あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

ようやく春の野鳥に会えた。

2024-04-05 23:55:24 | 野鳥
このところ晴れ時々雨で、なかなか畑の方へと手が付けられずに
とりあえず草むしりで様子を見ている状態に留まっている。
それでも梅の木には花が見られ始まり
季節はもう春なんだって、去年夫が亡くなったときには
すでに梅の花が満開だった…。
それだけ今年は春の来るのが遅かったみたい。


ついこの間には時季外れの雪が降った。
直ぐにやんでしまったけど
考えてみたら4月に入っても雪は見られる事が多い会津。
去年だったか桜と雪が一緒だった鶴ヶ城の桜だが
さすがにもう雪はないだろうと思う。


その雪の朝に撮った写真。


ハウスのパイプに止まったツグミちゃんが
今更雪かいってな感じでキョロキョロしていた。
ホント警戒心の薄い野鳥だなと思わずカメラを向けた。
 
 
同じような写真で申し訳ないです!
 
 
 
胸の辺りがふっくらとしてるからオスかな?
 
 
でも可愛い!!

その時は気が付かなかったのだけど
あとでパソコンに取り込んで初めて気が付いた。
メジロ!! ここ何年も姿を見せなかったのに
こんなひょんなとこに2羽。


庭の松の木など夫が元気な時は剪定をしてスッキリとしていたが
ここ数年剪定するものがなくて、庭の木はもさもさ状態になっていた。
しかも下の方は蒸れたようになって
葉っぱが枯れたように茶色くなってる。


そんな状態だったからか、メジロちゃんも隠れ場所があったからか
我が家の庭に戻って来た…そんな気がした。
うちにはにゃあた兄さんや新参者のバニ嬢がいるのに
なんと危険なことか!


この間、畑に野鳥の羽が、農道には野鳥の無残なむくろ
きっとにゃあた兄さんに違いない。
最近よくバニ嬢に狩りの仕方を教えてるようだが…(・_・;)


それでもメジロちゃんが見れたのは本当に嬉しい!
庭で地面に転がった素焼きの鉢の陰で
蜜を吸う花もないのに
雪で喉の渇きを潤してでも居たのだろうか?
 
最初雀かと思ったら…。
 
愛しのメジロちゃん!!
 
松の木から飛び出したところを偶然に撮れた。


その後もさもさの松の木に3羽ほど見かけたけど
鬱蒼としているうえに動きが早い。
何度か狙いを定めているうちに見えなくなってしまって
なかなかすばしっこい動きをする野鳥を写真に撮ることは難しい。


いつもメジロが見たいって思っていたから
夫が連れてきてくれたのかな~一周忌も近かったし!
なんて私の思い過ごしだろうけどね。

それにしても雪のヒヨドリは凛としてカッコいい!!
 
 
 
 
しかもオマケに神社の近くに距離にして50メートルほど先
キジを発見!!
 
 
 
 
 
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ジョウビタキとカワラヒワ

2024-03-13 00:23:35 | 野鳥
先日の事、ちょっと派手めな野鳥が家の前のハウスのパイプ止まっていた。
茶の間においたカメラを持って、すぐさ縁側へと駆け寄り
足を忍ばせて…薄いカーテンに身を隠しながら
サッシ戸をゆっくりと静かに開ける。


たいがいの野鳥は、そういうのに察知が早くて
すぐに逃げ去ってしまうのだが
今回はバニラも外にいたので、半ば諦めていたのだけど
一羽…だけ、他には見当たらなかった。


お腹がオレンジ色っぽく、頭部は白っぽい
なんていう野鳥か、とりあえず逃げる前に写真を撮りまくろうと
息を凝らして、距離は少し離れてて6~7メートルくらいか。
望遠を使って上手く撮れるかな?
腹ばいになってカーテンの隙間からピントを合わせるのだけど
シャッターを押すと微妙にブレる。


そこんとこを何とか動かない様に抑えて
パパラッチどころか婆ラッチでシャッターを押す。
 
 
 
 
 





なんていう野鳥なのか、いろいろ調べて多分ジョウビタキ!
名前だけは知っていたけど、今まで庭に来たことなかったような気がする。
思ったよりもカラフルなジョウビタキはスズメ目・ヒタキ科の野鳥で
体長は13.5-15.5 cm、体重13-20g、スズメよりわずかに小さい。
オスは頭上が白く、目の周りが黒いのが特徴で
メスは頭が淡褐色でオスとは簡単に見分けられる。
胸から腹、尾にかけてはオスメスとも橙色をして
翼は黒褐色だが中ほどに白くて細長い斑点があり
ここで近縁種と区別することができるようだ。


