ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

キミのためにできること

2007年10月27日 03時50分43秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
ブックレビュー

『キミのためにできること』(宮本延春・WAVE出版)

「オール1のおちこぼれ教師になる」「未来のキミが待つ場所へ」の著者でもある。いま時の人だ。


氏は少林寺拳法三段。わたしと同じ本部少年部委員会の佐竹令子先生(小坂井道院)の元門下生です。

先月の本部少年部指導講習会では、本部で講演会をしていただきました。個人的にもお話させていただきました。
すばらいしい方です。

来週11月3日の少林寺拳法創始60周年記念式典において長坂はある賞を受賞することになっています。そのとき、宮本先生も同じ賞を受賞されることになっています。東京でお会いできることが楽しみです。

ルーティーンワーク②

2007年10月27日 00時41分31秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
↓の続き。

今日は次のように連絡しまた。

「中学生はまだ全員報告ができていない。今日はできない場合は、全国出場を見合わせる。中学生なので本人の問題ですが、それでも子どもがやらない場合は、保護者が責任を持ってください。」

やらない日もあるだろう。それでもいい。
報告はすること。
報告を忘れることもあるだろう。それでもいい。
100%までは要求していない。
78%で最高が「ユダヤの法則」だから、70%できていればよしとしている。

でも70%もできていない(報告を)拳士がいる。これは、ダメだ。

次の点でダメ。

・長坂が指示をして「毎日報告すること。ひとりでもしない場合は大会には出ない」と決めてある。
・そのことに全員納得した。
・つまり、自分で決めたことになる。
・自分で決めたこと(納得したこと)をしないのはだめだ。
・そして、指導者がそれを許したら指導のボーダーラインをなくすことになる。

全員が報告を行うようになるまで長坂は指導しないと宣言してある。

だから、今日も指導しなかった。拳士たちはこの状況をわかつてきている。だから、きちんとそのことと向かい合おうとしている。それでいい。それができるからファイナリストなのだ。

そして、稽古後に、次のように話だけした。

「成果主義になってはいけない。結果が大切なのではない。
 結果だけを追い求めたのが、今のボクシングの亀田家問題だ。
いまやっていること、いままでやってきたことが大会のあとにきみたちの「体と心と頭」に残るんだ。大切なのは、何が残るか。何を残すか。何を残せるか。
ルーティーンワークをやらせるのは、身体をつくって技をうまくすることが目的ではない。技ができていないからさせているのではない。
①なにかを続ける習慣をつけること。
②決めたことはきちんと最後まで行うこと。
それをきみたちに教えたいからだ。それが社会に出たときに必要になるからだ。
大会に勝つこと。それはあまり大したことではない。」

ここというときに、やるべきことをやれる人を育てたい。それが長坂の考え。

今まで、多くの拳士や生徒を見てきて・・法則がある。

・そんなにセンスがないように見えて伸びる人→いわれたことを素直にきちんとこなす。親が「長坂がやれ」と指示したことはきちんとやらせている家。

・ものすごくセンスがあるのに、予想以上に伸びない人→やらない(丁寧にやらない、最後までやらない、チャレンジしない。) 特に、最後までやるが一番キーポイント。

中学生になると本人と自覚がないとなかなかこれを克服できない。これは、長坂の指導責任でもある。

小学生のうちは、親の導きと指導者の導きで「やる拳士」を育てることができる。
幸い、いまの小学生はきちんとやる拳士が多い。親の指導の賜物だと思う。そして、大切な時期をいい指導で過ごしたことになる。

親が妥協していい場面とここは譲ってはいけないという場面があるはずだ。
そのたたかいに負けないでほしい。そこが拳士にとっての「山場」なのだ。そこさえ、クリアさせることができれば、あとは気がつけば、自律と自立ができる拳士に育っているはずだ。
それでも「またやらなくなる」かもしれない。しかし、一度山を登りきった人間は自分で軌道修正ややり直しをできるものを身につけているのだ。だから大丈夫。


その団体や組織の「ルール」を守らないならば、その場から立ち去るしかないということを拳士にも教えたい、教えてほしい。

拳士へ、なんでも「△」で許しもらえると思うな。○か×かの厳しい世界がきみたちがおとなになった社会には存在するのだ。若いときは、決して自分を甘やかせるな!

