あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

稲刈り

2005-10-08 19:58:22 | 日々雑事


いつも突然に始まる、我が家の稲刈り。

その日も、朝から天気が良かったので急に今日は稲刈りをやるぞ!と夫。
何日も前から準備万端に出来てはいるのだが
せめて 明日とか明後日…とかに予定は立たないのだろうか?
稲刈りは天気次第ってとこがある、それに会社の休み次第って事もあるし

仕方ないって言えば仕方ないのだが…。

幸いな事に
その日からば~ちゃんはショートステイを組んであったから良いようなもの。
それでも考えようによっては、ば~ちゃんが出かけるまでに
田んぼの稲は、機械が入る分刈り込んでおかなければならない仕事があるのだが
それは夫がやってくれる事になる。

まぁ 急な事だから仕方ないよな…そう言ってくれた。
ヤッター!! あれって、意外と疲れる仕事なのだ…ラッキー♪

我が家の稲刈りは、コンバインで刈るので
刈った籾を運ぶのが私の仕事になる。
ただ 羨ましいのは、他の家はグレンタンクと言う
エントツのような物がついたタイプのコンバインで
それだといちいち袋詰めではなく軽トラックについた容器に直接に入れる。
入れた籾は手付かずで乾燥機の中へ…となるのだが
我が家の場合は未だに、コンバインに付いた袋に取り込むタイプで
それだと、乾燥機の中へは手で空けなければならない。
これがかなり疲れる仕事で、毎年の私の担当だ。

力仕事なので、腕は太くなる。

それでも 昔を考えればキリがない。
昔は機械こそあれ、バインダーで刈り取って天日干しをして
今度は脱穀機で…それから 残った藁を始末して…と。
コンバインで刈り取って跡は何も残らない田んぼが羨ましかった。

夫は最新機械は買わない、農業収入の分では機械貧乏になると言う。
間に合う間は、使えるだけ使う…そういう考えだ。
充分に分かってはいる。 年に1~2日の事で確かにその通りなのだが
こう疲れると最新式で力仕事のない機械があればと思ってしまう。

そうこう 文句を言っているうちに終わってしまう我が家の稲刈り。
過ぎてしまえば何と言う事もない…。

それでも今年は息子が手伝ってくれた。

夫に代わってコンバインを運転して、籾運びも率先してやってくれ
おかげで今年の秋は楽していられた。

もちろん その夜は息子の好きな物を作った。

コメント (11)
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