ジョウビタキの名前の由来は、「尉(ジョウ)」は銀髪を意味し
「鶲(ヒタキ)」は「火焚」とも書き
鳴き声が火打石を叩く音に似ているところから名付けられたようだ。


だから、ちょっとカラフルさから言えば
写真の野鳥はオスって事になる。


最近大型のヒヨドリに追われるように
小型の野鳥は見られなくなってしまった。
メジロなんかはその代表的な野鳥で
私からすれば、鶯よりも鶯らしさを持った野鳥だった。


梅の花とメジロって似合うよね。


それでも、ここ最近はシジュウカラなどが見られ
野鳥婆ラッチは、いつでも撮られるように
茶の間にカメラを構えている。


もう一種類、カワラヒワはよく見かけられる野鳥だが
冬の間はどこに身を潜めていたのか
最近になって近くの畑の上を通る電線に群れを成して止まっている。


雀にも似た野鳥だけど
羽を広げて飛ぶと内側の黄色い色 が目立つ。
色合いと小柄な体にも似ず、嘴が大きくて
思ったよりもいかつい顔をしてるとこ、意外と好きだったりする。


カワラヒワ、スズメ目アトリ科に分類され
体長は約 14cm 、翼開長約24cmでスズメと同大だがやや小さい。
全体的に黄褐色で、太い嘴と、翼(初列風切と次列風切)に混じる黄色が特徴なんだね。
 
 
 
 
 



カワラヒワの名前の由来として
カワラヒワは漢字で書くと 「河原鶸」 で
その名のとおり 河原に群れて、ヒエやアワを食べていたことが由来となった。


今回は電線に止まっていたので、やっぱり距離があって
しかも下から見上げるのでお腹部分が多いけど
空になった畑に侵入して…怒られないとは思うけど。
なんとか望遠で取ってみたカワラヒワだった。










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少しずつ野鳥が見られるようになって来た。

2022-02-28 23:27:00 | 野鳥

洋ランの花が咲いた。

三寒四温とはよく言ったもので、この週末は春は目の前って感じだった。
相変わらずに土日でお休みでも、自粛ムードの我が家のちびっ子たちで
せっかくの春日和だから家の中に閉じこもっているだけでは
ケンカばっかりとか怒られることも多い。


今年は隣組の組長さんになった我が家
市政だよりとかいろいろな書類を隣組の配って歩くのだけど
息子と嫁様とちびっ子たちで
散歩がてらに出掛けて行った。


その合間に、久々にカメラを持って家の周りをゆっくりと散歩で
結局お向かいさんと世間話になってしまったけど
縁側に腰を掛けて、体に当たる陽射しは
思ったよりも強かった。
こうして少しずつ季節は春へと
おもい腰をもたげた…そんな気がする週末だった。
 
雪の中を春色列車が走って行くよ。


そういえば最近野鳥の姿を見かける事が多くなり
家の前に来ていた鴨を始め、ヒヨドリはい以前から姿は見ていたけど
ムクドリだとか脇腹の黄色が可愛らしいカワラヒワなどなど
きっと樹木などに新芽が出始めたからかもしれない。
 
モズが電線に!
 
ムクドリのつがいかな。
 
雪融けの農道を雑草の若芽とか探しているのかな?

いつもは地味でも飛べば艶やか黄色が映える
全長13.5cmで普段は褐色の鳥に…スズメかな?と見間違えたりするけど
飛んだ時は翼の黄色帯は鮮やかでよく目立つカワラヒワ
そのこぢんまりした姿と飛んだ時に目立つ黄色と
なんとなく似つかわしくなく
思ったよりのいかついお顔で雑草の種とかを好んで食べる。
 
おぉ~! カワラヒワの御一行さま発見!!
 
真ん中に雀が一羽混ざっていた!
 
 
姿の割には顔が厳つい…そういうとこ好きなんだけどね!
 

