あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

つい愚痴っぽくなる梅雨空の日

2010-06-29 23:23:18 | ひとりごと
晴れたかと思うと雨が降ってきたりで、どうも雨に小バカにされた様な
そんな梅雨の晴れ間に垣間見る青空は、かえって蒸し暑さを増すのかもしれない。

あ~~あ、朝から食事の支度をして後片付けや掃除や洗濯で
pochiko農園で草むしりしたり…同じ年代の農家のオバちゃんと立ち話をして
それはそれで、自分の作ってる野菜の話をしたり楽しいんだけど
話が途切れて…今晩なに作んべなぁ~と、顔を見合わせてフッとため息。


フルーツほうずきの花

自分一人だったら、ナスの漬け物くらいで終りたいとこだけど
家の者がいるとそうもいかないんだよねぇ~っとお互いに愚痴っぽく
毎日同じことの繰り返しで、どこに行くって事もなく
みんながそうだと思うけど、いつもいつも楽しい事ばっかりはないって事。

それでも時おりの雨に、家の中から出たり入ったりして
pochiko農園の、今度はサヤエンドウを卒業させて
その場所には苗を作っておいたブロッコリーを植えてみた。


梅雨の合間の田んぼは青々と…。

夕方ちょっと前に、雨の来ないうちにと、蒸し暑い中をヒメの散歩へ行けば
いつもは勢い勇んで、ぐいぐいと引っ張る引き紐も
ものの2~300メートルも歩いたところで帰りたいと拗ねた目で見る。
どうしたヒメ…昨日夫の手を味見したようで、こっぴどく怒られてたっけ。

まだ落ち込んでるのかな…そんな思いで頭をグリグリと撫ぜて
トイレも済んだので早々に帰って来た。


何となく困った顔のヒメさま。

人間でさえ気分のすぐれない時があるんだもん!
ヒメだってあったって当たり前だよなぁ~しかもお姫様だから気位が高いし
ちょっと意にそわない事をされたりするとギャンギャンと大騒ぎする。


会津若松市の市花であるタチアオイの写真などを撮ってみたり…。


花言葉「大きな志」「大望」「野心」「気高く威厳に満ちた美」「高貴」などなど

戊辰百年祭の記念行事の一環として一般市民から公募し
多年草の草花で、真紅、白などの花を咲かせ
開花期も長く会津地方にたくさん見られる花で
市民ともゆかり深いことから選定されたようだ。

タチアオイの梅雨明け予想、梅雨の時期に下から順番に花が開き
梅雨が明ける頃にはまっすぐ延びた茎の先端まで咲きそろうって
昔の人はそんな事から季節に移り変わりを感じてたんだね…きっと。

そんな事をしているうちに、雨が降り始めて…水が苦手なヒメさま。
この雨が来る事を感じ取っていたのかもしれない。

かなり本格的な雨になり…早く帰って来て良かった。



という事で、今にも泣き出しそうな梅雨の空をUP!




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昔の味 かつおのハラス 

2010-06-27 23:04:26 | 食べ物 レシピなど
今日はいかにも梅雨に相応しく終日雨の日となった。
エアコンを入れると寒い様な、消せば蒸し暑い様な…なんとも遺憾しがたい。




目に青葉山ほととぎす初がつお…の季節。
店頭にはかつおが並べられて、安く買えるのが嬉しいのだが
どうも私は、ちょっとクセのあるかつおの刺身はあまり好きではない。

ちなみに「本がつお」という言葉があり
って事は「ウソのかつお」もあるって知ってました?

かつおには、独特の臭みがあるので京都では
「びんちょ(キハダマグロの子)」を「かつお」と称して売っていたようで
これは、どこのお店でも同じらしく「ウソのかつお」の正体は
「びんちょ(キハダマグロの子)」だった…というお話。

と、まぁ そのかつおなのだが、刺身にすると出るお腹の部分をハラスと言って
言えば余りモノなのだろうけど、塩焼きにすると…これが美味しい♪
だから、ハラスの部分が安く売られていて
かつおの刺身も好きなのだが、その塩漬けにされたハラスを
焼いて食べるのが、もっと好きな夫だった。

