ワシントンDC、緑も多く、圧するような高層ビルもないので開放的で明るい感じがします。
待望のナショナル・ギャラリーへ行ってきました。
本家?ロンドン・ナショナル・ギャラリーに、比して遜色なしという印象でした。
ここには、ヨーロッパ以外では一枚も見ることができないとされる、イタリア・ルネッサンスの巨人、レオナルド・ダ・ヴィンチの、「ジネブラ・デ・ベンチの肖像」がありました。
生涯に20作品ほどしか描かなかったダ・ヴィンチ。
その彼の二十歳過ぎの作品らしいのですが、若者らしい瑞々しさと限りない未来を予見させる作品でした。
ヨーロッパでは、「また、彼!」と思わさないでもない聖母子の画家ラファエロの「アルバの聖母」がありました。
ヨーロッパ以外で見るのは、いかにも新鮮です。
まあ、このふたりの作品だけとってしても、NYのメトロポリタン美術館が、「悔しいなあ」と言ったかどうかは定かでありませんが、「それに近い感情を持っていることは確かだろう」と、ペトロ は思う訳であります。
そして、カタリナ、オランダ絵画黄金期のこのふたり、レンブラント「自画像」などと、フェルメール「赤い帽子の女」などを堪能したようです。
イギリス絵画の大家ターナ(写真下)を前に、「ようけ見たな~」なんて阿呆なことを言っているうちに、「恥ずかしい!」と、連れは他人のように離れてしまい、印象派前後期の作品を前に、「どこでどの絵を見たのか?」混線し始めたお頭を振りつつ、美術館を後にしました。
とにもかくにも、明日は帰国です。
楽しく旅を続けられたことを感謝して 《旅の途中に》、これで現地からの投稿、エンドマークを打ちます。
誰かさん、「直ぐに稽古なの」と実に嬉しそうです。
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