今日(11/1)は、カトリック典礼暦の一年最後の月に祝う 「諸聖人」の祭日である。
この祭日、“ 主の再臨とキリストの輝かしい完成を思い起こさせる日 ” (パウロ会のHP)だという。
またそれは、“ 目に見えない世界に入ったすべての人との連帯を意識する日 ” でもあると。
そして、明日(11/2)は、カトリック典礼暦の 「死者の日」。
同HPは、“ 神に仕えて亡くなったすべての人を思い起こし、死者のための祈りを共にし、地上の 「生」を超えた命に私たちの心を開かせてくれる日 ” だと説く。
この日教会は、教会の共同墓地(墓碑)に司祭(神父)が出向き、死者のために祭祀を行い祈りを捧げる。
彼女 、余命を知った時、「共同墓碑に納めて」と言って譲らなかった。
遺る者に先々まで負担を残したくなかったのだろうが、ひょっとしたらふたりだけの墓に納まるのが嫌だったのかも・・・と、思ったりも。
今となれば知る由もなく、それこそ神のみぞ知るところだが。
参りたる墓は黙して語らざる (虚子)
彼女が逝って三年、直ぐにでも・・・と大騒ぎした僕(やつがれ)、未だに憂き世でもがいている。
暗い話になったが 「死者の月」ともされる霜月・11月、静かな雨で明けたが、紛争やテロ、災害や事件・事故などで愛する人を失った方が、心癒される月であって欲しいと思う。
ミケランジェロ(1475-1564 )の 「ピエタ」(サン・ピエトロ大聖堂)、聖母マリア、子を想う母の悲しみ。
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1206
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