かつおの時期になるとハラスが食いたいと言うので
5枚くらいで150円から200円くらいで買えるのだが
塩漬けにされているのではなく、生のままでパックに入っているので
塩を振って焼いてあげるのだけど、どうも水っぽくて美味しくないと文句を言う。

昔は塩漬けにされたのが売られており
焼くとクルンと反り返って、厚みもあり油も乗ってて
何よりもしょっぱいけど、一枚あったらご飯一膳など軽いものだと。

血圧が高くならないんだろうかと思うのだけど
どちらかと言えば、昔から肉体労働派の夫。

汗をかく量はハンパではなく、そういうとこ塩分が排出されてしまうのだろうか
昔っから血圧は正常で、塩っ辛いものを接取しないようにしてさえも
少し高めの血圧の私とは違いで…そういうとこ、遺伝なのかなぁ。

私だって知ってるけど、5枚を先っちょのとこを針金かなんかで束ねられて
よく魚屋さんの店先に売っていたもので…なんというか昔の人って
塩鮭とか塩いかとか、そういう塩辛いオカズでご飯をたくさん食べていた。

そんな事を思いながら、どうしたら夫に満足いくハラスを食べさせてあげられるのか?
ひょんな事から息子が干してみたらのアドバイス…ハラスの干物か!
さっそくアミアミの三段カゴを取り出して、塩をまぶしたハラスを乗っけてみた。



買って来たかつおのハラスにシッカリと塩を振り干物にする。


おりしも天気の良い時で、風も適度にあってか…その晩に焼く事が出来た




なかなかな塩梅に干上がったようだ。

焼いても余分な水っぽさはなく適度な歯ごたえで
塩分は昔のものとは違い、かなり手心を加えたけど
かなり美味しくい出来たのではないかと…夫曰くこの味だと!!
甚く感激の様子で、酒の肴にご飯の友にと…まぁ食うわ食うわ(笑)


さっそく焼いて…召し上がれ~♪

きっと三陸辺りの海辺の人は、こういうのは食べないのだろうなぁ…。
山に囲まれて、今でこそ新鮮な魚が食べられるようになったけど
昔は干物だとか塩漬けにされたものなどしか手に入らなかったのか
棒たら煮だとか鰊の山椒漬けだとか、そうそう「こづゆ」にも干した貝柱。
イカ人参はするめイカ使用だし…会津にはそういう類の郷土料理がある。

会津の郷土料理  ポチっと♪

まぁ 先人の知恵って事か…ともあれ満足のいく鰹のハラス。
昔の味が食べたかった~~!!と騒ぐ夫に満足させられて良かったかな(^_^)v



という事で、今日の一枚! 蛍を見つけた~!!をUP♪


私の掌で撮影後、また梅雨空の夜へと放してあげた。

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pochiko農園三昧の日 スナップエンドウ卒業!!

2010-06-25 22:33:46 | pochiko農園



暑い一日だったけど、せっかくの孫太郎のお休みに
午前中に買い物へ行き、ばぁちゃんのお昼ご飯の後にお昼寝♪
3時前にオヤツタイムが終って、サテッと活動開始かな。


麦わら帽子を被って、pochiko農園へと繰り出した。

農園の片隅には、サヤエンドウとスナップエンドウと…!
ところで思ったのだが、スナップエンドウとスナックエンドウと
二通りの呼び名があって、どっちが本当なんだろうなぁ~と
考えた事ある人は…私だけなのかしら??

ちょっと調べてみた。
両方とも同じもので、1970年代にアメリカから日本に輸入されたようだ。
“スナップえんどう”が正式名称なのだが
日本で販売するメーカーによって、商品名を“スナックエンドウ”とするところが出て
いつの間にかスナップとスナックが共存するようになったらしい。

そこで、昭和58年には、農林水産相が“スナップエンドウ”に統一となったが
実際のところは“スナックエンドウ”も、まだまだ根強い呼び方となっている。

と、そのスナップエンドウ、春先に蒔いた為かどうかは知らないけど。
今年はどうもチンチクリンで、サヤエンドウの半分くらいしか背丈がない。
それでも頑張ったスナップエンドウは、チンチクリンながらも
ミッチニチにサヤを付けてくれて、かなり食卓を賑わしてくれた。



