ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

全国大会報告会

2007年11月06日 01時37分02秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)
今日は、8時~9時まで、少林寺拳法の全国大会報告会。

支部では、各種全国大会の前に「壮行式」を行う。

そして、終了後は「報告会」を行う。

今回の報告会は次のとおり。

①大会結果報告(土橋副支部長) ※結果は↓のブログにあり。

②中学生団体への優秀賞(発表の部は全員表彰)の授与。

③同拳士の一分以内スピーチ。

④小学生団体への優秀賞(発表の部は全員表彰)の授与。

⑤同拳士の一分以内スピーチ。

⑥一般女子初段の部優秀賞(第2位相当)の拳士の表彰。

⑦同拳士のスピーチ。

⑧一般男子三段の部優良賞(第4位相当)の拳士の表彰。

⑨同拳士のスピーチ。

⑩ここからがサプライズ、支部長が用意した特別の金メダルを出場した拳士全員
 に授与。
 泣いている拳士もたくさんいた。長坂も泣いた。静かにしっかりと授与した。
 大会の結果に涙しているのではない。いままでともに稽古に励んだことに感謝し て、それが終わることのさびしさに涙しているのだ。
 なによりもいままでのことに胸がいっぱいになるのだ。

⑪終了。

⑫終わってから、ファイナリスト(全国出場拳士)の保護者に壇上に上がってもら  い、お礼の挨拶。

⑬メダルのケースを保護者に授与。おかしなことだか、本当は適当に配ればいいの を、急に思い立ち、一人ひとりの保護者に順に手渡した。
 お礼とともにお互いに感謝の握手。

⑭長坂は言った。
 「こじつけのようですが・・・保護者の方はこのメダルのケースのような存在だ  と思うのです。メダルは拳士。そのメダルをしっかり包み込み、支えているの  がケース。だからこそ、メダルも輝けるのです。今までありがとうございまし   た。本当に感謝します。」

とっさに思ったことをしゃべったのだ。拳士はメダル、保護者はケース。そし  て、指導者は、メダルをかける「ひも」ではないだろうか。

⑮このあとは、拳士、保護者、指導者などみんなが思い思いに写真撮影。
 いつみてもこれはいいシーンだ。

 小学生男子がみんな泣いているのが面白い光景だった。女子は泣いていなかっ  た。(笑)
 
 男子がわんわん泣いていた。
 「このメンバーとの団体演武の稽古が終わるのがかなしい。」
 「このチームでよかった。」
 「このメンバーでよかった。」
 という涙であったそうだ。
 
 昨日の大会の演武が終わった後ですでに、
 「これでこのチームが解散になるのがいやだ。」
 といって泣いていたそうだ。

 支部のすべての拳士が全国大会に出場できるのではない。
 しかし、今回は、日ごろから稽古に来ている拳士のうち約1/4の29名が全国大会 に出場した。
 でも、この報告会には出場していた拳士保護者もたくさん参加してくれた。

 だからこそ、支部長としてはそんな保護者や拳士には感謝だ。そして、気も配ら なくてはいけない。

 そのあたりのバランスは難しいが、大切なことだ。


 「報告会」はすべてチャラになる瞬間。
 
 いままでの厳しかった稽古、大変だった送迎、チームでの諸問題。

 すべてが、いい思い出に代わり、再スタートを切るときなのだ。 

「パンザーイ! それでは、みなさん、これでお開きとなります。ありがとうござ いました。」

 という感じ。
 
 だから、「また、がんばろう!」とみんなが思う。
 
 今年も一区切りつきました。感謝します。

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1 コメント

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またまた書き込みです。 (拳士)
2007-11-06 20:36:41
合掌
本当にみなさんおめでとうございます。
私も長坂先生の書き込みをみて泣きそうになってしまいました。
みんなで1つのものをつくりあげていくのは本当にすばらしい事だと思います!
私も今年団体演武で中学生全国大会へ出場しました。
苦しかった事も辛かった事も6人全員で沢山経験しました。でも、それ以上に嬉しかった事や楽しかった事を沢山経験しました。
長坂先生の書き込みにもあったように私も『このメンバーで良かった。』と思いました。
ですがメンバーの1人がやめてしまったので、もう団体演武はできません。少し悲しいです。
私にとってこの大会は思い出にもなりましたし、色々なことを学んだと思います。同時に、やり遂げた時の嬉しさも知りました。
この体験をこれからに活かして行きたいと思います。
                      合掌


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