釘は刺します。
また、明らかにさぼろうとしているときなどがあれば、
「もう、少ししたら休憩になるけど、しんどかったら休憩時間も遊んだらあかんで。」
と言います。そうすると、
「うーん、もういけそう。」
とか言います。
「じゃあ、あと少しがんばろか!」
反対に、それでも
「やすむ」
という場合もあります。その場合は本当にしんどいということも考えられます。
身体はしんどくなくても、精神的にしんどいいうことは大人だけでなく、子どもにもありますね。
家や学校でなにかあったなども含めて。(特に家庭的に不安定な子は、情緒不安定になることが多いので、フォローは必要です。)
以上は子どもたちへの対応です。
たまたま、今日は中学生以上には次のように言いました。
「勉強や部活でしんどかったら、稽古に来るな。休めばいい。ただし、来た以上は、しんどくても、しんどい顔をしたり態度をしたりするな。しんどいなら休めばいい。来たなら、しんどくても一生懸命にやろう。」
一般でこのような指導ができるのも、少年部の間に
「少林寺拳法がすき!」
という状態になっているからです。
ご閲覧ありがとうございました。