そろそろ花が咲く事もなく、思い切って雑草に埋もれたスナップエンドウだが
残りのサヤをもぎ取りキレイさっぱりと、ツルを手繰って引っこ抜いた雑草と一緒に
わら荷の脇に、これも堆肥となってもらうつもり♪


それでも残り少ないとは言え、ボールに八分目ほどあった。

無事卒業を迎えたスナップエンドウの空き地に…次は何を植えようか思案中。


お隣のサヤエンドウは、まだまだ食べられそうだ♪


落花生からトウモロコシ、その向こうには花オクラ…などなど。


麦わら帽子をかぶってカメラを構えるオバちゃん、約一名^^;


フルーツほうずきも随分大きくなったもんだと!


小玉スイカのチッコイ実、今年は食べ切れないくらいの収穫を期待しよう。


坊ちゃんカボチャ、食べきりサイズで今年初めてのお目見え。


肥料袋サツマイモも袋の口から溢れそうな勢い!

pochiko農園、他にも去年から作っている落花生やトウモロコシ
トウモロコシの向こう側には、ブログ友さんにいただいた
花オクラが続々と、キュウリやトマトも小さいながらも実を付けて
小玉スイカやカボチャ、今年は一回で食べ切れるようにと
小さいサイズの坊ちゃんカボチャにして、これらもなかなかの出来かも
むろん肥料袋サツマイモも袋の口から溢れるくらいの成長振りとなっている。

時おりの初夏の風が、こんなにも良い気持ちだなんて
思いっきり汗をかいてみないと感じられなかったかもしれないと
気持ちも体もなんだか爽快感♪

夕方にはピタっと風も止んで…そろそろ天気が崩れ始めるのかしらね…。



今日の一枚 夕方に見る事が出来る優しげな磐梯山をUP♪




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ディサービスの朝

2010-06-23 23:07:25 | 介護
今日は梅雨特有の蒸し暑さに加えて、朝からシトシトと雨が降っていた。
ようやく咲き始めたアジサイの花は、心なしか嬉しそうな
きっと pochiko農園の野菜たちも、この時とばかりに
著しい発育をしてくれてるのだろうと思うと
あながち雨の日も悪いものではないなぁ~と思ったり。


ガクアジサイ 花言葉 無情、高慢、ほら吹き

そんな中、いつもの時間よりも気持ち遅れ目の
ディサービスのバスが迎えに来る。

今日はちょと苦手な主任さんと若い女性の職員さんと
体のあちこちを点検をして、一週間の様子などを聞きながら
テキパキと車いすに乗せる準備をする。


ピンクのバラ 花言葉 美しい少女、上品、気品、しとやか

朝ご飯をしこたま食べて、オムツもサッパリだし
うつらうつらしていたばぁちゃんにとっては
迷惑このうえない日なのかもしれないな…と思いながら。

先日来たケアマネージャーさんと話をしていたのだが
十何年も寝たっきりでいて、シャンとして車いすに
往復の時間を入れると1時間近くも座っていられるなんて
脅威以外のなにものでもないと、おばあちゃん丈夫なんですねぇ~って。


アストロメリア 別名百合水仙(ゆりずいせん) 
花言葉 華奢(きゃしゃ) やわらかな気配り 人の気持ちを引き立てるなど


珍しい事に、今日は私の顔をマジマジと見つめて手を差し出し
しっかりと目を開けて、頭もクッションから離している。

いつもなら仏頂面でパジャマの胸元をギュッと握りしめて
目はつぶったまんまなのに…思わず手をとって
今日はお泊りじゃないんだからね、ばぁちゃんの好きな温泉に入って
ちゃんと夕方には帰って来るんだから…と声をかける。


サツキ 花言葉 節約 節制

そんないつもと違う仕草を見せたりすると
なんだか何かが起こるのか、良くない事を想像してしまったり。

分っているのか分らないのか、手をつかんで離さないばぁちゃん。
無理にディサービスに出さなくてもいいのかなぁ。
そんな思いが胸をかすめる。

それでもそういう刺激だとかバスの乗ったり、温泉に入ってきたり
他人との意思の疎通が出来ないなりにも、他人の中で緊張したり
そういう事すべてが良いとは限らないけど、脳の刺激になる事は間違いないようだ。


