ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

組演武指導

2007年10月27日 23時04分03秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
郡内のスポーツ少年団大会まであと一ヶ月あまり。

県大会が8月だった。ペアの変更はない。

だから、問題なく演武できる


はず。

でも、問題あり・・それは。

演武構成を「左右反対」でやらせているからだ。

勝敗よりも、練習として「左右を入れ替えて」練習している。

当然、大会もそのとおり行う。

たとえば、内受突を右前から、小手抜は左前から。という感じ。

普段から、「法形」は左右練習している。

しかし、「連反攻」は反対ではやらない。

結構拳士は戸惑っている。

でも、いい練習だ。

ただし、時間が少なすぎる(汗)

弛み・・

2007年10月27日 22時42分11秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
今日は久しぶりに全体指導に入った。

いまは全国大会前で、少年部は出場者(12名)を長坂が専有道場で指導。他50人を副支部長ほかが指導というスタイルをとっている。専有道場から借りている小学校までは徒歩三分ぐらいなので行き来もしやすい。

さて、しばらく全体指導をしていないと次のように感じた。

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・拳士は、うわついている。気が抜けている。
・長坂の声がいつもより大きくなっている。
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ここからいえる事。

①拳士の弛み。
②長坂の弛み。

長坂の弛みとは、大変な全体指導をさぼつていること(実際は仕方なくだが)で、自分の力がその分落ちているのだ。

維持はない。上昇か下降か。どちらかだ。

やはり、毎日毎日の積み重ねが大切だ。そして、落ちるときは一気に落ちる。
心しておこう。

交換②

2007年10月27日 17時52分03秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
さっき、交換ノートに返事を書いた。

12冊だった。

出す日を決めておくと、処理も大変だが、自由にしているので、そんなに大変ではない。

むしろ楽しい。

今週水曜日、六年生は陸上記録会があった。その内容が多かった。

女の子は自主的に書いている様子。

男の子は、たぶん親にいわれて書いているなーと思う。

いまから、稽古指導に行ってきます。

交換ノート

2007年10月27日 16時15分41秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

少林寺拳法の拳士、育夢学園の生徒との「交換ノート」をしている。

日記だ。

以前は、全員義務付けていた。いまは、自由にしている。

半分ぐらいの子は書いてくる。出す時期も自由だ。

やはり女の子が多い。そして、話題も豊富だ。

長坂は赤を入れる(赤ペンで返事を書く。)

そして、少林寺拳法のシールを貼る。黒のシール。特に内容がいい場合だけ「白」のシール。ホワイトシール。これはなかなかゲットできない。

シールで子どもたちを動かせるのはよくない。しかし、それは、一部の子しかもらえないようなやり方。
この日記は、書けば誰でももらえる。競争させているのではない。判子の代わりみたいなものだ。

ただし、100個で先生からプレゼントと約束している。当然、小物。
あれ、これって競争させていることにもなるのかな・・

キミのためにできること

2007年10月27日 03時50分43秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
ブックレビュー

『キミのためにできること』(宮本延春・WAVE出版)

「オール1のおちこぼれ教師になる」「未来のキミが待つ場所へ」の著者でもある。いま時の人だ。


氏は少林寺拳法三段。わたしと同じ本部少年部委員会の佐竹令子先生(小坂井道院)の元門下生です。

先月の本部少年部指導講習会では、本部で講演会をしていただきました。個人的にもお話させていただきました。
すばらいしい方です。

来週11月3日の少林寺拳法創始60周年記念式典において長坂はある賞を受賞することになっています。そのとき、宮本先生も同じ賞を受賞されることになっています。東京でお会いできることが楽しみです。

ルーティーンワーク②

2007年10月27日 00時41分31秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
↓の続き。

今日は次のように連絡しまた。

「中学生はまだ全員報告ができていない。今日はできない場合は、全国出場を見合わせる。中学生なので本人の問題ですが、それでも子どもがやらない場合は、保護者が責任を持ってください。」

やらない日もあるだろう。それでもいい。
報告はすること。
報告を忘れることもあるだろう。それでもいい。
100%までは要求していない。
78%で最高が「ユダヤの法則」だから、70%できていればよしとしている。

でも70%もできていない(報告を)拳士がいる。これは、ダメだ。

次の点でダメ。

・長坂が指示をして「毎日報告すること。ひとりでもしない場合は大会には出ない」と決めてある。
・そのことに全員納得した。
・つまり、自分で決めたことになる。
・自分で決めたこと(納得したこと)をしないのはだめだ。
・そして、指導者がそれを許したら指導のボーダーラインをなくすことになる。

全員が報告を行うようになるまで長坂は指導しないと宣言してある。

だから、今日も指導しなかった。拳士たちはこの状況をわかつてきている。だから、きちんとそのことと向かい合おうとしている。それでいい。それができるからファイナリストなのだ。

そして、稽古後に、次のように話だけした。

「成果主義になってはいけない。結果が大切なのではない。
 結果だけを追い求めたのが、今のボクシングの亀田家問題だ。
いまやっていること、いままでやってきたことが大会のあとにきみたちの「体と心と頭」に残るんだ。大切なのは、何が残るか。何を残すか。何を残せるか。
ルーティーンワークをやらせるのは、身体をつくって技をうまくすることが目的ではない。技ができていないからさせているのではない。
①なにかを続ける習慣をつけること。
②決めたことはきちんと最後まで行うこと。
それをきみたちに教えたいからだ。それが社会に出たときに必要になるからだ。
大会に勝つこと。それはあまり大したことではない。」

ここというときに、やるべきことをやれる人を育てたい。それが長坂の考え。

今まで、多くの拳士や生徒を見てきて・・法則がある。

・そんなにセンスがないように見えて伸びる人→いわれたことを素直にきちんとこなす。親が「長坂がやれ」と指示したことはきちんとやらせている家。

・ものすごくセンスがあるのに、予想以上に伸びない人→やらない(丁寧にやらない、最後までやらない、チャレンジしない。) 特に、最後までやるが一番キーポイント。

中学生になると本人と自覚がないとなかなかこれを克服できない。これは、長坂の指導責任でもある。

小学生のうちは、親の導きと指導者の導きで「やる拳士」を育てることができる。
幸い、いまの小学生はきちんとやる拳士が多い。親の指導の賜物だと思う。そして、大切な時期をいい指導で過ごしたことになる。

親が妥協していい場面とここは譲ってはいけないという場面があるはずだ。
そのたたかいに負けないでほしい。そこが拳士にとっての「山場」なのだ。そこさえ、クリアさせることができれば、あとは気がつけば、自律と自立ができる拳士に育っているはずだ。
それでも「またやらなくなる」かもしれない。しかし、一度山を登りきった人間は自分で軌道修正ややり直しをできるものを身につけているのだ。だから大丈夫。


その団体や組織の「ルール」を守らないならば、その場から立ち去るしかないということを拳士にも教えたい、教えてほしい。

拳士へ、なんでも「△」で許しもらえると思うな。○か×かの厳しい世界がきみたちがおとなになった社会には存在するのだ。若いときは、決して自分を甘やかせるな!