秋に実った柿も収穫しないまんまだったのが
今では柿の実のヘタだけが残されているだけになっているのは
我が家の柿の木だけではなかった。
きっと厳しい冬の間、野鳥たちの命繋ぎになったと思われる。
 

もうすぐ季節は3月へと、あっというまに時は流れて
これからも雪は降るだろうけど、たいした事はないんじゃないかなって
野鳥にとっても私たちにとっても
ようやく冬からの出口が見えてきた…そんな気がする。
 
 
 
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モズを見かけた。

2022-01-05 00:09:41 | 野鳥
すっかり雪に覆われたお庭


すっかり雪景色になってしまったpochiko地方
モノクロームの世界に目にするのはカラスかムクドリか
はたまた雀くらいなもので、田んぼに稲穂があった頃には
アオサギとか白鷺とかも見られたのだけど
どこに行ってしまったのだろうか。


ちょっと寂しく電線にはカラスが止まっている。


このカラスって意外と利口もんで
相手が攻撃を仕掛けないと分かると
けっこう呼びかけに返事なんかもしてくれるのだそうな。


先日、雪のちらつく日
カラスでもムクドリでも、ヒヨドリでもスズメでも
そんなんでない野鳥を見つけた。
この日が晴れだったら、もっとクッキリと撮れただろうけど
雪が降ってどんよりとした空模様じゃ
なかなかクッキリとはいかずに
それでもカーテンの陰からババラッチした。
 

枯れたっぽい梨の木に止まっていた。

スズメよりはちょっと大き目で
ムクドリよりはまるっちい。
よく見るとクチバシが猛禽類っぽい
モズか…。
 
一緒に見ていたにゃあた
 

スズメなんかを捕った事のあるので
捕る気満々…おかあさん、あれ…見て!
スズメかな? いやモズだよ。

モズはスズメ目モズ科モズ属に分類される鳥類で
小さな体なのに、クチバシはタカのようにカギ型をしており
虫やカエルなど大きいものは小鳥を捕らえたりもし
生け垣などのとがった小枝や、有刺鉄線のトゲなどに
バッタやカエルなどのえものを串ざしにする「モズのはやにえ」
これはご存知の方は多いと思う。
 
 



私はモズって猛禽類だと思っていたけど
猛禽類ではないのか?
単に肉食をする野鳥ってだけなのか?
ホントのとこどうなんでしょ?


クチバシなんかはしっかりと猛禽類にしか見えないのだけど…。
 
 
 
 

どんよりと空模様に枯れたのか梨の木に梢に一羽
少し離れていたので鳴き声は聞く事は出来なかったけど
写真を拡大してみると
なかなか愛くるしい野鳥じゃないかと思うのは私だけかも。
 

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私の好きなヒヨドリのしぐさ

2020-04-26 23:59:38 | 野鳥
我が家の庭先もどっぷりと春
プルーンや梨の木にも花が付いて
お休みな我が家のちびっ子たちも庭先から歓声がきこえる。
長閑だなあ…。
 
満開の芝桜に歓声を上げるちびっ子たち
 
ご近所のライラックが咲き始めた!
 
煙とおバカちゃんは高い所が好き…ノリスケ
 
っとぉ~~ ここにもいた!
少しでも高い場所へと子猿が二匹(笑)
 
白い梨の花
 
白い老猫しゅう嬢にも草花が飾られた。
 
そんな我が家の庭先に来るのは、ムクドリとヒヨドリが常連さんで
たまにツグミちゃんとか…オナガは警戒心が強すぎて
ろくに写真なんかも撮らせてくれない。
 
相変わらずのババラッチ!!

大柄なヒヨが来ると小ぶりな野鳥が敬遠してしまうので
ほんとは
あんまり好きではないのだけど…柄も地味だし。
 
でも毎日見てると、どこかしらに可愛さが見えてくるもののようで
カメラを向けてて可愛いなって思える日が多くなったような気がする。
ボサボサ頭に茶色いほっぺのヒヨ

花の蜜や果実が大好物なけっこう甘党な野鳥で
だからか、よく椿の花の中に首を突っ込んでいるが
姿かたちは厳ついけど、鳴声は以外と可愛い!
 
昔は10月に渡来し、4月に渡り去る冬鳥だったらしいが
一年中みられるようになった。
そんな私に可愛いと思わせたヒヨの仕草をUP!!
 
プルーンの木に挿しておいたミカン
下に落として啄んでる。
 
意地悪く黒くなったバナナをそのまま木にぶら下げてみたけど
シッカリと皮だけ残して中身からっぽ!
 
