三池崇史はなぜ、この映画を引き受けたのだろうか。もちろん、何でもありの彼だから、オファーされたら、蹴ったりはしないだけ、なのかもしれないけど、もういい加減この手のマンガは飽きてないか。なんでもする。そこにそれなりの面白さを見出して、楽しもうとする。その姿勢を崩さないのは立派だ、けれども、観客である僕らは、さすがにもう飽きてしまった。
まず、この映画のストーリーに全く興味をひかれな . . . 本文を読む
こういうちょっと不思議なラブコメディ(みたいなもの)をベルギー映画は得意だ。(と、偉そうに書いたけど、実はこれはオランダ映画らしい)平気な顔してありえないようなことをやってくれる。現実の世界の中で平気の屁でやる。まるで当たり前のように描かれる。自殺幇助の会社。幸せにあの世への旅を提供する。そんな事業が現実世界でに成立するわけはないけど、ベルギーならあり得るみたいだ。社長は父親で4人兄弟がサポートす . . . 本文を読む