ポン酒猫のジャズ屋A7

日々ジャズと酒に明け暮れるジャズ喫茶のマスターが書き綴る何の役にも立たない話

Jerri Winters / Winters Again

2010-11-03 02:26:42 | JAZZ VOCAL :女性
ジェリ・ウインターズはケントン楽団出身の女性シンガー。

本アルバムはソロになってベツレヘム・レーベルに「Somebody Loves Me」を

録音した後、何年かのブランクを経て

1962年にチャーリー・パーカー・レコードに吹き込んだもの。


マンデル・ロウ率いるオーケストラをバックに、ジュリ・ウインタースは

一語一語をはっきりと且つ噛み締めるようにしっとりと歌っている。


また、このアルバムはA面がストリングス入りで、

B面はストリングス抜きのオーケストラという面白い創りになっている。




Jerri Winters / Winters Again

原盤 : Charlie Parker Records PLP-808-S

センチュリー・レコード CEJC-00153 (廃盤)


■Side A
1,The Lost And The Lonely
2,I'm Afraid To Love You
3,Elmer's Tune
4,This Is Our Song Of Love
5,Gal In Chicago
6,It's A Wonderful World

■Side B
1,I'm Gonna Laugh You Out Of My Life
2,Through Again
3,In The Wee Small Hours (Of The Morning)
4,Did I Remember


Jerri Winters (vo)
Mundell Low (arr,direct)
George Duvivier (b)
Ed Shaughnessy (ds)
Eddie Costa (p,vib).....Side A
Romeo Penque (woodwinds)
Gene Orloff (vn)


Side A.....1962年 4月2日 New York 録音
Side B.....1962年 2月14日 New York 録音






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2 コメント

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ポン酒猫さま、こんにちは (東京めたぼ)
2010-11-03 14:42:46
本盤、ポン酒猫様とご同業のあのお方は酷評されてましたが、聴いてみるとイイではありませんか・・やられた(苦笑)
同様に酷評されてて憤慨したホニ・ゴードンの“化け猫ジャケ”といい、やはり聴いてみなくては判らないものですね。

しかしベツレヘム盤『サムバディ・ラブズ・ミー』でジェリが腕を広げて笑ってる姿が、久本雅美がおどけてるようにしか
見えないのは私だけでしょうか?いつもショーモない書き込みばかりですみません、今日はお酒、入ってません・・^^;
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東京めたぼさん (ポン酒猫)
2010-11-05 00:15:02
私と同業の方がこのアルバムを酷評してましたか、まぁ音楽の感じ方は人それぞれですからね。

ホニ・ゴードンの“化け猫ジャケ”とはプレステッジ盤の「Honi Gordon Sings」のことですね。確かに“化け猫”に見えますね。

ジェリ・ウインタースのベツレヘム盤も仰る通り久本雅美に見えますよ。納得です。
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