珍しくムクとヒヨのツーショット
 
夕日を浴びてヒヨ
 
頭がちょっと冠
 
つくづく眺めると可愛らしさが見えて来る。
 
何を思っているのかしらねえ…。
 
日曜日も終わり、明日っからまた夫とサクぼんとの生活が始まる。
おちびちゃんたちは明日一日保育園へ行ったら
また火曜日は息子が休んでくれるので
飛び石でお休みで…まだまだ長い休校は続いて
早くゴールデンウィークが終わってくれればいいのだけど
いつもは待ち遠しい楽しみな大型連休なのにね。
 
遠くへ行楽にも連れてってあげられないけど
せめて笑顔で過ごせるようにしてあげたいと思うこの頃だった。
 
 
 
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春の使いかシジュウカラがやって来た!

2019-02-20 00:56:45 | 野鳥

今朝の事、洗濯物を干していたら
ガラス戸腰に外に目をやったら、視界に動くものが写った。
何だろうと思って目を凝らしてみると
ちっちゃい雀くらいの大きさのネクタイ姿のシジュウカラ

pochiko家の庭をチョンチョンと歩きまわったり
木の枝に止まってみたりと、動きが活発な野鳥で
二羽見つけたけど、あれはカップルなのかしら。

食べられなくなったリンゴとかミカンとか
プルーンお枝のあちこちに刺しておいて
ついこの間まではヒヨドリが占領していたpochiko家の庭先
オナガが飛んできて、用心深い野鳥だから
すぐに飛び去ってしまったけど
このシジュウカラは、しばらく遊んで行ってくれた。

プルーンの木に刺した果物効果かなと思ったけど
残念ながらシジュウカラの食料は
「種子」「木の実」「昆虫」「クモ」なんだってね~~
どうりで地面にチョンチョンしてると思った。

それでも、ここんとこ家族が病気になったりで
なんだか忙しくてガサガサした気分の時もあったけど
ようやくチビ太も月曜日から保育園へと
感染した息子も明日から会社復帰となる。

そんななか、目前に迫った年金と農業の合算申告の準備に追われて
キチンと整理しておかなかったもんだから
夜は眠くてダウン寸前だったので
朝早くに起きて少しずつ進めて行った。

それもなんとか先が見えてきたかなあ~
そんな矢先に見つけたシジュウカラ…もうすぐ春か
いやいや雪国の2月は侮れないけど
さすがにドカ雪って事はないだろうと
庭のフキノトウが顔を出し始めた。

 

 

 

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家の周りの野鳥たち! チゴハヤブサ

2017-07-28 23:39:47 | 野鳥

ちょっと前の事になるのだけど、電線に見慣れない野鳥発見!!
カラスではなし、かといってムクドリの類でもなく
鳩くらいの大きさの野鳥で、目を凝らしてみれば
嘴がゴツイ…あれは、猛禽類ではなかろうかと
野鳥に無知な私にでもすぐに分かった。

電線に止まって距離があるので明白には撮れなかった(;・∀・)

しかし、猛禽類と言ってもそんなに詳しいわけでもなく
強いて言えば、この辺りでよく見かけるのはトンビくらいか?
こぢんまりとしたところを見れば、トンビでもなく
かと言って鷹でもない…としるとどんな猛禽類か?

撮った写真の画像で検索をしてみれば
どうやらハヤブサのようで
それも小さめなところからチゴハヤブサではなかろうかとの結論に達した。

チゴハヤブサは稚児ハヤブサと言い
ハヤブサよりも小さいのが和名の由来のようだ。
毎年4月の終わりから5月の初め頃、越冬地であるインド北部や中国南部から繁殖のため
北海道と東北北部にやってくるらしい。

猛禽類特有のごっつい鋭い爪

でも、意外とクルクルお目目で可愛らしい。

9月末~10月中旬の渡り期になると、各地で観察され
成鳥は、すね毛と下腹が赤茶色であることが大きな特徴があるようだ。
額から頭部、体上面は濃い青灰色で、頬から体下面は白く
胸以下には黒く明瞭な縦の斑がある。
雌雄同色だが、オスはメスよりも小さく、体の下面がより白い。
ーサイトより抜粋ー

姿形はハヤブサに似るが、識別のポイントは下腹の赤茶色で
若鳥では、この赤茶色はないが、胴が細く閉じた翼の先が尾の先を超える。
飛翔形はハヤブサよりスマートで、アカツバメに似ている…とあった。

東北では主に寺や神社で繁殖する場合が多く
カラスは利口な鳥だから、外敵の少ない寺や神社のスギの大木などに巣をつくるのだが
チゴハヤブサは、自分では巣をつくらず、そのカラスの古巣をリサイクルする場合が多いらしい。
時には、まだカラスが使っている巣を乗っ取る場合もあるという。

