ポン酒猫のジャズ屋A7

日々ジャズと酒に明け暮れるジャズ喫茶のマスターが書き綴る何の役にも立たない話

全国高校ラグビー 新潟大会 決勝

2009-11-09 01:14:32 | ラグビー

今年も「全国高校ラグビー」の新潟県大会決勝の日がやってきた。

決勝戦は6年連続34回目の花園出場をねらう新潟工業と

初の県大会決勝へ駒を進めた新発田南の対戦となった。


フォワードでボールを持ち込み、ラックからの早い球出しで

バックスに展開する新潟工業、それに対し新発田南はハイ・パントで

相手の出足を止め、フォワードを走らせるという戦法で勝ち抜いてきた。


試合は開始早々(2分)新潟工業11番(左ウイング)が

廻り込んでゴール真下にトライを決め先制する。

その後は新発田南が押し気味に試合を進め、11分にペナルティ・ゴールを

奪い3点を返して前半終了。


後半は新潟工業が相手の裏を狙うキックでチャンスをつかみ

4分に14番(右ウイング)が右中間に、14分には6番(左フランカー)が左スミにトライ。

そして23分に12番(左センター)が密集を抜け出し中央にトライし、そのまま試合終了。

最終的なスコアは24対3。新潟工業が勝ち花園行きを決めた。


ここ20年程、新潟代表は全国大会でシード校の厚い壁に阻まれ、

花園で正月を迎えることが出来ない。

決勝を戦った両チームも、キックの処理ミスやハンドリングのミスが非常に多く目に付いた。

こういうミスは自分のチームのリズムを壊し、相手に攻撃の切っ掛けを与えてしまう。

全国大会では命取りになってしまう危険がある。

しかも、優勝した新潟工業のフォワードの平均体重は約80Kg、全国でも軽量の部類に入る。


以上の事から考えると、今年も新潟代表がシード校を破り、

花園で正月を迎えるのは難しいと言わざるを得ない。

しかし、戦う相手は同じ高校生、勝負は何があるか分からない。

新潟工業の健闘を祈る。





トムとジェリー

2009-11-06 03:30:00 | 

小学生の頃から大好きなアニメ「トムとジェリー」。

高校生や大学生の時でもTVの再放送があれば、欠かさず観ていた記憶がある。


アニメ「トムとジェリー」は今までも色んな形でDVD化され、

私もかなりの枚数を所有しているのだが、

このDVDは某ホームセンターで1巻8話入りで何と¥500。

安さに負け売り場に在る8巻全て購入してしまった。


アカデミー賞受賞作品である、有名なトムがピアノを弾く「ピアノ・コンサート」や

名作「トム君空を飛ぶ」などは今観ても面白さバツグン。


やはりこのアニメのキー・パーソンは何と言っても「トム」

「トム」が居てこその「ジェリー」である。

ホント、「トム」は最高のアクターだ。




The Pat Moran Quartet

2009-11-04 02:56:51 | JAZZ CHORUS

猫とワニのイラストのジャケットに惹かれ30年程前に購入したアルバム。

ジャケの感じから、おそらくフォー・フレッシュメンのように自ら楽器を演奏し且つ歌う、

ヴォーカルとインストゥルメンタルのグループではないかと推測したのだが、

これが見事に当たっていた。


パット・モラン・クァルテットは、このグループ解散後ソロとして活躍する

女性ヴォーカリストのベヴ(ベヴァリー)・ケリーと、

女性ピアニストのパット・モランを中心に、1954年に結成された。


これは、彼等のデビュー・アルバム。

女性2人を交えた混声のコーラス・ワークは何とも粋でスマート。

また、ピアノ・トリオによる演奏4曲(2,4,8,10)も

ゴキゲンにスウィングしており、非常に楽しめる作品に仕上がっている。


尚、このアルバムは現在廃盤となっている。発売権を所有している

ビクター・エンターテイメントさんには是非とも再発をお願いしたいところだ。



 The Pat Moran Quartet

  Bethlehem BCP-6007

  東芝EMI TOCJ-62029 (Reissue) 廃盤


1,This Can Be Love
2,A Foggy Day
3,What A Difference A Day Made
4,Have You Met Miss Jones
5,I Should Care
6,Gone With The Wind
7,Somebody Loves Me
8,The Best Things In Life Are Free
9,Sunday Kind Of Love
10,Medley : Spring Is Here~It Might As Well Be Spring
11,Two Sleepy People
12,Pick Yourself Up


Beverly Kelly (vo)
Pat Moran (p,vo)
John Doling (b,vo)
Johnny Whited (ds,vo)


1956年 Hollywood 録音




Nara Leao / Dez Anos Depois

2009-11-01 03:29:52 | SAMBA / BOSSA NOVA

「美しきボサノヴァのミューズ」と邦題の付いたこのアルバムは

ナラ・レオンが1971年にパリで録音したもの。

1960年代に軍事政権下にあった母国ブラジルを離れ、

ナラは当時フランスに亡命していた。


ここでナラは、ジョビンやシコ・ブアルキ、バーデン・パウエル、

カルロス・リラなどのナンバー、所謂ボサノヴァの代表的な作品を採り上げている。


優しく呟くように歌うナラの唄は正にボサノヴァそのもの。

バックはギターの伴奏が中心のシンプルなもので、

曲によりピアノやストリングス入りのオーケストラが入る。

ナラ・レオンの魅力が一杯詰まった傑作アルバムである。


尚、本アルバムは元々LP2枚組であったが、ここから12曲を抜粋したLPが

1975年に同じ「美しきボサノヴァのミューズ」というタイトルで

日本フォノグラム(SFX-6032)より発売されたことがある。(写真下)





今回のCD化に伴い2枚組の全24曲が、完全に1枚のCDに収録される事と成った。



 Nara Leao / Dez Anos Depois

  仏 Polydor 2. 388. 004~5

  ユニバーサル・インターナショナル UICY-3519 (Reissue)


1. Insensatez
2. Samba De Uma Nota So
3. Retrato Em Branco E Preto
4. Corcovado
5. Garota De Ipanema
6. Pois E
7. Chega De Saudade
8. Bonita
9. Voce E Eu
10. Fotografia
11. O Grande Amor
12. Estrada Do Sol
13. Por Toda Minha Vida
14. Desafinado
15. Minha Namorada
16. Rapaz de Bem
17. Vou Por Ai
18. O Amor Em Paz
19. Sabia
20. Meditacao
21. Primavera
22. Este Seu Olhar
23. Outra Vez
24. Demais


Nara Leao (vo)
Tuca (g)
and Orchestra


1971年 Paris 録音