習慣HIROSE

映画・演劇のレビュー

『ドラゴンボール超 ブロリー』

2018-12-30 13:49:06 | 映画
これが今年最後の1本になった。別の映画を見に行くつもりだったのだけど、時間が合わなくて見合わせた。いくらなんでも最後なのに、しかも、3週間ぶりの映画なのに、「これでいいのか?」とも思うけど、仕方がない。映画はとても力のこもった作品で悪くはなかった。 ここまで単純でいいのか、と思うけど、これがいいのだ、と思わせてくれるところが素敵だ。悟空はいつも同じ。強い奴と戦いたい。ただ、それだけ。武道家として . . . 本文を読む
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12月のDVD (『フラワーショー』他多数)

2018-12-30 12:21:46 | 映画
『フラワーショー』という映画が面白い。アイルランドの圧倒的な風景に魅了される。これは花とコンクールを描くかわいい映画ではなく、自然と人間との関係を描いた作品なのだ。たまたま手に取っただけで、特に見たいと思ったわけではないけど、まぁ、いいか、と思い借りてきたら、とても素敵な映画で得した気分。 それにしても、膨大な映画の中から何本かを選ぶのはたいへん。TSUTAYAに行くと、楽しいというより、途方に . . . 本文を読む
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12月の読書 (舞城 王太郎『私はあなたの瞳の林檎』他 多数)

2018-12-30 11:28:56 | その他
映画も芝居も見れないから、最後の砦は小説とDVDだ。通勤と夜の時間なんとか、やりくりして結構たくさんの本と映画を見た。簡単におさらいしよう。 代表して3本の映画と1冊の小説について先に書いたけど、小説に関してはほかにも面白いものをたくさん読んでいる。実をいうと『未来』よりも凄い作品がたくさんあるのだ。 舞城 王太郎『私はあなたの瞳の林檎』は3つの短編連作。三角関係が描かれる。恋愛の定番だ。さら . . . 本文を読む
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湊かなえ『未来』

2018-12-30 10:42:23 | その他
12月の小説には強烈な作品が多かった。(まぁ、たまたま自分が手に取ったのがそんな本ばかりだっただけだろうけど)特にこの辞書みたいにごつい(ハードカバーで500ページ近くに及ぶ)長編の怒濤の不幸つるべ打ちには閉口した。(ほんとうは450ページだけど) 20年後の未来から届いた手紙に返事を書くことで、今の過酷な状況を乗り越えていこうとする10歳の少女の地獄めぐりが描かれる前半も強烈だが、後半、主人公 . . . 本文を読む
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右脳中島オーボラの本妻『踊る!惑星歌謡ショー』

2018-12-30 09:18:57 | 演劇
今年最後の芝居がウイングフィールドでよかった。しかも、またここでとんでもない芝居と出会えたし。年の瀬も押し迫った29、30日に名古屋からやってきた劇団が初の大阪公演をする。 しかも、このタイトル、この劇団名。期待しないわけにはいかない。受付の5階で、芝居が上演される。狭い空間にTVと、お茶の間が設置されている。開演前、そこでCMが流れている。繰り返し、ラモスのJリーグ・カレーやらローカルなコマー . . . 本文を読む
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