ポン酒猫のジャズ屋A7

日々ジャズと酒に明け暮れるジャズ喫茶のマスターが書き綴る何の役にも立たない話

Jackie And Roy / The Glory Of Love

2009-11-29 04:31:30 | JAZZ VOCAL :DUO


おしどりデュオ、ジャッキー&ロイが1956年から58年にかけて

在籍したABCパラマウントの1枚。

因みに彼等のアルバムはABCには4枚有り、これはその第1作目にあたる。


粋でお洒落で都会的でスマートなセンス、洗練されたハーモニーと楽しいスキャット

そして、ジャッキー・ケインのソロにおける清楚でクリアなヴォーカル。

そんなジャッキー&ロイの魅力がこのアルバムにはたっぷり詰まっている。


バックはバリー・ガルブレイス、ミルト・ヒントン、オシー・ジョンソンの3人に

ロイ・クラールが全編ピアノで加わっている。

派手さはないが、趣味の良いプレイで唄を引き立てている。


尚、5と11の2曲は全編スキャット、8、9、12の3曲はジャッキーのソロである。




 Jackie And Roy / The Glory Of Love

  ABC-Paramount ABCS-120

  ユニバーサル・インターナショナル UCCU-5170 (Reissue)


1,The Glory Of Love
2,The Best Thing For You
3,I Love You Real
4,Could You Use Me?
5,Miz' Margret
6,Love Is Sweeping The Country
7,You Inspire Me
8,Looking At You
9,Where Did The Gentleman Go?
10,Let's Get Away From It All
11,Tain't No Use
12,The Winter Of My Discontent


Jackie Cain (vo)
Roy Kral (vo,p)
Barry Galbraith (g)
Milt Hinton (b)
Osie Johnson (ds)


1956年 3月 録音


■関連アルバム■

Jackie And Roy / Double Take