『コップ・カー』のジョン・ワッツがスパイダーマンを手掛けたらこんなふうになったのか。確かに悪くはない。この起用は成功だ。軽いノリで楽しめる映画になった。しかし、まだ、このレベルでは納得はいかない、というのも事実だろう。確かに今までの「ヒーローもの」とは一線を画す。でも、ノーランの『ダークナイト』を見た時のような衝撃はない。だってこれはよくある「青春(もの)映画」でしかない。ハイスク . . . 本文を読む
原作となったアニメ映画をそのまま実写化する意味って、どこにあるのか。これは実写ですればいいようなことをあえてアニメでした映画だった。でも、それが結果的に、アニメならではのストーリー展開をする映画になっていた。だからこれはそのままでは実写映画として成り立たない。そんなことは重々承知の上で、それでもこれをする意味、それが知りたいと思い見たのだが、結果は実に残念だった。
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