ルーティーンワーク

2007年10月26日 23時19分29秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
小学生ファイナリスト、中学生ファイナリストには次のことを家でやらせます。

☆橋本西支部ルーティーンワーク☆

呼吸法→真向法→コーディネーション→トランク体操

です。

それをメールで報告させます。

できなかったとき、やらなかったときは、

「できなかった」「しなかった」

と報告させます。

ただし、報告をしない拳士がいます。中学生になるとこのあたりがおろそかになります。

続きは、あとで。

武道人のためのアクロバテイック練習法

2007年10月26日 20時58分39秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

観たDVD。

「武道人のためのアクロバテイック練習法」

テコンドーのDVDのようだ。

通販で取り寄せた。

音声は、「korean」と「English」だけ。日本語はない。

武道アトラクションというよりも、完全に「器械体操」のDVD。

ただし、指導の方法なども詳しく習熟過程(順を経て)映像で紹介されている。

この手のDVD(体育指導法としての)がなかなかなかったので、ある意味ラッキーだった!

「ああ、そんな練習方法があったか!」

って感じだ。

かえるの歌

2007年10月26日 17時27分34秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

全国大会にでる小学生ファイナリスト(うちでは、全国出場者をファイナリストと呼称)。

毎回、一人に「一分間スピーチ」をさせています。

順番の決め方がユニーク。

・12人が円になる。
・大きなさいころ(テレビ ごきげんようの「なにが出るかな?」さいころ)を使う。
・全員で「かえるの歌」を歌いながら、そのさいころを順にまわしていく。
・歌が終わった時点で、持っている拳士が次のときのスピーチ者。

「ゲロゲロ ゲロゲロ クワツ クワッ クワツ♪」

このフレーズがとてもこのやり方にマッチしていて面白い。

毎回、大爆笑である!

ちなみにスピーチは、1分~1分10秒でできなければ再度次回やりなおし。
こうなると家で練習しないとだめになる。

心配り

2007年10月26日 03時58分57秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
少林寺拳法の六年生女子二人が、
『明日から修学旅行なので、明日と土曜日はやすみます。』

この場合は、
「休ませてください。だね。」
と教えた。

そして稽古の休憩を兼ねて、さっきのことを話した。
全国大会の小学生団体メンバー12名。


「二人は明日から休みということを連絡くれました。とてもいいことです。でも50点。では100点は?」

「チームのみんなにも言っておく。」

「ああ、それも大切なことだね。最初のミーティングのときに言えるよね。言った?そうまだ言ってないの?」

「でもまだ70点。」

「…」

「修学旅行は明日からだから、今日連絡するのは大切だね。でももっと早くからわかっているんだから、1ヶ月前ぐらいに連絡することが大切だね。そして、さらに前日などに連絡をします。そうすると、先生は1ヶ月前に聞いているので、その間の稽古メニューをあらかじめ変えておくことができるね。そして、直前にもう一度確認で連絡くれると、もし先生が忘れていたときには助かります。
急用や病気でない場合、その用事や学校の予定で休むことを決まった時点で連絡し、そして再度直前に最後の連絡をします。こんなことも一つ今日から覚えてみましょう。」

人間失格

2007年10月26日 03時36分13秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
ブックレビュー


まんがで読破
『人間失格』(太宰治・作 イーストプレス)

これもコンビニに買いました。

小説で読んだときは、自分が若かったこともあり、正直理解できませんでした。

このようにまんがで読んでみると、かなりいい本だと思いました。

深いということ。
人間の弱さ…他人ごとではない。

ブックレビュー

2007年10月26日 00時04分20秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

まんがで読破
『破戒』(島崎藤村・作 イーストプレス)

コンビニで買いました。

被差別を扱った藤村の秀作です。ただし、差別小説という批判を受ける場合もある、様々な論評が交わされます。

わたしは、18歳から5年間、大阪のある市役所で関係の職場に配属されていました。


そんな関係で、当時は教えていた高校生たちとも真剣に同和問題について勉強し、議論させたこともあります。

ただし、正直いまはこどもたちには同和問題についての話をすることはありません。

誤解しているようなこどもたちがいれば、それをただしきちんと話する気はありますが、あえて取り上げるべきかどうかは消極的な立場です。

また、軽く触れて話すと逆に誤解を生むと思っています。

いまの学校教育の方向性を教えていただきたいです。

ブックレビュー

2007年10月25日 18時39分05秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
 
『身につけよう! 江戸しぐさ』(越川禮子・kkロングセラーズ)

いろいろと教育に少林寺拳法の指導にと役に立つことばかり載っている。
いまの子どもたちが失っていること・・ではなく、いまのおとなたちが失っていることばかりだ。

「江戸しぐさ」は、躾であり、モラル、マナーであるが、私が印象に残ったのは、次の一文。

「ここ(寺子屋)では、「読み、書き、そろばん」だけでなく、「見る、聞く、話す」に重点をおいた学びに力を入れました。」

すごいぞ! 日本(江戸時代・・)

転籍してきた拳士への所見

2007年10月24日 00時57分10秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

転籍してきた拳士への所見。

 

