長編デビュー作『リバー・オブ・グラス』で高く評価されたというケリー・ライカート監督が、ジョナサン・レイモンドの短編小説を基に撮りあげた長編第2作。こういうまるで知らない人の映画を見るのもたまにはいい。これは2006年作品。73分。配信が始まったばかりみたいだ。登場人物はほぼ2人だけ。旧友から電話があり、1泊でキャンプに行く。それだけの話。妻にはもうすぐ赤ちゃんが産まれる。なのに彼は「たった一泊だし . . . 本文を読む
今朝,村山由佳『記憶の歳時記』を読み終えた。12の季節を巡る1年間のエッセイ。母とのこと、3度の結婚、作家生活。猫たちと歩んだ日々。自分の60を前にして人生を振り返る。やはり60は区切りだね。この後、天気がいいから、南郷図書館に行った。朝の図書館は老人(しかも男性)しかいない。ここはジジイの楽園か。僕も大きな窓から外の公園を眺めながら、一冊の児童書をゆっくりと読む。また小手鞠るいの新刊が出ていた。 . . . 本文を読む