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あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

一足先に…春を感じて♪

2010-01-30 22:05:14 | 日々雑事
今日は何だかパッとしない天気で、時々雨になったり霙だったり
雪などもチラつく寒さぶり返しのような一日だった。
大騒ぎして…すっかりつぶれてしまった孫太郎の大人しい合間に
先日買ってきた見切り品の蕗の薹と福寿草の寄せ植えなのだが
せっかくの福寿草が蕗の薹に負けてしまいそうで気になっていた。



元々我が家の庭先には、昔ばぁちゃんが好きで植えておいた福寿草があって
毎年春先になると、春を知らせるかのごとく次々と黄色い花を咲かせていたものだった。
ばぁちゃんが倒れてしまって…いつからか少しずつ少なくなって
終いにはすっかりと姿を消してしまった春を告げる花福寿草。



見切り品で買った福寿草だけど、増えたら良いな…と
新聞紙を敷いて、蕗の薹と福寿草の分割作業に費やした孫太郎のお昼寝タイム。



しっかり二つの鉢に分けられたけど…どうかなぁ~
蕗の薹は丈夫だから、根付いてくれるとは思うのだが
福寿草はデリケートそうな感じがして…上手く根付いてくれると良いのだが。



そういえば、雪の降る前にフライングしちゃった庭先の蕗の薹はどうなったか?と
長靴を履いて庭先を見れば、ちょうど風も当たらない西日が射す場所は
すっかり雪も解けて、白い蕗の薹の花がチラホラと…。





カゴを持って、開ききってしまったものはそのままにして
まだツボミのものを幾つか収穫することができ
さっそく、一足お先に春を味わおうかと…蕗の薹味噌を作った。



本当は夫の好きな天ぷらにしてあげたかったのだが
この数じゃ息子と三人で絶対数足りなく
ジャンケンでもしなきゃ口に入らないかも(笑)





茹でると独特の香りがキッチンを漂い
アクを抜いて細かく刻んで出来あがった蕗の薹味噌は
外ではチラチラ雪の降る中で、家の中では温かご飯に乗っけて
美味しいものを食べる幸せと、春を待ちこがれる思いが交差する一瞬かな^^

ナンチャッテ、若い時は苦手だった蕗の薹なのに
年とともに美味しく感じられるなんて…不思議だよね。


という事で、分割した福寿草から花のUP♪


花言葉は「幸福」「幸せを招く」「永久の幸福」「回想」「思い出」「悲しき思い出」など。




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ラブリーな一日♪

2010-01-28 11:53:00 | 日々雑事
今日はあいにくの雨っぷりで
昨日の晴れ間とあの夕焼けはなんだったんだ?って思うくらい
肌寒いような日となってしまった。
三寒四温とはよく言ったもので、少しずつ暖かい日が多くなってくるのかな。
でも雪国会津は、まだまだ四寒三温ってとこかなぁ~(~_~;)

昨日の水曜日はばぁちゃんのディサービスで
そして孫太郎はお休み…夫は夜勤のために爆睡中。
久々に自分だけの時間が、ちょびっとだけど出来た!


素晴らしい日の出に…キッチンの窓から。

朝から天気は良く、何処かプチドライブへでも出掛けたい気分だが
孫太郎の使ったバスタオルだとか、ばぁちゃんのシーツだとか
大きいものの洗濯はこういう時じゃないとね~

ゆっくりと家事を済ませて、細々とした買物に出掛けることにした。

残り少なくなったレターセットは、いつもよりちょっと遠い文房具屋さんへと
気持ち可愛めなのを2種類ほど買い、となりの本屋さんで立ち読みをして
以前から気になっていた本をも見つける事が出来た。


レターセットとか可愛い文具を見てると、あっという間に時間が経ってしまう。

それから郵便局へと手紙用に東北の桜をあしらった記念切手を買い
いつものスーパー近くのスタンドで給油と洗車をお願いし
ゆっくりと夕食の食材と、思い切って自分用のTシャツなんかもGet!
ってもスーパー内の衣料品屋さんだからタカが知れてるけど
しかも特売品だし(笑) でもちょっと嬉しい。