ムラサキツユクサ 花言葉 快活 尊敬 ひとときの幸せ

車いすに乗せられて傘を差しかけてもらいながらバスに乗り込むばぁちゃんの横顔は
諦めにも似たような、すでも目を閉じ、何か所かのシートベルトに支えられて
約20数分の雨の日のドライブに出かけるのを、ヒメと一緒に見送った。

そして、何となくウツウツと孫太郎と過ごした雨の一日。

あんなに気がかりだったばぁちゃん、いつもより食欲がありましたと
職員さんの言葉に…ちょっと拍子抜けしてしまった^^;

夕方には雨もやんだようで、閉め切っていた窓を開けてみた。
家の中に夕方の風が…湿気を帯びていたけどビックリするほどの涼しい風が入りこんだ。



そして、今年も真っ赤なゆすら梅の実がたくさん実った。


 


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繁殖の季節、十姉妹と鴨の場合

2010-06-21 23:00:20 | ペット
雨が降るとも降らないとも、梅雨特有の蒸し暑さは変わりないもので
こういう時期だからか、春先に芽生えた命が羽ばたくころ
我が家の十姉妹ご一家も、新しい家族が増えた…一羽だけど。

春もまだ雪が残る頃、寿命だったのか梵ちゃんが天へ召された。
梵ちゃん夫は一匹で寒そうに鳥かごの片隅でしょんぼりとしていて
このままじゃ、可哀想だと新しく仲間を増やしてあげようと
ホームセンターのペットショップへと…ところがツガイでしか売られてなくて
どうしようかと思ったけど、十姉妹ってのは何羽でもケンカをする事なく
仲良くできる事から名づけられた…人間とはチト違うかも(笑)

在りし日の梵ちゃんはこちら  ポチっと!


案の定新しくツガイを入れたけど、けっこう仲よく三羽で固まって 
これで寒さも凌げるというもので…ホッと安堵した。


そして春に十姉妹は三個の卵を産み、そのうち一個は孵らずじまいとなり
二羽孵ったうちの一羽は、どうやら押しつぶされてしまったようで
巣の隅っこで干からびちゃっていた(~_~;)


巣の中から、チョコンと覗いてるチビッ子十姉妹♪

最近 生き残った一羽も、すっかり生意気な盛りとなり
人間でいえば孫太郎くらいか、勝手に餌箱まで降りてみたり
一人で巣へ戻れなくて、結局私が戻してあげている。

大きくなるのが楽しみで、増えると言う事はペットを飼ううえで
最終目的みたいなものではないかと思った。


そんな中、悲しい鳥もいるわけで
先日夫が田んぼの水見に行った時に、農道のすぐ脇に鴨が卵を抱いてるという。
おおぉ~~っ、野生の鴨が抱卵してる姿なんて、おいそれと見れるものではないと
さっそく、例の満身創痍のカメラ持参で駆けつけた。


遠目にはちょっと分り難い、鴨としたら穴場な場所だと思ったの鴨!


よぉ~~く気を付けて近づいて行くと…。


お腹の下の卵をシッカリと抱いている鴨の母さん。

いたいた…ってか、あんな道端で大丈夫なのかと思うくらいの目立つ場所。
除草剤をかけられて茶色に変色した草むらに、ちょっと見じゃ分らない様な
そんな場所で一心に卵を抱いて…これが孵ったら可愛いだろうなぁと
すごい宝ものを見つけた気分で悦に入っていた。

が、一日置いて見に行ったところ、巣の中は空っぽで
鴨が…たぶん母さん鴨だと思うのだが、傍の田んぼで一羽泳いでいた。
どうしたのだろうか…と夫に言ったら、たぶん散歩中の犬にでも驚かされて
母親鴨が逃げたところをカラスにでも食べられてしまったのではないかと言う。


すっかりもぬけのカラになっている巣


鴨の母さん、心なしか寂しそう…。

少ししたら孵ったであろう鴨の卵…これも自然の摂理というものか
やっぱり飼い鳥とは違い危険が一杯の野生の鴨なんだなぁと
可哀想半分ガッカリ半分…鴨の母さん、悲しみに浸る間もなく
次の抱卵の準備にかかるのだろうか…子孫繁栄の為に。



という事で、せめてもの雛であるチビッ子十姉妹をUP!




