20数年前渋谷のタワーレコードで購入した1枚。勿論Modeのオリジナル盤ではなく、米国のV.S.O.P.レコードの再発されたものである。
当時このModeレーベルに関しての知識はそれ程有った訳ではない。イラスト風ジャケットが魅力のウエストコーストのレーベル程度しか知り得なかった。
ルーシー・アン・ポークと言う歌手の名前も知らず、ジャケの良さだけで入手したのだが、コレが大当たり。
ドリス・デイを思わすストレートな表現の中にも、ドリスとは又違った可愛らしさを感じさせてくれる。
ところで、今回もModeのオリジナル・ジャケットで発売されたのですが、このアルバム実はInterludeレーベルで再発されたジャケも非常に良いのです。
こちらの再発ジャケですが、私も所有しておりません。
ミューザックさん、V.S.O.P.さん、是非ともこのInterlude盤のジャケットでも再発をして下さい。
Lucy Ann Polk / Lucky Lucy Ann
Mode MOD-LP#115
ミューザック MZCS-1121 ¥2,400
1,Sitting In The Sun
2,How About You
3,I'm Just A Lucky So And So
4,Squeeze Me
5,When The Sun Comes Out
6,Makin' Whoopee
7,Don'cha Go 'Way Mad
8,Sittin' And A-Rockin'
9,Memphis In June
10,Time After Time
11,Easy Living
12,Looking At You
Lucy Ann Polk (Vo)
Marty Paich (P)
Dick Noel (tb)
Bob Herddaway (ts)
Tony Rizzi (g)
Buddy Clark (b)
Mel Lewis (ds)
1957年 7月 Hollywood 録音
まるで羽を広げた天使が舞っているようで愛くるしいことこのうえありません。
こんなに爽やかな満面の笑顔は心の澄んでいる人でなければできないものです。
この薄汚れた世の中にも背中に翼が生えている人が千人に一人くらいはいるのでしょうね。
ご紹介のクアルテート・エン・シーのワーナー盤も愛聴盤でしたのでCD化は嬉しい限りです。
「天使のクァルテット」の邦題がついた2枚目など擦り切れるほど聴いたものです。
ブロッサム・ディアリーの『SINGS ROOTIN’ SONGS』の再発にも驚きましたが。。。
夢見がちな語り口に芯の強さを垣間見せる彼女にも羽が生えているのかもしれません。
コーラスがお好きなようですね。僕も男女混声問わず大好きです。
こちらに紹介されている作品はどれも癒されるものばかりですね。
ジャズ・ヴォーカルは全て好きなのですが、やっぱり
コーラスが一番癒されるように思います。
クアルテート・エン・シーはエレンコの作品も好きですし、「天使のカルテット」も含め皆良いですよね。