街外れのスーパーの屋上から一枚。

夕食の買い物が済んだ頃には洗車も出来ていて
ピッカピカの車に乗るのは気持ちいいもんだねぇ~♪

それからそれから…いつもの園芸ショップで見切り品植物を探したり
そうそう100円ショップなんかも覗いてみたいな…なんて
思っていたのだけ、悲しいかな長年の習性ってもんは容易には変わらないもんで
いつも12時にはばぁちゃんのお昼ご飯なので、いないと思っていても
時間も1時をすでに回ってくると、なんだか気が急いて来る。

まったく…ばぁちゃんの帰る時間に間に合うように帰れば良いものなのに…。


自分にご褒美のスイーツ…今回は値引き品じゃない~♪なんて
威張ってどーする(笑)


それでも随分ゆっくりとでき、家に帰ってからお昼寝なんかも出来たた。
いつも忙しいだとか、時間がもっとあればいいだとか思っているけど
忙しいからこそ、たまのゆっくりタイムが貴重だったり
いつもこんなだったら、余計なお金を使っちゃったり
頭ん中空っぽで早くボケてしまいそうな気がする。

ほら、よく耳にするけど、世の中良い事ばっかりなんてないんだと
辛い事とか嫌な事とかがあるからこそ、たまにの良い事が光るんだって
ホントだなぁ~と思う。

毎日が楽しい事ばっかりだったら、それが本当に楽しいのかが分らなくなる。
やっぱり生活にはメリハリがなきゃダメなのかもしんないね^^
なもんで、園芸ショップで見切り品探しと100円ショップは次回の楽しみかな。
ショボイ一日の過ごし方だったけど、これでまたパワー満タン♪


という事で、昨日の夕焼け空をUP♪








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日本犬は冬景色が似合うなぁ。

2010-01-26 22:54:40 | ペット
ここんとこ思いがけず晴れの日が続いているので、昼間の道路だけはポンポン道で
ポンポン道って…乾いた道だって事なのだが、昔子供のころ言ってたような気がして
傍にいる息子に聞いたらそんな言葉は見た事も聞いた事も食べた事もないと!

ポンポン道で検索をしてみたけど、お腹のポンポンだとか
ポンポン山だとか…どうも気に入った結果が出てこない
方言なのかそうじゃないのか独自語なのか…とにかくポンポン道。


風景と言えば、やっぱり磐梯山♪

と、まぁ 車の通りの多い道路だけは、乾いた状態になったってことで
相変わらず見渡す限りの田んぼと農道は、雪に覆われている。
それでも随分と昼間の時間が長くなったものだと、時おりのヒメの散歩で気付く。

夕方少し前…5時になるとばぁちゃんタイムが始まる前の4時くらい。
以前だったらすでに夜のとばりが落ちていた時間だったのに
天気さえよければ5時ころまで明るくなったのは嬉しい。
こんな雪景色でも、季節はゆっくりと春に向かって歩き出しているのだなぁ。


いつもの場所にいつもの夫婦トンビ。


白い田んぼに白いコサギじゃ、見分けがつかないかも。

たまに夫の仕事と孫太郎が来てる日にぶつかると
ヒメ様の夕方のお散歩は取りやめとなり
外に出るのが心苦しい…ヒメ様のお散歩なの?お散歩なの♪って
キラキラ光る眼差しで見つめられるのがつらい。


お散歩に行かないの? お散歩行きたい

なるべく視線を合わせないように、ごめんな~ヒメ。
明日の朝は早くからゆっくりと散歩へ行こうな…
夕方に孫太郎を連れて歩くわけにもいかないし
ってか、昼間だって孫太郎連れじゃ散歩は無理なんだよ…と心の中で言い訳しつつ。


雪原の夕陽を逆光に…


横顔に凛々しさが漂うヒメ様。

その代わりに夕方のお散歩が出来る時には
雪の融けかけた農道を長靴をはいた私と、軽々とした足取りのヒメ様。
遠く磐梯山や波打つように融け始めた田んぼの雪に
青空と白い雲と…西に傾きかけた太陽は
以前から比べると、かなり南側へと移動しているのに気付く。