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この木なんの木気になる木

2010-06-19 23:14:53 | 植物

目が覚めた時にはすでに雨の朝を迎え
ヒメさまの散歩もカサ持参じゃなきゃと出掛けたが
思いがけず雨は止んでしまったけど、涼しいけど蒸し暑いような
梅雨特有の一日だった。




pochiko農園脇にある庭の隅っこには柿の木がある。

これは、ばぁちゃんが倒れる前に植えたもので、種類は分らないけど
大きい実で干し柿にして食べるからと植えたものだったはず。
残念ながら何年たっても一個か二個くらいしか実が生らずに
たまには実も生らない年もあったり…だから、ばぁちゃんだって文句は言うまいと
根元からバッサリと切ってしまった柿の木だった。

ところが何年か経って、その柿の木の根元から何本かの芽が出始め
なんだか一生懸命さに、そのうちの一番太い芽を残して置いたところ
どんどんと成長して…気が付けば、かなりな大きさにまで復活していた。


バッサリと切られた根元脇から、ニョッキリと伸びた…何の木?

毎年葉は茂っていた…と思うのだが、去年までは気にもせずに
というか、存在さえも忘れていた昔柿の木だったはずの木。
今年はどうも柿の葉にしてはおかしいと気づいたのだが
まだ若い脇芽から育った柿の木だし、さもあろうことかと思っていた。


チッコイ蕾が数えきれないくらいに!


こちらが普通の柿の蕾

先日更に気付く…よく見れば葉っぱの下には蕾らしきものがあって
だけどどうも柿の花とは違うような…なんといっても小さいし
我が家の小屋の裏にある柿の木を見れば、やっぱり柿の花が付いているが
それは見慣れた、極々当たり前の柿の花だった。

見比べてみて…やっぱり違う。

幹も柿の木とは違うツルっとした感じで、とても柿の木には見えなく
根元を見れば、ちゃんと切った柿の木の脇から出ている。
いったいこの木は何なのだろうか??


普通の柿の葉っぱと比べると、小さ目だし葉の表面もツルツルしていない。 
しかも薄っぺらダシ!


相変わらず…この木なんの木気になる木~
名前も知らない木ですから名前も知らない花や実が生る…?
なんて歌ってる場合じゃないか。

時間を見つけて、いろいろと調べてみた。
結果、どうも豆柿というのに似ているような気がした。
でもなんで? 以前の柿の木の葉っぱは普通に大きかったし
一個か二個生ってた実も、確かに普通の柿の実だったはず。


しばらくして蕾も開き始めて…花の先がピンクっぽくって可愛らしい♪

この花で検索を再開したところ、やっぱり豆柿のようだった。
豆柿はよく接ぎ木に使われていたようで
たぶん、ばぁちゃんが買って来た柿の木の苗は
豆柿に接ぎ木したものと思われる結果となった。

すると夫、豆柿なんぞ渋をとるしか利用価値がないぞ。
切ってしまった方がよくはないかと…でも秋遅くには黒っぽくなって
甘くなるとあったけど、たぶん食べないだろうなぁ。
それでもあんまり大きくしないでとって置きたい私…果たしてどうなるのか豆柿!



という事で豆柿の花をUP♪


ふっくらとしてピンクの縁取りが妙に色っぽい。



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涼を求めて、達沢不動滝へと

2010-06-17 23:39:00 | プチドライブ・地域の事
いつ以来だっただろうか、一人でのプチドライブをしたのは
たしか2月の大内宿へ行ったっきりで、あとはいつも誰かと一緒のお出掛けだった。
それはそれで楽しいけど、やっぱり一人で行ってこそのプチドライブというもの。

ここんとこ何かと忙しい日が続いていたが
思いがけずポッカリと、たった一日だけど自分の時間が出来た。
そして思いついたのは、以前から行って見たいと思うベストテンのなかのひとつ!
猪苗代町の中の沢にある達沢不動滝へ行く事にした。

家事を済ませて家を出たのが10時少し前で、スタンドで給油をして
メーターをゼロに…さぁ出発!! 今日も暑い。

平日とあり国道はそこそこ空いて、途中会津村から脇道を磐梯町を経て
一路猪苗代町へと磐梯山を左手に眺めながら、梅雨の晴れ間に気分最高!!


