ポン酒猫のジャズ屋A7

日々ジャズと酒に明け暮れるジャズ喫茶のマスターが書き綴る何の役にも立たない話

『かんずり』、「しその実漬」と「えのき茸漬」

2009-01-18 03:15:43 | 


日本酒好きの私に、店の常連S藤さんから有り難い頂きもの。

新潟は上越の珍味『かんずり』にそれぞれ「しその実」

「えのき茸」を漬けたビン詰2本。


『かんずり』は地場の肉厚唐辛子を雪にさらし、糀、柚子、塩等を混合し、

何年か(3~6年)寝かせ、熟成、発酵させた香辛調味料。


雪にさらす事で唐辛子のエグ味が抜け、味がスッキリ、まろやかに。

また『かんずり』の語源ですが、唐辛子を雪の上で「寒ざらし」にした事から、

「寒ざらし」がなまって『かんずり』になったと聞いています。


この『かんずり』実は単体でも販売されており、

蕎麦やうどん、そして鍋などの薬味に使うと最高なのです。

そこにそれぞれ「しその実」「えのき茸」を漬け込んだこの2品

『かんずり』のまろやかで且つ深みとコクのある辛さの中に広がる

片や爽やかなしその実味、そしてもう1つはえのきのシャキシャキ感。

どちらも甲乙つけ難い位美味い!!


日本酒のみならず、ビールにも合う見事な1品です。




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