田んぼに積もった雪が、不思議と凪いだ海を彷彿させるような気がする。

まだまだ雪や寒い日に逆戻りするだろうけど
きっと 雪の下のまたその下の土の奥深く…
春は自分の出番を虎視眈々と狙ってるのが見え隠れしているようだ。


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新米ばぁ へこたれる。

2010-01-24 22:24:36 | ひとりごと
孫太郎のツボは何処にあるのだろう。

やっと2年前の今日に生まれた孫太郎。
たかだか2歳のクセに、なかなかの小悪魔ぶりを発揮して
つい、この間までは私をとみると攻撃していた。

頭を叩く、蹴る、頭突きを喰らわす。
そういう事しちゃダメ!だと、私も負けずに応戦して
お尻をペンペン!!と、そしてますます嫌われていった…。
お食事用のイスなんかも、出してあげようとすると断られて
いつも新米じいの膝で一緒にチラシを見たり絵本を読んだりしていた。


近所の柿の木には雀が群れて、近づくと蜘蛛の子を散らすように飛び立っていく。

こういうのって、一時的なものだと思うが…けっこうへこたれるもので
食事させるのは、おむつを取り替えるのは、いったい何処のドナタ様がやってるんだ!と
言ってやりたいけど言っても分んねだべなぁ~ 寂しさを通り越して悲しい。

とにかく ばぁ嫌いオーラを出しまくる。

じいに懐いて楽だと思ってたのはわずかな時で、私にもくっ付いてくれ!と
娘に話すと、旦那さんのとこはじいばぁ揃って、私と同じ憂き目にあってるとか。
いったい何が気に入らないのか、もう孫太郎の子守りはしたくないと
思わずポロリと涙がこぼれる。

そんな日が続いたある日。

私とお昼寝を嫌がる孫太郎を押さえつけ、昔話を幾つか話して寝せつけた後の事。
急に態度が一転して、むかちむかち…と昔話をせがまれれる。
思いつく限りの昔話を聞かせるけど、それでも足りないと孫太郎。
飽くなき昔話を追及する…終いにはデタラメ昔話でその場を凌ぐ羽目に陥る。


そ~っと近づくと…いるわいるわ、部分的にだけど全体を見たら何百羽は大袈裟かな。

昔話と言うけれど、ちゃんと話そうと思っても
忘れてたり、別な話とごちゃ混ぜになってたり…
どうも完ぺきとは言い難く、こんな事なら日本むかし話のテレビを
シッカリと頭に入れておくべきだった…。

が、最初に話すのは不思議と桃太郎の昔話…なんでだろ^^;

っていうか、面倒くさくて最後まで話さずに
めでたしめでたしで無理やり終結させる私。
どんな話でも、昔々とめでたしめでたしが入ると昔話と思い込んで
これって、将来的にどうなんだろ? 違ったまま記憶にインプットされたまんま?
ちょっと責任を感じるけど…まぁ いいか(笑)

ともあれ、今度はばぁ大好きオーラがビシバシで
ヨダレまみれの口でチューを迫って、さすがの私もそのチューはご免こうむりたい。
お食事用のイスはばぁでなきゃだめだと、じいは余計な事をするなというように
せっかく出したイスを仕舞わせられる。


すっかりと柿の実を食べつくしてしまったというのに…まだ群れている。

今度はじいの番か…お膝でチラシ&絵本読みは一切なしで
お風呂に一緒に入るのでさえ大騒ぎの一幕となる。
私の膝で絵本を読む孫太郎を、少し悲しげな眼で見る新米じいの顔。

いったい、どこでスイッチが切り替わるのだろう。

切り替わったスイッチは、お風呂上がりの私のお腹に集中攻撃で
まるで鏡餅のような私のお腹に頬ずりをして、両の手で嬉しそうにモミモミしまくる。
お腹フェチか孫太郎!!

あまりにべったりで…ちょっと前の、ばぁは嫌いオーラの時が懐かしかったり
最近の孫太郎はめちゃめちゃウザい!