磐梯山写真スポットから


同じ磐梯山でも、裏磐梯方面から見ると随分と形が違う事が分る。

猪苗代町へ入り、そこから裏磐梯方面から福島市方向へと
いつだったか、夫と息子が桧原湖のわかさぎ釣りへ行った時に
後を追いかけるように出掛けたのだが
道に迷って福島方面へと行ってしまった道を行けば良いだけの事なのだが
だいたいの地図を見て来ただけなので、どうやら通り過ぎてしまったようだ。

途中のお店で聞き、逆戻りをして中の沢温泉の標識から左折し
幾つかの集落を過ぎて…道は両脇の杉の木で木洩れ日状態となっていた。


ようやく不動滝への案内標識を発見!(車中より)

それでも途中の畑に居たお年寄りご夫婦に道の確認をして
ようやく到着、中の沢達沢(たっつぁわ)の不動滝。

ちなみに、帰りにもう一度お礼を言おうと思ったけど
お年寄りご夫婦の、ばーちゃんの方が用足ししてたので素通りした(笑)


白木の大きな鳥居があり、傍には駐車場…達沢の不動滝と原生林とある。


その鳥居の裏側には戊辰の道があった。


途中、ここで手と口をすすいでから奥へ奥へと…。

すでに渓流のせせらぎの音と何種類かの野鳥の鳴き声に
渡る風は爽やかさを通り越して、気持ち肌寒さを感じさせるくらいで
渓流に寄り添うような不動滝へと続く道は湿っていた。


途中、苔生した岩をわしづかみする様な杉の木を見たのには自然の驚異さを覚えた。


足元には、名も知らぬ白い小さな野草が涼しげに揺れて…。
追記 いつもコメントをくださる山の事や山野草に詳しい山小屋さんに教えていただき 
クルマバムグラの花と判明、クルマが付くのは葉の形からのようです。
山小屋さん ありがとうございました。


5分くらい歩いた頃だろうか、目の前に不動滝が見える。
滝のそばには不道明王様が祀られ、すぐ脇には休憩所(本来は社務所)が設けられている。


滝の音を耳にしながら静かな気持ちで手を合わせる。


前方に不動滝(男滝)が見える。


手前には女滝があり、水量こそ少ないがなかなか繊細で趣があり
まさに女性らしさ…白糸の滝を彷彿とさせる。



男滝は高さ10m、幅16mで豪快さを感じさせる。

流れ落ちる水飛沫がオゾンというかマイナスイオンというか
天気次第では虹が見える事もあると言うが、残念ながら見る事は出来なかったが
充分に満足できるものだった。


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いたずら者モグラ…しゅう譲の一撃!

2010-06-15 22:43:43 | ペット
梅雨に入ったとは言っても名ばかりで、朝からギラツク太陽に
少々バテ気味なのは私ばっかりか…いやいや我が家の愛猫ポチコなんかも
外のあちこちで死んだ者みたいになって寝転がっている。
猫は寒いのもだけど暑いのも苦手だよなぁ~と思うこの頃。


行き倒れ状態の猫約一匹! ポチコ。


気位の高いヒメさまの数少ないお友達犬で、チャウチャウのももちゃんと。

朝のヒメさまの散歩を終えて、オムツ交換とばぁちゃんの部屋へ行こうとしたら
リビングのフローリングに、なにやら見慣れぬ物体発見!
傍でしゅう譲がチョッカイを出している。


猫パンチをしたしゅう譲

まさか、モグラ? しゅうが…捕った?
他にポチコの姿も見えずに、やっぱり捕ったのはしゅう譲か。

最近の暑さに昼間の間は厚いカーテンまで閉めて
外気温が入り込まないようにして、ちょっ省エネなんかを実践してみたり。
しゅう譲がいないと探してみれば、窓とカーテンの間に日差しをビシバシ当てて
うつうつと寝入っていたりするけど、あまりの暑さに頭がバカにならないんだろうか?
まさにいつも昼行燈とはしゅう譲の事をいうんだろうなぁと思っていた矢先だった。


温室状態の隙間で寝ているしゅう譲


時にはこんなあられもない姿で寝転がってみたり…

モグラの捕獲だったら、前猫のコビの専売特許だったけど
しゅう譲にもまだ猫の狩猟本能が残ってたか。

モグラ一匹というけれど、コヤツなかなかのいたずら者で…とは言っても
モグラ被害のほとんどは土の中に作るトンネルによるもので
農作物を食荒らす訳ではなく、ミミズや昆虫の幼虫などを食べている。


黄色いチリトリの上で記念撮影のモグラ!