●拳士所見●

2003年12月分

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90 ○○ ○】

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12/1(月)いつになくしつかり挨拶ができた。ラダー、バランストレーニング。

12/2(火)厳しい稽古だったがよくがんばっていた。まだ速くやると雑になるので注意。

12/4(木)バスケットではりきっていた! いつも話しをよく聞いている。

12/6(土)3級指導。8級~6級ぐらいの基本的な技があまりきちんとできていない。指導者の責任多し。

12/8(月)カレンダー撮影。他にはとくになし。

12/9(火)筋力は強いので、課題はバランス感覚。特に深層筋のバランスが必要。

12/11(木)構えが悪いので何度もやりなおしさせた。体と心に「芯」を持つこと。

12/13(土)長坂本部のため指導できず。

12/15(月)大きな声で挨拶できている。当たり前のように思うがそんな凡事徹底が大切。

12/16(火)突きは安定してきた。蹴りが固いのでこれからもっと回数を掛けると良い。

12/18(木)基礎感覚稽古他を楽しんでやっていた。いつも積極的である。

12/20(土)3級マンツーマン指導。3月にはいけそう。

12/22(月)長坂本部のため指導できず。

12/25(木)クリスマス会やすみ。

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《総括》クリスマス会でお話した通り、3級受験となります。2ヶ月ありますので、もう一度基本からきっちり指導できる事になります。あちらの技術や習ったこととずれる場合があり、そのとき本人は混乱するかもしれません。そんなときは、こちらでもフォローしますが、おうちでも「同じラーメン屋でもお店が違えば、味も調理の仕方も違うでしょう」

などとアドバイスしてあげてください。

  ぎこちなかつた昨年にくらべ、今年はしっかり橋本西支部の拳士として年こしですね。

 では、今年はとてもお世話になりました。また、来年もよろしくお願い致します。

<o:p> </o:p>

(お家の方より)

 

 

 

 

 

 

 


幼年部拳士への所見

2007年10月21日 01時14分14秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

2003年12月分

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98 ○○○ ○○】

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12/1(月)とっても大きな声で挨拶ができました。よくがんばっています!

 

12/8(月)カレンダー撮影。かわいくあいさつできました。

 

12/15(月)直接指導できず。お土産の飴を配った。長坂とは波動が似ているのか共鳴する。

 

12/22(月)長坂本部のため指導できず。

 

12/25(木)クリスマス会。「コーヒー買ってたやろ?!」と何回も言ってた(笑)。

1

《総括》

   今月は本部長坂の本部行きが重なりほとんど直接指導できませんでした。

  申し訳ありません。ただ、はにかみながらもいつも元気に挨拶してくれるのでうれしいです。

   今年はとてもお世話になりました。また、来年もよろしくお願い致します。

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(お家の方より)


読んだ本

2007年10月18日 02時08分05秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
少林寺拳法の支部と育夢学園に通信「継“読”は力なり」というブックレビューを書いています。

10冊ごとに書いているのですが、最近書けていません。

だから、読むごとに一冊ずつここにまず書いておこうと思います。そうすれば、そ

れをコピーして貼り付けて通信に出来る。

とりあえず、たまっている分を書いておこう。(約一ヶ月半ぐらい分)

最近読んだ順。

・「いつまでもデブと思うなよ」(岡田斗司夫)

・「俺の彼」(島田洋七)

・「ホームレス中学生」(田村裕)

・「ランチェスター戦略 一点突破」(福永雅文)

・「風の谷のあの人と結婚する方法」(須藤元気)

・「宇宙を味方にする方程式」(小林正観)

・「百年恋人」(新堂冬樹)

・「コアトレーニング」(村上貴弘)

・「人の話を「聴く」技術」(財・メンタルヘルス協会)

・「100%人に好かれる 聞く力」(齋藤孝)

・「シーソーの「真ん中」に立つ方法」(桜井章一)

・「この一冊で 日本史と世界史が面白いほどわかる!」(歴史の謎研究会)

・「「思い」と「実現」の法則」(ウォレスD.ワトルズ)

・「教え方のプロ 向山洋一全集 42 先生に会えてよかった! 向山流 親とのつきあい方」(明治図書)

・「人たらし」のブラック心理術(内藤誼人)

・「神さまと神社」(井上宏生)

・「もっと楽になる「生き方」」(観月環)

・「「気づき」の幸せ」(木村藤子)

・「五つ星のお付き合い」(山崎拓巳)

・「伸びるチームをつくる!」(ローレンス・ホルプ)

・「超 強育論」(宮本哲也)

・「ブッダは、なぜ子を捨てたか」(山折哲雄)