最後の写真はメチャメチャ残ってる柿の木が!


同じ柿でも美味しいのと不味いのとあるんだろうか?
雀たちの視点はどこにあるのだろう…かなり不思議だ(+_+)



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ポイント券で電気ケトル♪

2010-01-22 23:18:14 | 日々雑事

今朝 危険物を捨てに行った時に見た風景。

大寒も過ぎて、そろそろ天気が崩れると天気予報に反して
昼間のうちは微妙に天気が良く、ちょっと調子狂うなぁ~と思っていたら
夜にはアイスバーンにうっすらと雪が…まるで猫の目のような一日だった。

以前から欲しかった電気ケトル。

わが家に電気の湯沸かしポットはあるのだけど、2㍑も入る大きいサイズ。
年中誰かがいてお茶のみをしたり、しょっちゅうお客様が来るとか
そんなんでなかったら、いつもたっぷりとお湯を沸かしているのは勿体ないと思っていた。

普段は孫太郎とばぁちゃんと私の3人…もしくは2人…最悪1人だし。
小さい電気ポットがあれば良いなぁ~と
私一人の時などは、せいぜいコーヒーを一杯か二杯だし。

先日とあるスーパーで発行しているポイント券で交換できる。
そんな展示会みたいなのがあって、何気に見ていたら見つけた!電気ケトル。
大きさも一㍑で、保温効果はないけど…それで充分かと思って
何ポイントで取り換えられるのか見てみたら、ポイント券8枚とあった。
それくらいなら充分に間に合うと、家に戻ってポイント券を持って
さっそく交換して来た。


ポイント何倍かのセールの時や価格が変わらないものなどは
くれるお店でと、チマチマと貯めて手に入れた電気ケトル~~♪


白くて丸いボディがキュートで可愛らしく、使ってみると安全だし便利だし…しかも省エネ。
中の水が沸騰すると自動的に電源OFFになり、沸騰してもハンドル部分は熱くならない。
スイッチを押すだけで、ケトル本体がコードレスだからどこでも移動可能だし
必要な時に必要な量だけ素早く沸かすので経済的で
その都度お湯を沸かすので、いつも新しい水でお湯ができる…などなど。

うふふ…取り説からの抜粋だけど(笑)

例えお客様が来たとしても、一㍑あったら何とか間に合うし
お茶の準備をしてるうちに沸いてしまう優れもの♪
まぁ 価格にしたら高額ではないのだが
ポイント券で交換したと思うと妙に嬉しかったりする。


今日の一枚 寒梅の花をUP♪
今年は咲かずじまいかと思われた鉢植え寒梅の花…たったひとつだけ。



庭上ていじょうの一寒梅いちかんばい 笑って風雪を侵おかして開く 
争あらそわず又力つとめず 自おのずから百花の魁さきがけを占しむ

【通 釈】庭先の一本の梅の木、寒梅とでも呼ぼうか
風に耐え、雪を忍び笑っているかの様に、平然と咲いている。
別に、争って、無理に一番咲きを競って努力したのでもなく、
自然にあらゆる花のさきがけとなったのである。
まことに謙虚な姿で、人間もこうありたいものだ。【新島襄】


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激安イワシで作った南蛮漬け♪

2010-01-20 22:43:07 | 食べ物 レシピなど
今朝の冷え込みは厳しかったが、そういう時って意外と昼間は暖かかったり
今日は大寒なのに…一年で一番寒い日のはずなんだけど
そんなふうには思えない春を思わせる様な日で
その分朝は放射冷却現象で、霧が深く木々には樹氷が出来ていた。

明日からはまた雪のマークが続くようで、会津の春はまだまだ遠いようだ。

先日の事、とあるスーパーで激安イワシを発見!!
半身分が32枚入って…ナント! 199円なり♪
まぁ 製造元とか考えたら妙に怪しげなのだけど…深くは考えまい!!
この不景気の中安い物大歓迎だし♪