だが、トンネルを掘るために、地中に空洞が出来き
土の持っている保水力が極端に低下し、植物が枯れたり根が張れなくなったり
養分の吸収が出来ず生育が悪くなったり、水田の治水などに影響が出たりもする。
一番の被害は、そのトンネルにネズミが入り込み農作物を食べる…\_(▼▼*)ココ重要♪

で、そのフローリングの上で、猫パンチを喰らったり
放り投げられたりされたい放題のモグラに同情したわけではないけど
ソファの下辺りで飽きて放置されたりしたのが気付かなかったりしたら
思わず…ゾォ~~~~~~~~っと!((+_+))


ちょっと飽き始めちゃったかな~^^;

しばらくするとモグラ遊びも飽きたようで、少し離れたところでウツラウツラ。
それを見計らって、箒でモグラをチリトリの上へと…。
あらら 息絶えたと思っていたモグラがモソモソと動き出したが
地上でのモグラの動きは遅いので、どうしたもんかと思ってたら
ワタシの獲物をどうするの!! 返して、返して~~!!
と言ったかどうかだけど(笑)

お上品な食べ方のしゅう嬢

【仮住まいの時に撮影】

あんまりうるさいものだから、チリトリに乗っけてモグラを外に放り投げたら
さっそく後を追いかけて咥えてどこかへ行ってしまったけど
まさか…食べないよね(~_~;)

しばらくして戻って来たしゅう譲の口元をマジマジと見てしまった。


という事で、今日の一枚 雪の残る飯豊連峰をUP♪




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激安食材消化週間とする。

2010-06-13 23:50:09 | 食べ物 レシピなど
先日いつも行くスーパーで、店頭で野菜や果物などが売られていて
目を引いたのが一束10円のニラ…思わず欲張って10束買ってしまった。
どうせ葉物は煮たり炒めたりしたらカサが減るものだし
しかし、さすがに10束は多かっただろうか^^;



ネットで調べたニラの保存方法で冷凍保存できるとあり
食べやすい大きさにカットして、生のままチャック付きの袋へ
少しでも早く冷凍出来るようにと、空気を抜いて…最後は
袋の口を少しだけあけて、そこからストローで空気を抜いたが
口に中が、非常にニラ臭くて参ってしまった。



ところが困った事に、冷蔵庫の冷凍室は満杯状態で
勝手口の所に置いてある冷凍庫はどうかなと、覗いたところ
冷凍庫も一杯で入らないときてる。

激安食材を見つけると、ついつい買い込んで小分けにして冷凍。
それの繰り返しで、さすがの冷凍庫もお腹一杯~~と泣かれてしまった。

はてさて、どうしたもんかと思案….。o○

まずは中に入っているものを消化する事だと
近くのコープで買った、切り出し肉グラム40円ナリ
良く煮込んで食べてくださいとあり
価格につられて買い込んで、冷凍庫の邪魔になっている。

よっしゃ、それを使おう!!と、以前もその切り出し肉で
牛丼ならず豚丼にと、玉ねぎとシラタキで作ったけど、かなりの好評だったが
同じものでは芸がないなぁ~と思いついたのが『しぐれ煮』で
生姜はチューブのだけどあるし、麺つゆがあったら何とかなると早速作った。



切り出し肉を下茹でをして脂分とアクを捨てたところへ
料理酒と麺つゆと、チューブの生姜をこれでもか!ってくらい入れた。
そしてコトコトと煮込んで、水分を飛ばしながら鍋をひっくり返して
出来あがった、冷めても美味しいナンチャッテしぐれ煮。


食べてしまってから気付いて慌てて写真に…

生姜の味が良いとかなりの好評を得たが
なんだか貧乏生活を地でいってるような…(~_~;)

