昨日(2/11)は、国民の祝日の “ 建国記念の日 ” だった。
今年は土曜日と重なり聊か憮然とされているお父さんも多いと思うけれど、この祝日の意味を正しく説明できる人は一体、斯くいう酔狂も然りだが、何人いるのだろうか?と思わなくもない。
それについて過日(2/4)の朝日の土曜紙 beの 「サザエさんをさがして」は、“ 国民の祝日 「名を捨て実を残す」制定 ” という記事を載せていた。
記事を簡記すれば、“ 47年12月に連合国軍総司令部・GHQが、日本の祝祭日は国家神道的色彩が強いと政府に改廃を求めたことに遡る ” のだそうだ。
曲折を経て 「国民の祝日に関する法律」が施行(48/7)されたが、“ 法案づくりに先立って総理庁は世論調査を行った ” のだそうだ。
結果、“ 最も支持を得たのは 「新年」(99.9%)、以下 「天皇誕生日」(86.7%)「建国記念日」(81.3%)と続いたが、衆参両院がまとめた九つの祝日案に 「建国記念日」や8位の 「新穀感謝日」はなかった ” とか。
それはGHQが、“ 過去の行き過ぎた国家主義と神道儀礼の国家行事的側面を否定 ”、ために “ 首を縦に振らなかった ” からだそう。
それがぞろ復活(66/12)したのは、明治6年に制定された 「紀元節」を懐古する懲りない連中の思い已み難きに由ったということのよう。
勿論、GHQはサフランシスコ講和条約の発効(52/4)とともに活動を停止していた。
紀元前660年の元旦の事らしいけど、新暦ではこの日(2/11)に 「初代天皇が即位したから祝え!」と言われてもねえ、えっ、有給休暇だからいいって、花より団子かァ・・・。 (Photo:<ガリラヤ湖>の遊覧船で)
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1260
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