ちゃんと捌いてあるので調理も簡単そ~~♪

最近のイワシって、大きさの割に意外と高い様な気がする。
なもんで、どうしてもサンマとかサバに目が向いてしまってたけど
イワシの栄養価ってハンパなく高い。
昔は肥料にされたり、メチャメチャ安いのがイワシだったんだけどね。

それを安さに負けて二袋も買ってしまった。

取りあえず一袋を…はてさて何を作ろうか?
いつものように生姜で煮るだけってのもどうかと
ツミレかフライか…と考えたが、思いついたのが作った事のない南蛮漬け。
南蛮漬けと言っても、いつも適当になので超簡単に…(^o^)b


イワシが揚がるまで、玉ねぎを南蛮酢に漬けておいた。

冷凍してあるイワシを自然解凍後水分を切り
フライパンに油を熱し、その間に南蛮酢を作る。
酢 200ccに対して 黒糖 大さじ1 蜂蜜 小さじ1 白だし 大さじ1.5
とあったが、無謀にも麺つゆと酢だけで誤魔化してしまった。
麺つゆって、何にでも使えて便利だねぇ~って、私だけか…


新聞紙を敷いて…けっこう油が跳ねる。

片栗粉をまぶして余分な片栗粉は払い落して油で揚げる。
最初っから半身になっているので、揚がりも早く音が変わったら
傍に置いた南蛮酢に漬けるだけ。


別にしておいた玉ねぎを乗っけて出来上がり♪
サクサクにシャキシャキ…玉ねぎが効いてて美味しかったぁ~(^^)v


32枚すべて南蛮漬けに…って、普段の食生活が分かってしまうような(笑)
お酒の肴にピッタリで、最初の一皿は夕食に完食。
残っても冷めても美味しい南蛮漬け、次の夜にも食べさせて
当分南蛮漬けは遠慮したいと夫と息子。

もう一袋あるんだけど? 今度は何か別なものを考えなきゃ…^^;


今日の一枚 まるで砂糖菓子のようになってしまったナナカマドの実をUP!





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猪苗代湖のしぶき氷

2010-01-17 22:02:29 | プチドライブ・地域の事
先日の事、ばぁちゃんも体調を取り戻しショートステイへと。
孫太郎も来ない…ぽっかりと空いた私の休日か。
朝食の後、見るとはなしに見ていたテレビで
なんと、猪苗代湖のしぶき氷が紹介されていた。

行くつもりはなかったのだが、せっかくの晴れ間と
天気予報士の天達さんの紹介で、どうしようかと迷いながらも
やっぱり 行ってしまった猪苗代湖に出来る『しぶき氷』

去年は暖冬のせいか、出来ずじまいだったしぶき氷。
冬も凍らない猪苗代湖の水は、風に吹かれて飛ばされて凍り
その氷はしぶきを浴び続け、どんどん育って、それを『しぶき氷』と呼んでいる。

家事を済ませて家を出たのは10時半。
そこから国道49号へと、平日とあって車の通りも少なく
ただ除雪車のせいか、野口記念館への車が多かったのか
だらだら運転で、思いがけなく時間がかかってしまった。

猪苗代湖を右手に、車はしぶき氷の案内板を右折して林道を走る事数分。
駐車場に着いたのは11時半くらいか…車を降りてしぶき氷の浜へと向かう事15分ほど。


思いがけず広い道でビックリ!

風はなくて、いつもなら林道を入ってしばらく歩くと
かすかに強風のうねりのような音が聞こえるのだが、耳鳴りのするほどの静けさに
時おり聞こえる野鳥の鳴き声は…あれは何の鳥なんだろうか。

いつもなら人の通りすがりがようやく出来るくらいの細い道なのだが
今年はテレビの取材があったからかどうか…意外と広い道が出来ていてビックリした。

ようやく着いたしぶき氷の場所では、すでに何人かのノンプロっぽいカメラマンが
三脚を立て一眼レフでポイントを狙って…そういう人の傍は、なかなか良い写真が取れる。
そこで、同じような場所を選んで写真を撮り始める。


去年は出来ずじまいだったしぶき氷だが、今年はかなり立派のが出来ていた。


以前来た時よりも風は少なかったが、かなり厳しい寒さに体が縮みあがる様な気がした。


まるでクラゲかのように、小さい氷の粒が数珠繋ぎのように垂れ下がっている。


晴れ間があれば、このスポットから磐梯山が望めたはずなのに…ちょっと残念!