今まで見た事もなかったチゴハヤブサ。
あれから見かける事はなくなったけど、あの神社の杉の木が鬱蒼としているところに
カラスの巣とかを乗っ取って生活しているのだろうか。
思いがけずに遭遇することが出来たチゴハヤブサ。
小ぶりながらも、なかなか精悍でかっこ良かった。

 

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そしてツグミは途方にくれる…。

2017-03-17 22:41:46 | 野鳥

猪苗代湖に飛来していた白鳥たちも
そろそろ北帰行の季節となり
今年は一度も見に行けなかったことが悔やまれる。


我が家の庭でも、名残り雪の舞う頃
なかなか春になり切れなくて
雪が降ったかと思うと、また春っぽくなってみたり
そんな庭先の枝の梢に刺したリンゴにツグミちゃん。

いつもならヒヨドリに食べられてしまうとこなのだけど
ヒヨドリの目を盗むかのように、ヒヨドリの来ない時間を狙ってか
早朝に一羽のこぢんまりとした野鳥。

ムクドリにも似ているけどちょっと違うツグミちゃん。

小首をかしげる仕草が可愛い。

個性的な模様が美しく、スズメ目ツグミ科ツグミ属に分類される冬鳥で
全長24cm…だからスズメよりはちょっと大柄!
日本には全国に冬鳥として渡来しているので、どこでも見られるかもしれない。

10月ごろ、シベリアから大群で渡ってくるけど
日本へ着くと群れを解いて、田畑や低い山の林に散らばって生息するようだ。
そして、3月なかばごろになると再び群れて北へ帰っていくツグミちゃん。

胸を張って木の枝にとまり、地面におりては枯葉の下の虫をさがし
古くは跳馬と呼ばれていたが、地面をはねるようにとんでエサをとる格好からのネーミングで
冬鳥なので日本では鳴く声は聞かれないそうで
冬には口をつぐんでいる、それでツグミと呼ばれるようになったというお話。

かつては、かすみ網でツグミを捕獲し食用にしていた時期もあったようだが
現在は捕獲は全面禁止となっている。

そんなツグミちゃんも、北へ帰って行く季節になり
本人…本鳥も、いつにしようかなんて胸算用があったに違いないけど
そんな思いも裏腹に…降った今朝の雪に途方に暮れているように見えたツグミ。

時ならぬ雪に戸惑うクロッカス

そして、北帰行…どうしたもんかと思案顔のツグミちゃん。

奇しくも今日は春彼岸の入口…暑さ寒さも彼岸までって
この地もツグミちゃんが帰った後に、本格的な春の訪れになるのかもしれない。

 

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電線のカワラヒワ

2017-03-01 22:22:56 | 野鳥

なんとなくホッとした昼下がり、退院したばかりのまる子をおぶって
家の周りを散歩がてらに、のんびりと歩いた。
病院では超我儘だったまる子も次第に落ち着いてきたようで
ねんねこから手を出して、あっちこっち指を指しては
何やらごにょごにょ話しているのを
たいして理解出来てはいないのだけど
適当に相槌を打つと喜んでいる…微笑ましい光景っちゃ光景なのだが。

まだ雪深い会津…。

見上げれば青空!! 風は冷たいものの…それでも気持ちがいい。

電線には数羽のカワラヒワ。

お仏壇にお供えしたリンゴ、もっと早くに食べればよかったと思いながら
捨てるのもどうかと庭のプルーンの枝に半分に切ってザクッと刺して
何か野鳥が来ないか…そういう事も楽しみにしているのだけど
残念ながら啄みに来るのはヒヨドリだけで
ヒヨドリが来ると、他の小さな野鳥は近づいて来れないみたい。

っていうか、カワラヒワの主食は雑草の種で
プルーンの木に刺さったリンゴに見向きするのは
ヒヨドリくらいなものなんだよね。

カワラヒワは雀くらいの大きさの野鳥で、かなり警戒心が強い。
だから、いつも遠く見かけるのだけど近づくとすぐに飛び去ってしまって
思いっきり望遠を効かせて、雑草の種を啄んでいる姿を撮るくらいしか出来なかった。

そんなカワラヒワはいつも厳つい顔の野鳥だと思っていたけど
頭上の電線に3~4羽のカワラヒワ…カメラのレンズ越しに
よっくと見れば思ったよりも可愛い。

電線だけど、遠く雑草の種を啄んでいる距離よりはずっと近く
思わずカメラを構え…何枚か写真に撮る。
高さのある所にいると危機感を感じないようで
逃げる様子も見受けられない。

