ポン酒猫のジャズ屋A7

日々ジャズと酒に明け暮れるジャズ喫茶のマスターが書き綴る何の役にも立たない話

Pinky Winters / Lonely One

2008-10-04 03:45:57 | JAZZ VOCAL :女性


ピンキー・ウインタースは、現在も米国西海岸で活躍しているシンガーである。

しかし、その経歴に比べ彼女のレコードの数は余りに少ない。


本アルバムは、1958年にArgo (アーゴ)レーベルに吹き込まれたもの。

ジューン・クリスティやクリス・コナーに通じる声質と歌唱。

時折フェイクを交えながら、スウィンギーな歌を聞かせてくれる。

バックはピアノにジェラルド・ウィギンス、ギターはハワード・ロバーツ、

そして、ドラムにはチコハミルトンと、ジャズ・ファンには嬉しいメンバーが揃っている。


尚、このジャケットはオリジナルではなく、セカンド・ジャケットである。



 Pinky Winters / Lonely One

  Argo LP-604

  ユニバーサル・ミュージック UCCC-9119


1,Lonely One
2,Polka Dots And Moonbeams
3,Cheek To Cheek
4,It Never Enterd My Mind
5,You Smell So Good
6,Easy Living
7,Jeepers Creepers
8,I've Got Plenty Of Love
9,Gone With The Wind
10,Pennies From Heaven
11,My Heart's A Child
12,October's Dream


Pinky Winters (vo)
Gerald Wiggins (p)
Howard Roberts (g)
Jim Wolf (b)
Chico Hamilton (ds)


1958年 録音







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2 コメント

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歌うことは演じること (lonely_street)
2008-10-04 09:50:31
人生も同様でしょう。人は自分の選び取った役割を演じることなしに生きられません。
演じることを虚偽であると看做すのは浅はかです。誰もが己の宿命を生きるのです。

ピンキー・ウィンターズには人を包み込む母性を感じます。男女コーラスも同様ですが
癒されるのですね。セクシーなだけの歌手は男の愛玩具にすぎず好きでありません。

いつもながらハワード・ロバーツのバッキングの上手さが際立ちますね。
60年代はキャピトルのイージーリスニング路線が洒落た味わいでした。
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Re:歌うことは演じること (ポン酒猫)
2008-10-04 15:55:53
lonely_streetさん

いつもコメント有難うございます。

仰る通り、彼女の歌は良いですね。

キャピトルのイージーリスニング路線に関しては、未聴でした。

機会があったら聴いてみたいと思います。



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