滑って落っこちたらひとたまりもないな…思わず履いた長靴の中で指先に力が入る。
足場は悪く、ちょっと油断したら転んでしまいそうで…慎重に写真を撮り続けた。


三脚を立てて防寒着を身にまとった人影も絵になるなぁ…。


見上げるほどのしぶき氷。


遥か彼方に日差しが…天使の階段がうっすらと見え、湖面にキラメキが!

やっぱり 私と同じようにテレビを見て来た人もいて
女性何人かのグループが、天達さんがどうのこうのって、この辺だよね、とか
この氷を触ったのかな~だとかキャッキャ♪と、携帯で写メを撮っていた。

やっぱり 考える事はみな同じなのかと…思わず苦笑。


小さな木の実さえも、厚い氷に閉ざされている。


こんな細い枝先までも凍て付いてしまって…。


帰りは来た道と別のコースを…また違った景色を見る事が出来た。


打ちつけられた波が固まり、まるで蓮の葉のように見える。
これを蓮の葉氷という。


思いがけず、何度も来ている人と話をする事が出来て
今日は天気が良いので磐梯山が見えるかと思ったけど残念だなぁ~と
本当だったら、しぶきはもっと奥の雑木林の辺りまで来るはずなんだが
暖冬だから仕方がないのか…時期をずらしてまた来てみる事にする…と。

私は次の機会は考えられずに、思いつく場所を手当たり次第写真に収めた。


厳寒のなか、セキレイ?だろうか…浪間に漂う氷の塊を飛び回っていた。

厳しい寒さの中で凍りついた木々は、ジッと春が来るのを待っているのだろうか。
それにしてはあまりにも厳しい環境で、同じ方向からの風雪に
木々の片方にだけ雪が凍り付いている景色は痛々しい気がした。



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我が地区の歳の神

2010-01-15 22:59:53 | プチドライブ・地域の事
「歳の神(さいのかみ)」とは、去年飾った正月飾りを藁とともに燃やし
無病息災を祈願する会津地方に伝わる伝統行事で
この歳の神の火に当たると風邪を引かない、腹痛を起こさないとして、
体の前後をあぶり…また、その火で餅やするめを焼いて食べたりする。


今朝ヒメの散歩の時に撮った点火前の歳の神

今日は小正月とあり、女の正月とされているけど
いつもと同じような日を過ごしてしまい…ちっとも小正月の恩恵を感じなかったが
この日は我が地区でも歳の神が行われて、夕食後ちょっと覗いて来た。
先日の日曜日に子供会が各家庭を回り、正月飾りと藁や若竹を集めて作ったものだ。
 
正月飾りを集める日は前以て連絡はあるのだが
どうも、家庭に子供会に入っているくらいの子供がいないと
つい忘れてしまって…昔のように一軒一軒声をかけて集めるって事はしなくなったようで
慌てて正月飾りや去年の起き上りこぼし、しめ縄などを持って行き
出来上がった所に潜り込ませてきたのだが、けっこうそういう家はあるようで
当日にはゴミ収集所みたいになっていたのが笑える。

ともあれ、点火は7時だと言うので、7時ちょっと過ぎに出掛けてみる事にした。


すでにかなりの人が集まり始めていた。


てんでに餅やするめを持って、続々と人が集まって来る。


唯一見た超小柄なおばぁちゃん♪

雪も降らずに寒さは厳しいものの、数多くの人が手に手に餅やするめを
長い竿に針金で焼き網をくっ付けて、そこに餅やするめを乗っけて
おき火になったような場所に置いて焼いている。


こんなふうに焼き網を使ってお餅を焼いている。

ぼうぼう燃えているところだと
焼きあがらないうちに表面が真っ黒になってしまうからだ。

あちらこちらに塊りが出来て話が弾んでいる。

新年の挨拶だとか、日常の悲喜交々の話…周りを走り回る子供達と
こうしてみると、けっこう我が地区も人数がいるのだと
こういう時じゃないと実感できないんだよね。

ただ、だんだんとお年寄りの姿が少なくなって、新しい子供たちが増えていたり
世代交代なんだろうなぁ…元気そうなお年寄りの姿が少ないのは寂しいものだ。


と言う事で、燃え上がる歳の神UP!