鴨とかアオサギとか、よくいる野鳥全般にそうかもしれないけど
体が丸っと見えると警戒するけど、車の中から姿が見えないと
けっこう近くに寄っても気が付かないことが多い(笑)

カワラヒワはスズメ目アトリ科カワラヒワ属の留鳥・漂鳥で
スズメとよく似ているため間違えられやすいが翼に黄色い帯があるので目立つ。
いつもは地味でも飛べば艶やか黄色が映える野鳥で
食べ物は雑草などの種を食べる。

日本では北海道から九州までの低山地・平地で繁殖する他、小笠原諸島にも分布して
巣は林ばかりではなく、街路樹、庭木などにも作られているようだ。
北海道以北で繁殖するものが、関東地方以西には冬鳥として渡来し
繁殖後は草地の広い、河原でみられることが多いので、この名がついたようだ。
ーサイトより抜粋ー

ともあれ、下から撮られているのに気が付いているのかいないのか
電線に止まって思い思いの格好で羽づくろいしてみたり
別な場所に飛び立った…と思うとまた戻って来たり
何とも可愛らしい。

厳ついと思っていた顔さえ、つぶらな瞳に白っぽい大き目な嘴と
翼の黄色味を帯びたウグイス色とでもいうのかしらん。
魚尾というのか、普通の野鳥とはちょっと違ってラブリー♪

 

 

 

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いつか飛び立つ日の為に!!

2016-12-21 22:49:54 | 野鳥

その鴨を見たのは、確か春の終わりころだっただろうか。
ジッとうずくまって身動きひとつせずに
まるで剥製の鴨でもあるかのように…ひょっとして死んでる?
とも思えたけど、どうやらその心配はなさそうだが
片翼がダラリと垂れ下がったままだった。

いつのまにか姿を消してしまっていたので
きっと生きてはいないだろうと思っていた。

その後、季節は夏!

何気に見かけたあの鴨
片翼を怪我して瀕死だったように思えていたが
思いがけなくも、また出会うことが出来た。
しかし、その片翼は無残にも人間が手を捩じ上げられたような形で
あれじゃ飛ぶことは一生出来まいと感じた。

生き長らえたとしても、川の浅瀬を這いつくばって
なにがしかの餌を求めての一生に違いないだろうと
可哀想だけど仕方のないことで、まあ 長生きは出来ないだろうとも思っていた。

あれからしばらくあの鴨を目にすることもなく月日が過ぎて
つい先日にまた見かける事が出来た。

片翼を捩じ上げられたような姿をしていた鴨が
小春日和の…これから寒さが厳しくなる頃なのに
水温むかと思われるような暖かい日の中
まるで日向ぼっこを楽しむかのように
翼を縮めたり広げたり…捩じ上げられたような片翼は
なんとか元の位置まで戻ってはいたけど
まだダランとした感は免れなかった。

それでも、一生懸命に動かして
きっと明日…きっといつか、あの大空へと飛び立つためにと
それが生きて居る証でもあるかのように!
ダラリと下がった翼を動かしている。

ある時は空を見上げて屋根に止まる白鷺を眺めて
またある時は電線に群がる雀たちを凝視して
水に浮かびながら、何度も何度も翼を広げている鴨に
生きる事、生き延びる事に必死に向かい合う野生の強さを感じた。

 


追記

その後のまる子の経過は、熱は出なくなったものの
まだ咳は続いて、一時期よりは少なくはなったけど
まだ完治までには程遠い様で
それだけ、あのRSウィルスは凶悪だって事!

2歳児までの幼児は重症化するってホントだったようだ。

体が辛いのか、おんぶしてもらうのが一番楽だとみえて
いつもおんぶか抱っこじゃないと愚図って
私やよっちゃん以外は大泣きする。
いわゆるすっかりのヒッツキ虫と化し
一日中おんぶするには、かなり腰や肩にズッシリとくる。

それでも、ようやく最近は笑顔が出るようになり
咳も少しずつ減って来て、じいじでも一緒に散歩したりおんぶしたり
サクぼんを保育園へお迎えに行く時には、泣かないでじいじとお留守番できるようにもなった。

焦らずにゆっくりと完治を目指して頑張って行こうと思う。

 

ということで、今回もコメント欄は閉じさせていただいています。

 

 

 

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