ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

旅の途中に ‐ とにもかくにも

2010年10月21日 |  ∟アメリカの美術館

 ワシントンDC、緑も多く、圧するような高層ビルもないので開放的で明るい感じがします。

 待望のナショナル・ギャラリーへ行ってきました。
 
本家?ロンドン・ナショナル・ギャラリーに、比して遜色なしという印象でした。                                                                                               

                              

 

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 ここには、ヨーロッパ以外では一枚も見ることができないとされる、イタリア・ルネッサンスの巨人、レオナルド・ダ・ヴィンチの、「ジネブラ・デ・ベンチの肖像」がありました。

 生涯に20作品ほどしか描かなかったダ・ヴィンチ。
 
その彼の二十歳過ぎの作品らしいのですが、若者らしい瑞々しさと限りない未来を予見させる作品でした。

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 ヨーロッパでは、「また、彼」と思わさないでもない聖母子の画家ラファエロの「アルバの聖母」がありました。
 ヨーロッパ以外で見るのは、いかにも新鮮です。

 

 まあ、このふたりの作品だけとってしても、NYのメトロポリタン美術館が、「悔しいなあ」と言ったかどうかは定かでありませんが、「それに近い感情を持っていることは確かだろう」と、ペトロ は思う訳であります。

 

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 そして、カタリナ、オランダ絵画黄金期のこのふたり、レンブラント「自画像」などと、フェルメール「赤い帽子の女」などを堪能したようです。

 

 イギリス絵画の大家ターナ(写真下)を前に、「ようけ見たな~」なんて阿呆なことを言っているうちに、「恥ずかしい!と、連れは他人のように離れてしまい、印象派前後期の作品を前に、「どこでどの絵を見たのか?混線し始めたお頭を振りつつ、美術館を後にしました。

                             

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 とにもかくにも、明日は帰国です。

 楽しく旅を続けられたことを感謝して 《旅の途中に》、これで現地からの投稿、エンドマークを打ちます。

 

 誰かさん、「直ぐに稽古なの」と実に嬉しそうです。

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