いろんな災いを燃やしてくれたかな♪


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体重34キロの内訳は…。

2010-01-13 23:07:26 | 介護
先日ディサービスで測ってくれたばぁちゃんの体重は
測り間違いがなければ34キロだったと言う。

発病まえはゆうに60キロ近くあった体重が
長い寝たきり生活で随分と減ったものだと…。
確かに手足はやせ細り、背中も背骨が感じられるようになり
お腹は脂肪の為に遮られていた、動脈瘤が触れられるように…
まぁ この動脈瘤はサイレントらしいので心配はいらないと主治医の所見だが。


先日ヒメとの散歩時に見た景色。

自分の歯があり、入れ歯を外して顔が縮まない分
顔だけ出してたら、とてもそんな軽いようには見えないのだが
仰向けに寝てて肋骨が見える辺り、体重34キロは隠せないように思う。

この間ディサービスからから帰ってから、どうも咳っぽい。
熱はないし食欲もそれなりにあるのだけど、早めに風邪薬を飲ませて
気持ちおしっこの出も良くない様な…そんな心配をウツウツと過ごしていたが
突然にオムツに一杯の血尿に驚かされ、とにかく次のオムツタイムまで様子を見てみようと
だけど、やっぱり次もオムツ一杯の血尿が…。


枯れてしまったセイダカアワダチソウにも太陽の恵みが…。

さすがの私も焦り…だがそういう時に限って病院がお休みだったりする。
しかし!こういう時の為に主治医への緊急時連絡先がある。

電話をすると、すぐに主治医が…事の次第を話すと
たぶん膀胱炎ではないかとの所見で、今飲ませている風邪薬には抗生剤が入っているので
引き続き飲ませれば、すぐにおしっこはきれいになるはずです…と
本当に夜には透明なおしっこになっていた。
おしっこを連発してしまったが、このおしっここそお年寄りには重要な事で
健康のバロメーターと言っても過言ではない。


夕暮れになろうかと思う時間帯に太陽が二つになる。

そして次の日往診に来ていただき
薬ももう一日分くらい飲ませたら大丈夫…と言われてホッとした。

膀胱炎の症状  ポチっと!

ご老人を多く担当されている主治医は、こういう電話が休日だろうが夜だろうが
しょっちゅうあるんだろうなぁ~ ゆっくりと酒飲みなんかも出来ないのではないかと
以前主治医に言ってみた事があったが…事もなげに、大丈夫ですよ~ ちゃんと飲んでいますから
いつでも何かあったら電話してくださいと言ってくれた。

そう言われると、たいした事もないので電話した事が悪いような気がしていたのだが
大体の病状が分かれば、何となく安心できるような気がして
やっぱり電話をして聞いて見て良かったと、まぁゲンキンと言えばゲンキンなのだが…^^;

ともあれ、血尿事件は一件落着のようで
とかく水分は多めに摂取し、少しでも膀胱内の雑菌を流す事に専念。


厳しい寒さに凍ってしまったのか…触ればパリパリと崩れる茶色に枯れた椿

体重34キロ…すでに水分保有の容量が少なくなっている。
ちょっとした水分不足でも、すぐに症状に現れてしまうのか
なかなか 気が抜けないと思った。

体重の内訳は、頭の重さと手足の重さは全体重の約一割ずつだそうだ。
34キロから頭と手足分を差し引けば、残りは体本体が全体重の7割しか残ってなくて
多少の誤差があっても20数キロが本体で…確かに水分保有量は少なそうだ。
一食分でも水分不足だと、おしっこの量が少なくなり少なくなると…おしっこが濃くなり
雑菌に感染する可能性も高くなる…何だか頭の痛い話だ。