しか~し、これで冷凍庫の中は随分隙間が出来たので
例のニラは無事、冷凍庫に収まる事となった。
ニラは解凍せずに、そのまま煮るなり炒めるなりすればOK♪

そして後日にもう一品、冷凍庫の邪魔になっているものは
マグロの血合部分だけど、ほとんど普通のお刺身と見分けがつかないくらい。
だけど冷凍してから、かなりの日数が経っているので
これも何とか消化せねばと、考えて唐揚げ~~♪





解凍をして唐揚げ粉をまぶして、しばらく放っておいて
しっかり味が馴染んだ頃、油で揚げるだけの超簡単で
鶏の胸肉の唐揚げって感じでかなりイケル!

まったく、激安食材というと、買わなきゃ損するような気がして
つい後先考えずに買い込んでしまう悪いクセ。
いくら激安でも、ちゃんと消化してこそのものなんだよね。

以前にもいろいろなものを激安食材で作ってみた。

激安食材Ⅰ  わかさぎの天ぷら

激安食材Ⅱ  いわしの南蛮漬け

激安食材Ⅲ  いわしのつみれ焼き・青じそ風味


という事で今日の一枚 いつもの夕焼け風景だけど…。





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pochiko農園 ただ今発展途上中!

2010-06-11 23:59:37 | 日々雑事
毎日暑い日が続いて、田んぼの稲も梅雨前の風に揺らいで気持ち良さそうで
日中は外に出たくない気分だけど、朝晩の清々しさは言葉に言い表せない
そんな今日この頃…欲を言えば、もちょっとお湿りがあったらね~
畑の野菜たちも暑さに、少々うんざり気味かな。

それでも植物の持つ逞しさってヤツは、暑いさなかでさえも
地下の中ではしっかりと根を張る事に余念がないようだ。

最近は娘もパート時間を少し少なめにしてもらったようで
孫太郎が来る回数も減りつつあるのは寂しい気もするけど
それ以上に自分の時間が持てるのは、また別の楽しみともなっている。

朝の清々しいうちに外へ出て、pochiko農園を一回りするのが日課となり
遠くに早々と中体連の試合か何かだろうか、自転車の一目で中学生と分る集団が通り過ぎていく。


今日も暑くなるんだろうなぁ…頑張れ中学生!!


ジャガイモの花は早々に捨てる。 
少しでもイモに栄養を送るためだと、近所の人に聞いた。



カボチャと小玉スイカに半分堆肥化したワラを敷いて、このワラは後々畑の肥しとなる。

野菜たちは、これから厳しい暑さになるであろう事に備えてるかのように
葉の先に朝露をためてキラキラと輝いている姿を見るのが楽しみでね。


トマトの葉に朝の雫




今年一番の出来はイチゴかな。
例年になく、3日と置かずにザル一杯のイチゴを収穫、孫太郎も食べ切れないでいる。



先日見切り品で買ったサラダパセリ 
古い葉は落ちたが、中から新しいパセリが顔を覗かせている。



肥料袋サツマイモ、ゆっくりながらも成長している様子が見受けられ


行者ニンニクの花も咲き、今年は種を採ってみようと思っている。


グリーンカーテンにしようと植えたゴーヤにチンマイ赤ちゃんが誕生♪


ただ小松菜だけはカブラハバチの幼虫の餌食となってしまった!

そんな様子を見て回るのが一日の始まりで
植物の成長はゆっくりだけど、毎朝見る野菜たちの成長振りは
目に見えるのが、野菜作りの楽しみなのかもしれない。

こうして地元で旬の野菜が食べ始められる頃は
スーパーで食べ飽きた頃で、おらちの子めらなの見向きもしねぇって
近所のお年寄りが愚痴をこぼす。

確かに今年は道路向かいの畑は手つかず状態で
今年は野菜作んねの?と聞けば、としょり(年寄り)ばっかで食いきれねぇから
うちの近くの畑だけにしたと…あんなに野菜作りが上手だったのに。

今はいつが旬だか分らなくなってしまったようで
虫が付いてない形の良いきれいな野菜が早々と売られている。
でも旬の野菜には旬の美味しさがあり効能もあるのだと思っているワタシ。


今日の一枚、モモイロシロツメクサをUP!




コメント (36)
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