と言う事で、気持ち陰りを帯びた磐梯山をUP


ハッキリクッキリの磐梯山も良いけれど、こんな磐梯山も捨て難いなぁ…。

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今年も初市十日市

2010-01-11 23:07:56 | プチドライブ・地域の事
昨日は会津若松市の初市である十日市が行われた。
奇しくも成人式の日と重なり、市内の賑わいはかなりのものと思われた。
十日市の日は『十日市荒れ』と言われるくらい天気が悪いとされていたが
思いがけずに晴れの初市となった。

孫太郎が来たら、到底あの混雑する神明通りには行けないと
縁起物の起き上がりこぼし()や風車などは
市内のスーパーで買うしかないかと思っていたが
お休みの日となり、今年も一人で十日市へと
縁起物を求めて出向いて来た。

夫は準夜勤とあり、ばぁちゃんもいる事だし
お昼時間までは帰らなくちゃと、出掛けたのは10時半を少し回っていた。
まぁ 午前中だし、なんとか車を停められるだろうと
タカをくくっていた私の誤算…昨日は連休となり
早い時間からごった返しの、縁起物を求めての人、人、人…。





それでも何とか車を停める事が出来て、十日市の行われている神明通りへと
かなりの揉みくちゃ状態で…都会じゃこのくらいの人出は日常なんだろうなぁ
とても都会には住めそうにない私。

さっそく縁起物を求めて、人混みを縫うように…というか
押されるようにお店を見て歩いたが
食べ物屋さんの多い事多い事…昔も食べ物屋さんはあったが
今のように軒並みって事はなかった様な気がする。

縁起もののお店の他には、昔ながらの地場産業品や地元の農産物など
そうそう、唐辛子の量り売りなども懐かしいお店の一つだ。


地場産業である会津漆器


会津美里町の瀬戸物も有名だ。


地元産の農作物なども販売されている。

縁起物や地場産業の漆器や瀬戸物…日常品を初市に買い求めて
新しい年に使うのが常だったようだ。
また、夜の終わり時間近くになると投げ売りがあって
持ってけドロボウ!!とかの掛け声に人々が群がる…。
そうそう 値引き交渉も、なかなか楽しみなものであった。

随分昔の話になったしまったようだ…(苦笑)

ともあれ夫に頼まれた起き上がりこぼしと風車
そして去年のより少し大きいダルマを一軒のお店で求めて
大役は果たしたと、ブログ友のMayumiさんが今年もボランティアの方で出している
毎年市役所の前で焼き芋を売っているお店へと。


起き上りこぼしは、お盆の上で転がして、起き上がったものを買う。
その為に会津漆器のお盆が用意されている^^



買って来た起き上りこぼしと風車、そしてだるま。  
オマケに市飴をもらうが、あんまり好きじゃないんだよね~
なんと言うか…歯にねっぱる(粘る)



Mayumiさん旦那さん 寒い中お疲れ様でした^^ 
特に旦那さんの焼き芋を焼く姿が…あまりに似合って(笑)


むふふ♪…Mayumiさんの旦那さんが一生懸命に焼き芋を焼いている。
その後ろではMayumiさんが裏方さんとして忙しそうだった。
少し挨拶をして時刻を見れば11時半も過ぎて、急いで帰途へ着いた。

人混みの中を歩いたせいか、やっぱり疲れたようで
ばぁちゃんにお昼ご飯をあげたら、お昼寝タイムとなってしまった。
夕方にヒメ様を散歩へ連れて行く頃には、チラホラと雪が舞いはじめていた。


という事で、歩道側とは対照的な車道側の神明通りをUP!

 ここでクイズ! 
この神明通りは国道となっているので、十日市でも通行止めにはならないのだそうだ。
で、車道を写して見たのだが、何か違うような気がする…さて、それは…?












 道路の電柱と電線が見当たらない。 
市中心部の国道118号線は電線地中化されてたんですねぇ~~
えっ? そんなのどこにでもあるって? 大変失礼しました




コメント (36)
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